融資型クラウドファンディングサービス(以下「ソーシャルレンディング」)の準備を進めてきた日本元気インベストメント株式会社(本社:神奈川県横浜市港北区新横浜、代表取締役:兼松誠司、第二種金融商品取引業登録番号:関東財務局長(金商)第3194号、 以下「当社」)は、2023年8月9日水曜日より営業を開始した事をお知らせします。
◆背景
日本の金融市場の課題の一つに、低リスクへのセクターに投資ポートフォリオが偏りすぎていることが挙げられます。結果として、日本国全体として投資による収益が低い水準に留まる一方、隠れた優良資金需要者に資金が循環していない状況もあります。その一つの要因として、投資の余力があったとしても銀行への預け入れを無意識で行っていく国民性だとも、また、全体として投資を中心とした金融リテラシーが低いことなどが指摘されています。
この課題認識を受け、大手ソーシャルレジンディング事業者に加え、銀行や証券、IT業界での経験を有するメンバーの参画により、「フィンテックで日本に元気を!そして日本から世界へ元気を!」をという経営理念の下で、経済発展に貢献する新しい総合金融プラットフォームの実現を目指す当社が設立されました。その後、第二種金融商品取引業登録の完了を経て、このたびのソーシャルレンディングの開業に至りました。
当社は、社会課題の解決に資するような融資案件を多様に、かつオープンに紹介していきます。これら紹介案件に対して、少額からでも出資できるような馴染みやすい投資環境の整備を目指して行きます。この過程により「眠っている」1,100兆円の現金・預金の一部を「起こして」投資に振り向けることで、経済の活性化に些かでも貢献していく考えです。ひいては、日本国全体の金融リテラシーの向上にも貢献が図れ、日本から経済の力で世界に元気を与えることを実現します。
なお本日より、ソーシャルレンディングでは日本で初めてとなる電子記録化した発注書を担保とする融資案件(事業)に出資する「日本元気インベストメント・電子記録債権担保型ファンド第1号」(募集金額:1,000万円)の募集を開始します。当該融資事業は、発注企業、納入企業、金融機関をインターネット上でつなぎ、受発注書(売掛債権)を電子記録債権化する技術を用いることで、これまでは難しかった金融機関による受発注時点からの担保融資を可能とするものです。ファンドの投資家への分配金の目標利回りは年率5.0%を予定します。本件を含む企業の新しい取組に対して、テクノロジーの活用により支援を行うとともに、投資商品としての高い利回りも目指していきます。詳しくは「日本元気インベストメント」サイト内のローンファンド一覧よりご覧下さい。
◆日本元気インベストメント・電子記録債権担保型ファンド第1号について
・募集開始日:2023年8月9日
・募集金額:1,000万円
・募集内容:匿名組合出資における営業者である日本元気キャピタル社(本社:神奈川県横浜市港北区新横浜、代表取締役:兼松誠司、貸金業登録番号:神奈川県知事(2)第05049号、以下「NGC」)が瀬沼木材社がファイントラスト社より受注しているマンション建設工事の発注書を担保に1,000万円を融資する事業へ出資するファンドとなります。資金使途は瀬沼木材社の運転資金となります。発注書はトランザックス社の「POファイナンス®︎(POファイナンス®︎はTranzax株式会社の商標登録されたサービスです)」のシステムを活用し電子記録債権化されます。
・目標利回り:6.0%
・出資方法:サイトより申し込み 詳細は下記URLよりご参照ください。
https://nippongenki.co.jp
◆今後の展開
当初は法人向けの電子記録債権を担保にした融資の資金需要と投資家を結ぶ形で営業を開始致しますが、今後は他にも社会的意義の高い資金需要と投資家とを結びつける為に新たな分野の開拓を積極的に行い、次世代のソーシャル金融プラットフォームの創出を目指してまいります。
さらには、サービス形態を多様化し、メタバースやブロックチェーン・AI等を活用した最先端フィンテック技術の業務への導入等も推進し顧客利便性の高い革新的な金融サービスの提供を追求してまいります。
◆日本元気インベストメント社のソーシャルレンディングへの“想い“
フィンテックの発展に伴いファイナンスのあり方が大きく変わっている変革期において、個人投資家が運用に求めるものも多様化してきております。単なる配当金額だけではなく、“共感する心”が満足度の一つ指標になっているように思います。当社は、ネット上で、共感する個人投資の資金力を持って、日本・世界の企業・プロジェクトへ“元気”を与えて行く、そんな“想い”を込めて新たなファイナンスの繋ぎ手としてソーシャルレンディング事業を展開してまいります。
◆融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは
