鈴鹿グリーンホームは、鈴鹿市にある特別養護老人ホームです。同施設の最大の特徴は、ICT機器や介護ロボットを活用した最先端の介護現場づくりを進めていることです。地域の高齢化や働き手となる世代の減少といった人口動態の課題への対策として、見守り支援ロボットや排せつ予測ロボットなど、合計11種類の介護ロボットを運用しています。介護ロボットから得た各種情報は、スタッフが携帯しているタブレット端末やスマートフォンを通して集約される仕組みとなっています。それらの機器を接続するためのネットワーク基盤として、フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)」を採用しました。現在、本棟と新棟に合計40台のACERAを設置し、介護業務を支えています。
■ 介護ロボットからの見守り支援情報をリアルタイムで端末に通知
ACERAの導入整備により、介護ロボットや各種センサーからの情報をクラウド上に集約できます。たとえばベッドマットレスの下に敷いた体動センサー(安心ひつじα)では、施設利用者の呼吸や心拍、ベッドの座位などを把握できます。天井近くの壁面に設置した見守りシステム(Neos+Care)は、利用者の起床や転倒を検知し通知します。また、排せつ予測ロボットは膀胱部に貼ることで、膀胱の尿量を把握できます。これらのセンサーから得た情報はACERAの無線LANを介してスタッフが所持している端末にリアルタイムで通知され確認できるため、適切なタイミングで対処ができるようになっています。
■ 介護施設における利用者のストレス軽減とスタッフの業務負担軽減に無線LANで貢献
介護施設においては、利用者の快適性の向上はもちろん、働き手の不足やスタッフ一人ひとりにかかる業務負担の軽減などの課題への対策が求められています。当社におきましては、施設利用者の生活の質を高めることや、介護スタッフの業務効率化に役立つ各種システムの基盤となる無線LANソリューションを提供することで、これからも介護の現場を支えるネットワーク環境構築に尽力していく所存です。
【鈴鹿グリーンホームについて】
鈴鹿グリーンホームは、三重県鈴鹿市にある特別養護老人ホームです。1993年の開設以来、特別養護老人ホームをはじめ、ショートステイやデイサービスなど、地域に根差した介護福祉サービスを提供し続けています。働き手となる世代の減少や高齢化が進む社会的な課題への対策として、2016年より介護ロボットの導入にいち早く着手しました。2022年現在、見守り支援ロボットや排せつ予測ロボットなど、合計11種類の介護ロボットを活用し、利用者の生活の質向上やスタッフの業務効率化を実現しています。
■ホームページ https://suzuka-greenhome.jp/
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/