株式会社Mithra、横浜国立大学と学内環境システムを共同開発し、教育機関におけるDX化を推進

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DXコンサルティング、アプリ/システム開発、マーケティング支援等をワンストップで提供する株式会社Mithra(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:工藤 大嗣)が、横浜国立大学と「学内情報をデータ化し、管理を行うプラットフォーム」の先駆けとなる学内環境システムを共同開発したことを発表いたします。(M-DXプロジェクトNo. 013)

■ 共同開発の経緯

横浜国立大学ではかねてより、研究の一環として学内の情報を取得し分析する様々な取り組みがなされておりました。しかしながら、それらの情報を如何に学内ユーザー(学生や教授等)に”見える化”し、学内の”DX化”を実現するか、という課題が存在していました。さらに、学内の事務作業の多くがいまだにDX化されていない状態で、非効率な作業が多数発生しておりました。

そこで、株式会社MithraはDX化に関わる独自のノウハウと技術面での支援を、横浜国立大学は研究で培った技術や情報を提供することで、”見える化”だけではなく”業務効率化”といった観点でも学内の総合的なDX化を進める方向で合意が成立。これらの背景を踏まえ、共同開発を進めることが決定いたしました。

■ 横浜国立大学内のデジタルプラットフォームの構築に向けた、本開発の目的

デジタルプラットフォーム構築の先駆けとして、まず学内の各教室における「情報の可視化」と「管理の仕組み」に着眼し、本システム開発を行いました。

横浜国立大学の各教室にはWi-Fiが設置されており、そこにWi-Fiセンシング技術と機械学習の仕組みを組み込みました。これにより、各教室の利用人数をリアルタイムで推測するシステムを構築し、アプリケーション上で確認できるようになりました。さらに、環境センサーを組み込み、分析することで、ユーザーは教室の情報を詳細に取得することが可能となりました。その結果、空き教室の確認が容易になり、食堂などの混雑状況も把握できるようになりました。コロナ禍においては、三密を回避する手段として活用され、重要な貢献を果たしました。

図) 教室の情報を出力するアプリケーション画面図) 教室の情報を出力するアプリケーション画面

また本プロジェクトでは、上記システムと連携する形で、各教室の使用状況を大学事務の方々が管理する教室管理システムも構築しました。これまで、教室の予約や利用状況を管理するには、様々な角度から情報を確認する必要があり、複数の紙媒体を用いての管理業務が課題となっておりました。

また、カレンダーアプリ等の既存のサービスではこれらを管理をすることが難しく、紙での管理からの移行ができない課題もありました。

本教室管理システム構築により、一元的なデータを様々な角度から確認することが可能となり、授業の予約処理や教室の使用状況の確認を容易にしたことで、日常的な業務効率化につながる結果が得られました。

株式会社Mithraはこれらのシステムをベースとし、他の学内情報や管理システムを構築、連携していくことで、横浜国立大学のさらなるDX化を加速してまいります。

■ 会社概要

【株式会社Mithra 概要】

会社名:株式会社Mithra

代表者:代表取締役社長兼CEO 工藤 大嗣

本社:〒105-0012 東京都港区芝大門1-6-11 Biz-ark 芝大門 3F

設立:2020年4月

事業内容:DXコンサルティング、アプリ/システム開発、クリエイティブ制作、マーケティング支援をワンストップで提供

ウェブサイト : https://mithra.jp

【お問い合わせ】

株式会社Mithra

広報担当:鈴木 晴裕

Email : info@mithra.jp

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