アドビ、国内のマーケティング実態調査を発表。約9割(86%)の企業が生成AIを画像やテキストを含むコンテンツ作成に活用したい

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【2023年8月9日】

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、社長:クレア ダーレイ、以下 アドビ)は本日、「マーケティング実態調査」の結果を発表しました。本調査は、国内企業のマーケティングにおける生成AI導入の現状や、コロナ規制緩和後のマーケティング施策の変化を明らかにすることを目的に、アドビの顧客体験管理ソリューション「Adobe Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html)」を導入している国内企業のユーザーを含む経営層やマーケターを対象に実施したものです。

本調査結果から、約3割(30%)の企業が生成AIをマーケティング施策にすでに導入、もしくは活用に向けて準備を進めていることがわかりました。また、約9割(86%)の企業が生成AIを画像やテキストを含むコンテンツ作成に活用したいと考えていることが明らかになりました。

アドビが昨年行ったグローバルの調査によると、マーケティングならびにCX(顧客体験)リーダーの88%が、コンテンツ需要が過去2年間で少なくとも2倍になったと回答し、約3分の2近くが今後2年間での需要が5倍になると予想しています。この背景としてデジタルコンテンツの消費が増えていることが挙げられ、今後、マーケティング領域でのコンテンツ作成における生成AIの活用がさらに重要になることが予想されます。

マーケティング施策に生成AIを活用している企業は17%

生成AIの利用傾向は、調査回答者の17%が活用していると回答し(すでに活用している4%、試験的に一部で活用している13%)、活用に向けて社内で議論を進めている(12%)も合わせると約3割(30%)が積極的に採用に取り組んでいることがわかりました。アドビユーザーの回答者は非ユーザーと比較して、生成AIを活用しているとの回答が5ポイント高い割合(22%)でより積極的に生成AIの活用に取り組んでいることが判明しました。また、興味はあるが具体的な議論には至っていないと回答した人は全体で35%に上り、今後、マーケティングに生成AIを活用する企業が増える傾向を示しています。

マーケティング施策でのGenerative AI活用傾向マーケティング施策でのGenerative AI活用傾向

                       

コンテンツ作成に生成AIを活用したい企業は86%

マーケティング関連業務において想定される生成AI活用機会としては、画像(写真、イラスト)やテキスト(ビジネス文章、メールなど)を含むコンテンツ作成を考えている回答者が86%になりました(大量のコンテンツ制作32%、質の高いコンテンツ制作53% ※複数回答)。

マーケティング施策は、デジタルとリアル共に増加。オムニチャネルの重要性が高まっている

2023年のマーケティング施策は昨年対比で、デジタルとリアル共に増加していると回答した人は40%で、オムニチャネルの重要性が高まっている​ことがわかりました。一方で、オムニチャネル対応については7割以上(73%)が部分的な連携も含め対応しているものの(シームレスな連携を実現している10%、一部を除き概ね連携できている16%、部分的に連携できている47%)、7割以上(71%)が人的リソース(人数、能力)を課題と感じている​ことが判明しました。

デジタル施策とリアル施策の連携状況デジタル施策とリアル施策の連携状況

今回の調査結果を受け、アドビ株式会社 デジタルエクスペリエンス事業本部 ソリューションコンサルティング本部 マネージャー兼プロダクトエバンジェリスト 安西 敬介は、次のように述べています。「今回の調査から、国内においてもコンテンツ制作をはじめ、様々なマーケティング業務で生成AIの活用を視野に入れている企業が多いことがわかりました。アドビは、生成AIを活用したサービス「Adobe Sensei GenAI(https://www.adobe.com/sensei/generative-ai.html)」により、企業が、パーソナライゼーションの規模を拡大し、 Experience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長)を実現できるよう支援してまいります。」

■アドビと人工知能(AI)について

アドビは、AIを人間のクリエイティビティを拡張する副操縦士として、世界をより創造的で生産的、かつパーソナライズされたものにしています。過去数十年にわたり、Adobe Senseiを通じてAdobe Creative Cloud、Adobe Document Cloud、Adobe Experience Cloud全体で何百ものインテリジェントな機能を提供し、顧客のより効率的な制作、作業、コラボレーションを可能にしてきました。

クリエイティブなジェネレーティブAI「Adobe Firefly」は、さらなる精度、パワー、スピード、そして手軽さをアドビのワークフローに直接もたらします。これは、アドビ独自のAI機能であり、商業利用にも安全に使用可能な、プロ仕様の高品質なコンテンツを生成する独自のデータセットに基づいて開発されています。

Adobe Sensei GenAIサービスは、Adobe Experience Cloudのワークフローにおいて、よりスピードと生産性を提供することで、企業が顧客体験を提供する方法を再定義します。Adobe Sensei GenAIは、ブランドがあらゆる顧客接点においてテキストベースの体験を即座に生成または修正することを可能にして、さらにさまざまな大規模言語モデル(LLM)を活用することができます。これらのイノベーションは、Adobe Experience Platform(AEP)を基盤としており、顧客データとコンテンツを組織全体で1つの共通言語モデルの下に統合します。

アドビは、個人や企業といったあらゆる規模の事業に対して信頼できるパートナーであり、コンテンツやデータの透明性を確保するために、コンテンツクレデンシャル機能(デジタルコンテンツの成分表示ラベル)を軸として、顧客中心のアプローチとアドビのAI倫理原則に基づきあらゆるAI機能の開発および展開を行っています。

「2023マーケティング実態調査」概要

調査方法:インターネット調査

実施対象:2,328人(Adobe Experience Cloudメール配信可能対象者: 経営者、マーケター他)

有効回答数:2,328件

調査期間:2023年6月14日~30日

■「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud(https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud(https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html)では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html)は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei(https://www.adobe.com/jp/sensei.html)を活用しています。  

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。 
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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