【オークション調査レポート】酒類の落札額が1.3倍高騰“ウイスキー投資”も活発に

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株式会社オークファン(本社:東京都品川区、代表取締役:武永修一、以下「オークファン」)では、ネットショッピング・オークション市場における直近3年間の酒類の取引推移を調査しました。
  • 平均落札額の値上がり率

各酒類(対象:ウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎、ビール)の直近3年間の平均落札額を調査したところ、2020年には1回平均¥21,695で取引されていたウイスキーが、22年には¥31,648で取引され、5つの酒類の中では最も高い46%の価格上昇率が見られました。
またワインは31%、日本酒は23%と、ウイスキー同様の高い価格上昇を記録しました。一方で焼酎とビールの平均落札価格は下落しました。

近年では“ウイスキー投資”という言葉も広まり、ウイスキーが投資対象として人気を高めています。
中でもジャパニーズウイスキーは特に高い人気を誇り、直近では意匠ボトルの「響17年」が270万円、「山崎25年」が210万円で落札されるなど、高額で取引されています。

なお酒類全般で見てみると、2020年から22年にかけて全体で26%価格高騰していることが分かりました。

【3年間の平均落札額と総落札数 推移】

【調査概要】
データ抽出期間 :2020年1月~2022年12月
対象データ       :食品・飲料>飲料>アルコール
調査方法          :オークファンプロPlus(https://pro.aucfan.com

【オークファンプロPlusについて】

誰がいつ何をいくらで売り、その商品がどのくらい売れているか、約700億件の売買データを解析し、その分析結果を提供しています。今の価格だけでなく、長期的な価格推移やトレンド商品の閲覧も可能です。
また、国内のネットショッピング・オークションの相場価格だけでなく、世界中の商品の適正価格や最安値を調べることもできます。(https://pro.aucfan.com

■オークファングループについて
近年における国内のBtoB卸売市場は300兆円*1規模と推定されており、非常に大きな市場に関わらず古い取引形態が残っています。また、SDGs*2に始まり、世界中で廃棄ロス問題が大きくクローズアップされおり、廃棄ロスは国内でも年間約 22 兆円規模に達すると試算しております。

この課題に対して、オークファングループは「RE-INFRA COMPANY」をコーポレートアイデンティティとし、卸売市場における唯一無二の再流通インフラの構築・廃棄ロスの削減に取り組んでおります。

事業においては、創業来培った売買データにより、価格と販路を最適化する「aucfan.com(オークファン)」、小売・流通業向けのプラットフォーム「NETSEA(ネッシー)」「NETSEAオークション」をSMB(中小企業・個人事業主)に向け展開しております。

オークファングループは、BtoB卸売市場・リバースロジスティクス(返品物流)市場のリーディングカンパニーを目指し、事業展開をしてまいります。

*1 経済産業省2021年7月30日発表 電子商取引に関する市場調査より推察
*2 Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)2015年に国連で採択された2030年までに達成すべき目標

オークファングループの事業構想オークファングループの事業構想

オークファン概要
会社名: 株式会社オークファン
代表者: 代表取締役 武永 修一
設立 : 2007年6月
資本金: 8億8,408万円 (2021年9月末現在)
従業員: 157名 (2021年9月末現在 ※連結)
所在地: 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro3階
コーポレートサイト https://aucfan.co.jp/
 
 

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