高専機構、鳥羽商船高専の「地域連携PBL」への技術支援の取り組みを評価

この記事は約4分で読めます。
独立行政法人国立高等専門学校機構鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市 校長:和泉 充 以下「鳥羽商船高専」)の情報機械システム工学科では、地域課題の解決に向けたPBL(Project Based Learning、問題解決型学習)を全学年で取り組んでいます。
今回、このPBLの技術支援に関する取り組みが評価され、独立行政法人国立高等専門学校機構(以下「高専機構」)から、本校の濱口沙織 技術専門職員に対し若手奨励賞が授与されました。
  • 概要

 国立高等専門学校機構職員表彰とは、国立高専の設置機関である高専機構が、各国立高専の業務効率化教育支援の取り組みにおいて、特に高い成果をあげた職員を表彰するものです。今回、鳥羽商船高等専門学校テクノセンターの濱口技術専門職員が取り組む「伊勢志摩をフィールドとした学生PBL実施および企業支援による地域連携推進」が評価され、若手奨励賞に選出されました。
 本校では、平成31年度から情報機械システム工学科がスタートし、地域と連携した課題解決による技術者育成に取り組んでいます。情報機械システム工学科のカリキュラムには、本校が位置する伊勢志摩地域での漁業・農業・観光業の課題を対象に、学生がその解決に向けた工学的アプローチを学ぶ「地域連携PBL」が含まれています。これらの取り組みは、高専プロコンなどの外部コンテストでも高く評価されており、実際に地域企業等で活用されているものもあります。
 このPBLで開発されるシステムの多くにはソフトウェアだけでなく、IoTなどのハードウェアの要素も含まれています。濱口技術専門職員は、ソフトウェア開発とハードウェア開発の両方に対して技術支援を行っており、システムの全体像を把握しながら学生に対しアドバイスを行っています。濱口技術専門職員のこうした技術支援を背景に、学生はシステムの設計・実装・実証実験を繰り返し、最終的に完成度の高い成果物を生み出しています。

 

令和4年度国立高等専門学校機構職員表彰表彰式の様子令和4年度国立高等専門学校機構職員表彰表彰式の様子

 

学内での受賞報告の様子(左:濱口技術専門職員、右:和泉校長)学内での受賞報告の様子(左:濱口技術専門職員、右:和泉校長)

 

  • 鳥羽商船高等専門学校について

 

 明治の六大教育家の一人、近藤真琴を校祖とする鳥羽商船高等専門学校は、明治8年(1875年)9月に現在の東京都港区浜松町に航海測量習練所として創基し、その分校として、明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立された。その後、私立、市立、県立などの変遷を経て、昭和42年(1967年)6月に国立鳥羽商船高等専門学校となった。令和7年(2025年)には創基150周年を迎えます。
 「進取・礼譲・質実剛健」を教育理念とし、世界と地域で活躍する、科学的思考を持つ高度な技術者を育成し、令和4年9月現在で7千人を超える卒業生・修了生を輩出しています。
 

鳥羽商船高等専門学校 外観鳥羽商船高等専門学校 外観

【学校概要】

 

学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
所在地:三重県鳥羽市池上町1番1号
代表者:和泉 充設立:1881年
URL:https://www.toba-cmt.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
鳥羽商船高等専門学校 総務課総務係
TEL:0599-25-8000
e-mail:soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp

~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年の節目を迎えました~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/

タイトルとURLをコピーしました