【Qlipperランキング】新お笑い賞レース「THE SECOND」の位置づけは?ウェブニュースを「M-1」などと比較して分析

この記事は約7分で読めます。
株式会社トドオナダ(代表取締役社長 松本泰行)は、2023年5月に初開催された新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」に関するウェブニュースの分析を発表いたしました。3,000以上のWEBメディアをモニタリングできるPR効果測定サービス「Qlipper」(https://qlipper.jp/)のデータに基づいた調査結果です。
直近の「M-1グランプリ」・「キングオブコント」・「R-1グランプリ」・「THE W」と「THE SECOND」との間で、決勝戦前後の1ヶ月のウェブニュースを比較分析しました。
【お問い合わせ】https://qlipper.jp/contactus.html

2023年5月20日(土)に決勝戦が初開催された「THE SECOND~漫才トーナメント~」。結成16年以上のコンビが競う、新しいお笑い賞レースでした。
地上波テレビで決勝戦が放送される大きなお笑い賞レースは、すでに「M-1グランプリ」・「キングオブコント」・「R-1グランプリ」・「THE W」があります。それらの中で、今年初めて行われた「THE SECOND」はどう位置づけられるのでしょうか。
そこでこのレポートでは、上記大会の最新回と「THE SECOND」の出場者について、決勝戦の前および当日を含む大会後の各1ヶ月(30日)を範囲にウェブニュースを集計し、「THE SECOND」との比較を軸に分析しました。

■サマリー■

  • THE SECOND決勝出場者の記事数とPVは3位、記事ツイート数は5位。
  • 出場者別の数字では、上位の多くがM-1組の中でマシンガンズとギャロップが上位。
  • マシンガンズの数字がギャロップを上回る。
  • 決勝前後の数字を比べると、THE SECONDは決勝後の伸びが他大会に比べて大きい。これは初開催だったことが要因。
  • 記事数とPVの規模では、THE SECONDは1位M-1、2位キングオブコントを追う立ち位置。

▼お問い合わせまたはQlipperについてはこちらから
https://qlipper.jp/contactus.html
 

  • 記事数、PV、記事ツイート数での比較(決勝前後1ヶ月)

まずそれぞれの大会決勝の前後1ヶ月で出場者の名前を含むウェブニュースについて下記項目を集計し、大会ごとにまとめました。
・記事数
・仮想PV(Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字)
・記事ツイート数(記事のURLを含むツイートの数)

【順位】

【項目ごとのグラフ】

以下、項目ごとに見ていきます。
【記事数】
・決勝の前も後もM-1が最多。
・THE SECONDは、決勝の前も後もキングオブコントに次ぐ3位。合計でも3位。

【PV】
・決勝の前も後もM-1が最多。
・THE SECONDは、決勝の前も後も4位。合計では3位。

【記事ツイート数】
・決勝の前も後もM-1が最多。
・THE SECONDは決勝前に5位、決勝後は4位。合計では5位。

【大会後の出場者別順位】
各大会の決勝後1ヶ月の数値を、出場者別で算出しました(下記の表は10位まで)。
※ヨネダ2000はTHE WとM-1、ロングコートダディはKOCとM-1で個別に算出

・全体的に、ウエストランド、さや香、オズワルド、真空ジェシカらM-1出場者が多く上位。
・THE SECONDからはマシンガンズが記事数6位、PV4位。ギャロップが記事数8位、PV7位。審査順位は2位だったマシンガンズが優勝のギャロップを上回っています。

 

  • 決勝前後の比率で比較

今度は、各大会決勝の前後1ヶ月の数値の伸びを比べます。出場者の名前を含むウェブニュースについて、大会ごとに中央値を算出しました。

【順位】

・記事数でTHE SECONDは3位。ただし2位のキングオブコントとは僅差。
・PV数でTHE SECONDは2位。3位以下とは大差。
・記事ツイート数でTHE SECONDは1位。2位とは約4倍の差で突き抜けた増え方。

【項目別の比率】

 

【出場者別順位】
各大会の決勝前後1ヶ月の比率を、出場者別で算出しました(下記の表は10位まで)。
※ヨネダ2000はTHE WとM-1、ロングコートダディはKOCとM-1で別個に算出

・THE SECONDからはギャロップが記事数3位、PV4位、記事ツイート数1位の増加。マシンガンズは記事数6位、PV9位、記事ツイート数2位。
・記事ツイート数の伸びはTHE SECOND出場者が7位までを占めています。
 

 

  • まとめ

・記事数とPV数の規模においては、THE SECONDは1位のM-1、2位のキングオブコントを追う立ち位置。
・ただし決勝前の数字では、PVと記事ツイート数はより低めの位置でした。逆にこの2項目は決勝後の伸び率が大きくなっています。これは今回のTHE SECONDが初開催であるために、決勝までの期間は注目が集まりにくく、実際に決勝の放送を経て話題が増えていったことを示しています。

■調査概要
調査期間:下記大会の決勝戦前日まで、および当日を含む決勝戦後の各30日(Qlipperの記事確認日時)
「キングオブコント2022」2022年10月8日(土)
「THE W 2022」2022年12月10日(土)
「M-1グランプリ2022」2022年12月18日(日)
「R-1グランプリ2023」2023年3月4日(土)
「THE SECOND~漫才トーナメント~」2023年5月20日(土)
調査機関:自社調査
調査対象:上記大会決勝進出者の名前(コンビ・トリオはその名前)を含むウェブニュース記事
【KOC】
いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ
【THE W】
Aマッソ、エルフ、河邑ミク、さとなかほがらか、スパイク、TEAM BANANA、天才ピアニスト、にぼしいわし、フタリシズカかりこる、紅しょうが、ヨネダ2000、爛々
【M-1】
ウエストランド、オズワルド、カベポスター、キュウ、さや香、真空ジェシカ、ダイヤモンド、男性ブランコ、ヨネダ2000、ロングコートダディ
【R-1】
Yes!アキト、カベポスター 永見、こたけ正義感、コットン きょん、サツマカワRPG、田津原理音、寺田寛明、ラパルフェ 都留
【THE SECOND】
囲碁将棋、ギャロップ、金属バット、三四郎、スピードワゴン、超新塾、テンダラー、マシンガンズ
(敬称略)
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事がツイートされた数を集計。
※仮想PV:国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)

【株式会社トドオナダ】
https://todo-o-nada.com/
代表取締役社長:松本泰行
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
設立:2020年1月20日
資本金:580万円

■Qlipperについて
Qlipper(URL: https://qlipper.jp/)は、広報業務を支援するPR効果測定ツールです。
WebニュースとSNSのモニタリング、PR分析、ChatGPTを活用したプレスリリースの自動作成などの機能を備え、効率的かつリアルタイムなPR戦略の立案・改善が可能になり、効果的なPR活動が行えます。 
弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。また、無料トライアルも用意しております。

【プレスリリースに関するお問い合わせ】
Qlipper運営事務局

担当:遠藤
Email:qlipper@todo-o-nada.com

タイトルとURLをコピーしました