【調査リリース】“オーバーツーリズム”による混雑が課題 混雑解消にはデジタルソリューションの活用が重要に

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TSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 池澤 嘉悟、以下「TSP太陽」)は、観光業にかかわる517名に“オーバーツーリズム”に関するアンケートを実施しました。アンケートの結果から今後の課題と求められる対策を解説いたします。

旅行業界を中心に、観光客が過剰に増加する“オーバーツーリズム”が問題になる可能性が高まっています。SNSの普及によって局地的に人が集中するなど、新たな問題も発生しています。観光業に従事する方にオーバーツーリズムへの対策を行っているか調査を実施しました。

調査期間は2023年2月21日~28日、全国の20歳から59歳の観光地・行楽地でお客様と直接やり取りをされている、飲食・観光・宿泊・娯楽業の従事者を対象に、インターネットリサーチを実施し、517名の有効回答を集計しました。

■“オーバーツーリズム”対策としての取り組み

オーバーツーリズムへの対策として、職場・自治体が取り組んでいることについてアンケートをとったところ、職場においては「繁忙期の人員増」「入場制限(有料化・事前予約など)」「入場者の分散」「キャッシュレス化」などが挙げられました。自治体では「平日旅行の推奨」「観光税や宿泊税の導入」「観光時期の分散」「インフォメーション・窓口の設置」などの対策をとっていることがわかります。ですが、「特にない」という回答が職場においても約3割、自治体では「特にない・わからない」が約4割と、具体的な対策が取られていないという問題も明らかになりました。

またこれらの対策への満足度は、職場・自治体ともに、とても満足している・少し満足しているという回答を合わせて約4割程度となっており、どちらとも言えないという回答が約4割という回答でした。

■デジタルソリューションの活用で混雑を解消

“オーバーツーリズム”に関する本調査を通し、観光地における現状の課題と課題解決のためにとるべき対策が明らかになりました。

オーバーツーリズムへの対策として、「繁忙期の人員増」「平日旅行の推奨」「観光時期の分散」「入場制限」「入場者の分散」が求められていることからも、爆発的な集客による混乱を避けるべく、観光客を分散させるための対策が必須となります。

すでに急激な観光客の増加により問題が発生しつつあり、「繁忙期の人員増」「入場制限(有料化・事前予約など)」「入場者の分散」「キャッシュレス化」などの対策をとっている観光地も多いようです。ですが、これからさらに増えると考えられるオーバーツーリズムへの対策としては十分な対応が取られていないといえます。

弊社はオーバーツーリズム対策として、混雑を緩和するオペレーションや仮設トイレの設置だけではなく、デジタルの観点からも課題を解決いたします。混雑する場所での無料Wi-Fiの設置、順番待ちシステムや事前予約アプリの導入のほか、地域の周遊を促すデジタルスタンプラリーなど問題を解決するソリューションを提供いたします。クライアント様の要望をヒアリングし、課題を解決するだけではなく、地域を盛り上げる提案を行います。訪れた観光客と地域住民、双方の満足度を高めてまいります。

ぜひこの機会にご検討ください。

アクセスコントロールに関する実績

とうきょう総文2022 総合開会式・パレード|実績紹介|TSP太陽株式会社
とうきょう総文2022 総合開会式・パレード|TSP太陽が携わった様々なジャンルのイベントや体験の実績をご覧いただけます。

デジタルスタンプラリーの実績

 https://www.tsp-taiyo.co.jp/project/p2164/

【TSP太陽株式会社 会社概要】

社名:TSP太陽株式会社

本社:東京都目黒区

代表者:池澤嘉悟

従業員数:223名(2022年6月時点)

事業内容:各種イベントの企画制作、会場の設計施工、運営管理、関連設備のレンタル他

URL:https://www.tsp-taiyo.co.jp

TSP太陽株式会社は、今年設立68周年を迎える、コンサルティングからイベント制作まで、感動の場を創造するプロフェッショナル集団です。古くは1970年の大阪万博から、国際的なビッグイベントをはじめとする様々なイベントの制作に携わってきました。イベントコンサルティング会社として、事前収支計画からクリエイティブデザイン制作・建築設計・施工・運営までのトータルソリューションを提供します。

また、最新のXR技術を活用したデジタルイベントから、人と人とのリアルでの交流が可能な対面イベント、あるいはその双方の要素を入れたハイブリッドイベントも提供できます。

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