ソーシャルレンディングとは、資産運用をしたい人(投資家=お客様)と、お金を借りたい企業(借り手)とをインターネットを介してつなぐサービスです。別名、融資型クラウドファンディングとも呼ばれるクラウドファンディングの一形態です。 クラウドファンディングでも馴染みが深いのは、新しく開発される商品やサービス等に先行して資金を投じるタイプのもので、あとからリターンとしてその商品やサービスを享受できる点に特徴があります。一方、融資型クラウドファンディングでは、関心がある事業に出資し、リターンとして利息を受領できることが特徴となります。投資家にとっては、銀行預金などに比べても高い利率のリターンも得られる可能性があるため、一つの投資のスタイルとしても定着しています。
◆日本元気インベストメント社のソーシャルレンディング
当社が運営する融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は当社の100%親会社となる元気フィンテックソリューション社の100%子会社となるNGCが実際の貸付業務を行います。当社はNGCから投資家の募集の依頼を受けることとなります。 投資家は当社に投資家登録の申請や、出資の申込を行うものの、実際に出資契約(匿名組合出資契約)を締結するのはNGCとなります。投資家が締結する契約は、NGCが実施する貸金業へ匿名組合出資を行う契約となります。
◆「POファイナンス®︎」について
発注企業、納入企業、金融機関をインターネット上でつなぎ、受発注書を電子記録債権化することにより、これまでは難しかった金融機関による受発注時点からの担保融資を可能としたサービスです。
※Tranzax社の図を基に当社で作成
※POファイナンス®︎は、Tranzax株式会社の商標登録されたサービスです。
【オープニング記念!新規登録キャンペーン開始!】
NGIソーシャルレンディングのサービス開始を記念して、2023年8月9日(水)より22日(火)の期間で新規登録キャンペーンを実施いたします。
本キャンペーンでは、期間内にNGIソーシャルレンディングに投資用口座をしていただいたお客様の中から抽選で100名の方に1,000円をプレゼントいたします。また、NGIソーシャルレンディングでは登録の際の本人確認にe-KYCを導入したことにより、ハガキの郵送が不要となり、最短15分で申込手続きが完了いたします。詳細は下記URLよりご参照ください。
https://nippongenki.co.jp/campaign/amazon-gift-card-giveaway
■代表取締役兼松誠司プロフィール:
奈良高校、神戸大学経済学部を卒業後、東京銀行に入行。その後、クレディ・スイス銀行、モルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス証券等にて機関投資家向けのデリバティブセールスを担当した。当社に加え、元気フィンテックソリューションズ株式会社、日本元気キャピタル株式会社の代表取締役に就任している。
■会社概要:
会社名:日本元気インベストメント株式会社
本社所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目17番地19号 AR新横浜ビルディング4F
代表者:代表取締役 兼松 誠司
資本金:5,000万円
事業内容:ソーシャルレンディング事業、その他コンサルティング事業
第二種金融商品取引業登録番号:関東財務局長(金商)第3194号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
会社ホームページ:https://nippongenki.co.jp
■手数料・リスク等の広告記載事項:
1. 当社が運営するソーシャルレンディングサービス(以下「本サービス」といいます。)では、会員登録及び匿名組合出資持分への投資を行うための専用口座の開設、管理及び出資に際しての手数料等はいただいておりません。
2. 本サービス上で募集されたファンド(匿名組合契約)に出資を希望し、当該匿名組合契約の営業者(以下「営業者」といいます。)と匿名組合契約を締結した後、当該匿名組合契約に基づく配当が行われる際に、営業者は当該匿名組合契約に定める営業者報酬をファンド財産から収受します。営業者報酬の具体的な利率・算定方法については当該ファンドに係る契約締結前交付書面等をよくお読みください。
3. 本サービスを利用されるお客様が当社の指定する口座に対し入金する際の振込手数料は、お客様のご負担となります。振込手数料はご利用の金融機関にご確認ください。分配金や償還された元本を出金する際の振込手数料もお客様のご負担となります。
4. 本サービスで募集するファンドの配当原資となる融資債権は、金融商品市場で取り引きされるものではないため市場価格はありません。なお、本サービスで募集するファンドの持分売却は制限されており、持分譲渡も相続又は合併等の場合に限られます。
5. お客様が営業者と締結する匿名組合契約は、金融商品取引法第37条の6に基づくクーリング・オフの規定の適用はありません。
6. 本サービスで取り扱うファンド(匿名組合契約)は、元本が保証されているものではなく、欠損が生じる可能性があります。各ファンドの条件及びリスクの内容や性質の詳細は、商品毎に異なりますので、当該ファンドに係る契約締結前交付書面等をよくお読みください。
本件に関するお問い合わせ先
日本元気インベストメント株式会社 広報担当:幅田
TEL:045-577-0396 MAIL:press@nippongenki.co.jp