PIAZZA、1.2億円の資金調達を実施、累計調達総額4.8億円に、新たな株主を迎え、デジタルとリアルが融合した未来の街づくりを加速

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デジタルとリアルで人々が支え合える街をつくることに取り組む PIAZZA株式会社(代表取締役 CEO:矢野 晃平、以下当社、読みピアッツァ)は、この度、既存投資家である三井住友海上キャピタル株式会社から追加出資をいただいたことに加え、新規投資家として株式会社NCBベンチャーキャピタル、株式会社CARTA VENTURES、JR東日本スタートアップ株式会社にご参画いただき、1.2億円の資金調達を実施しました。累計調達総額は、4.8億円になります。調達した資金は、コミュニティの拡大や地域DXを推進し、私たちの目指す「支え合える街」の実現を加速するべく、人材採用やプロダクト開発に活用します。

■資金調達の背景

少子高齢化・暮らしの孤立化・都市化による生活様式の変化に伴い、地域コミュニティの希薄化が進んでいますが、住民にとって地域とのつながりは災害時・育児や介護など、暮らしを支える上で重要なネットワークになります。特に、親族が離れて暮らしている住民や地域とのつながりが希薄な住民が増加する現状においては、誰もがフラットに地域とのつながりを構築できる仕組みの整備が必要不可欠です。

このように街や地域の重要性・あり方・機能性などの見直しが求められる現代において、当社は、リアルなコミュニティ施設の企画・運営や地域コミュニティアプリ「ピアッザ」(以下ピアッザ)の開発・運営を通して、次世代の「人々が支え合える街づくり」を支援しています。現在全国57の自治体や、不動産デベロッパー・社会インフラを担う提携先と連携し、デジタルとリアルを融合させた地域活性に取り組んでいます。

街のデジタル空間である「ピアッザ」は、ローカル情報の交換を通じて住民同士のコミュニケーションをリアルタイムにつなぐオンライン地域コミュニティプラットフォームです。「ピアッザ」内では地域コミュニティの重要性を感じているユーザーが数多く見られ、アクティブユーザー(※)は前年同月に比べ308%増加しました。特にアプリ内の人気機能である、気軽に不用品のやりとりができる「お譲り」投稿数は222%増加するなどコミュニケーションも活発に行われています。※月1回以上アプリ・メール経由でコンテンツを閲覧した人数

(地域コミュニティの重要性を感じているユーザーが数多く、コミュニケーションが活発化)(地域コミュニティの重要性を感じているユーザーが数多く、コミュニケーションが活発化)

また、利用者同士で行われたインタラクション(譲り合いや質問への回答など)によってうまれた「人と人のつながり」の数は160万を超え、オンラインで新たな時代の「ご近所づきあい」が成立しています。

(「人と人のつながり」の数は160万を超え、オンラインで新たな時代の「ご近所づきあい」が成立)(「人と人のつながり」の数は160万を超え、オンラインで新たな時代の「ご近所づきあい」が成立)

加えて、地域住民向けに広告出稿ができるなどのローカルプロモーション事業による売上は180%増加(四半期ベースの前年比)、自治体との連携数は57と伸長しています。

(ローカルプロモーション事業による売上は180%増加、自治体との連携数は57と伸長)(ローカルプロモーション事業による売上は180%増加、自治体との連携数は57と伸長)

■今後について

現在は、安心かつ気軽な情報交換が可能な「ピアッザ」や、コミュニティー施設の運営・イベント企画などを通して、デジタルとリアル両輪の施策を実施しています。その中で、地域の人へ出逢いや繋がりのきっかけを提供し、情報を通じて人々が支え合う街をつくるためのコミュニケーションの基盤をつくっています。

それをもとに今後は、街のリソースをオープン化し“資産”を通じて支え合う街のプラットフォームを目指していきます。子育て・介護などちょっとした助けが必要な時の「スキル」シェア、使っていない「モノ」や「場所」の貸し借りなどを可能にすることで、街全体の更なる支え合い・活性化を図ります。その世界の実現のため、人材採用やプロダクト開発にも注力し、住民・自治体・企業などと連携しながら地域コミュニティプラットフォームを拡大していきます。

(街のリソースをオープン化し“資産”を通じて支え合う街のプラットフォームを目指す)(街のリソースをオープン化し“資産”を通じて支え合う街のプラットフォームを目指す)

■PIAZZA株式会社 代表取締役CEO 矢野 晃平コメント

地域コミュニティの構築の意義は、「街のリソースをオープン化」することにあると社内で定義しています。なぜなら人口減少、希薄化しつづける地縁、これらは現実的に起きており、今後の暮らしを支えるために必要だと考えているからです。

現在、情報やモノのオープン化に着手していますが、これからはスキル・お金などの事業展開も視野に入れており、街のリソースのオープン化に向け推進します。また、マネタイズが注視されるこの市場で実績も積み重なってきており、特に今年に入ってからは成長が加速しています。今回参画いただいた新規投資家の皆様及び、今も支えて下さっている既存投資家の皆様のバックアップを頂きながら、当社のValueの一つである「Community First」で社員一同邁進していきます。

■PIAZZA株式会社採用情報

セールス、エンジニア、コミュニティ企画マネジャーのほか、様々なポジションで採用を強化しております。カジュアル面談も随時受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

Welcome to PIAZZA
私たちのストーリー

■今回の資金調達について

引受先4社

株式会社NCBベンチャーキャピタル

株式会社CARTA VENTURES

JR東日本スタートアップ株式会社

三井住友海上キャピタル株式会社

[*敬称略、五十音順]

◼️PIAZZA株式会社について

グローバルで進む都市化とともに、希薄化する地域内でのコミュニケーションやその受け皿となるローカルコミュニティが減少しています。「高齢化社会」や「暮らしの孤立化」などと合わせ、これらを起因とする社会問題が現在多くの場面で顕在化しはじめています。PIAZZA株式会社は、地域の住民同士やそこで働くひとたちをつなぎ、ひとりひとりがより暮らしやすく、より活き活きとした暮らしを実現するために“人々が支え合える街をつくる”というミッションのもと、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」の開発・運営や、コミュニティ施設の企画・運営をしています。

【PIAZZA株式会社】

社名 : PIAZZA株式会社

所在地 : 東京都中央区日本橋茅場町1丁目10番8号 グリンヒルビル5階

代表者 : 代表取締役 矢野 晃平

設立日 : 2015年5月

ミッション : 人々が支え合える街を創る

事業内容 :

・デジタルコミュニティアプリの企画・運営

・エリアマネージメント

・ローカルマーケティング支援

・ローカルビジネス支援

企業情報 : https://www.about.piazza-life.com/about/company

矢野 晃平 代表取締役 CEO

千葉県生まれ。幼少期をオランダで過ごし、中学生で渡米。海外生活の中で「街並みの美学」という本に出会い、はじめて「PIAZZA(ピアッザ)」=イタリアの広場という空間概念に出会う。これを機に都市設計の道を志す。カナダMcGill大学土木工学部設計科を卒業。専門は構造力学並びに都市設計。帰国後、日興シティグループ証券(現:SMBC日興証券)投資銀行本部に入社。その後、株式会社ネクソンの経営企画部へ。オンライン・コミュニティを軸としたゲーム事業に携わり、2015年5月PIAZZA株式会社を設立。土木工学・都市設計、金融、オンラインコミュニティ、そしてPIAZZAへ。生涯を通じて街づくりへの一貫した想いを抱き続けている。

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