ティアックがソラシドエアへ機内エンターテインメントサーバーを納入

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ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治、以下「ティアック」)は、航空機内でのエンターテインメントを提供する、IFEサーバーPortaStream PS-V50を航空会社 株式会社ソラシドエア (本社:宮崎県宮崎市、代表取締役社長:高橋 宏輔、以下「ソラシドエア」)へ納入いたしました。 

ソラシドエアではPortaStreamによる機内エンターテインメントサービスを7月1日から全路線にて運用開始いたします。

  • 機内エンターテインメントサービスの再開にあたりティアックのPortaStreamを採用

ソラシドエアでは2017年12月から2020年11月まで機内エンターテインメントサービスを提供していましたが、この度サービス再開に向けてこれまでの課題の整理を継続し、サーバーの機種選定からコンテンツ調達の仕組み等全体の見直しを行いました。その結果、サービス再開にあたりソラシドエアでは機内エンターテインメントシステムで長い歴史を持つ国内メーカー、ティアックのPortaStreamの採用を決定しました。

  • コンテンツ管理はクラウド上のティアック・コンテンツ・マネジメント・サービス(以下TCMS)プログラムを活用

従来ソラシドエアにとっては、IFEサービスにおける毎月のコンテンツ管理が課題となっていました。PortaStreamの特長としてコンテンツ管理が容易なことがあげられますが、ソラシドエアではその負担を軽減させる手段としてTCMSプログラムを採用することとしました。本プログラムは機内配信用コンテンツの調達から権利処理、配信フォーマットへの変換、サーバー用の配信イメージの完成までを一貫して提供するOne Stopサービスとなっています。また、ティアック提供のリストから希望のコンテンツを選択することができる便利な仕組みもご利用いただけます。(※)

今後ソラシドエアでは動画・電子書籍・オーディオ・フライトマップなどのメニューを揃え、九州・沖縄の魅力を紹介する地域に根付いたコンテンツも盛り込んでいく計画となっています。

 ※ソラシドエアでは、TCMSプログラムを一部採用しています。

PortaStream PS-V50

本装置は、本体にバッテリー・無線LANアクセスポイントを内蔵するスタンドアロン型サーバーで、機内のオーバーヘッドビン等に置くだけで、乗客のスマートフォンやタブレットで動画や音楽、フライトマップ等のデジタルコンテンツを楽しむことができるストリーミングサーバーです。機体の改修が不要なことから、搭載認証のいらないサーバーとして各エアラインにとっても導入しやすいIFEシステムであります。 

海外からのインバウンドの増加や国内旅行の復調により急速な業績回復を見せている航空業界に向け、ティアックではこのPortaStreamで、国内外の大手航空会社及びLCCの機内エンターテインメントへの投資需要を積極的に獲得していく計画です。

  • 主な特長

● バッテリー駆動、無線LANアクセスポイント内蔵で、設置の為の工事が不要

● 50台のデバイスに対してOnDemand配信

● 直感的な操作を可能にするユーザーインターフェース

● 旅客のスマートフォンやタブレットにアプリケーションをダウンロードしないWEB方式

● 各種デジタルコンテンツの著作権保護機能に対応

● 機内運用に最適な、キャビンアテンダント専用のコンソールを搭載

● フレキシブルなポータルサイト構築に対応 (オプション)

● 顧客属性に応じた広告の表示機能に対応 (オプション)

● 非接触型EC機能を搭載可能 (オプション)

【製品ページ】『PortaStream PS-V50』 https://teac-in-flight.com/jp/products/portastream/

  • ソラシドエアとは

ソラシドエアは、本社を宮崎県宮崎市に構え「九州・沖縄の翼」として、羽田・沖縄と九州を結ぶ路線を展開しています。ボーイング737-800型機を揃え(14機保有)、毎日14路線80便を運航しています。

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