NTT西日本グループが現場女性社員の声により生まれた新ユニフォームを導入

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 西日本電信電話株式会社(本社:大阪市都島区、代表取締役社長:森林 正彰、以下「NTT西日本」)および株式会社NTTフィールドテクノ(本社:大阪市都島区、代表取締役社長:猪俣 貴志、以下「NTTフィールドテクノ」)は、各種通信設備工事において、よりスタイリッシュで、快適な作業環境をめざし、女性社員の意見から生まれた新ユニフォームを2023年度夏季より導入します。
1.背景
 NTT西日本は、通信・ICTサービスソリューション事業を展開しており、その主たる業務である設備の構築・維持・故障修理の工事などをNTTフィールドテクノは多数手がけています。本業務にて活躍する女性社員は年々増加している(NTTフィールドテクノ2022年度新卒の女性採用人数は28人(2014年度比1.75倍))にも関わらず、着用するユニフォームは男性用として作られており、ダイバーシティ推進に取り組むにあたって、体格が異なる女性が着用した際の動きやすさやシルエット、細部の仕様などに課題がありました。このような課題に着目し、改善しようという声により生まれたのが、このたび完成したユニフォームです。
 新ユニフォームは、本業務に従事する女性社員を中心としたNTTフィールドテクノの社内プロジェクト(SHINING(シャイニング)活動※1)において、ユニフォームを着用する社員意見のヒアリング、試作、アンケート調査を実施の上、約1年間検討を重ね制作しました。

※1 ダイバー推進活動の一つである女性活躍推進活動を目的の1つとした通信設備工事等の現場における改善活動。社内公募した女性社員25名で2022年度は活動。
 

2.改良した特長
(1)デザイン
 インナーが透けにくい色
 ストレッチがきいた細身のスタイリッシュなシルエット
(2)清潔感
 汗や汚れが目立ちにくい色
 汗をかいてもにおいにくい消臭生地
(3)機能性
 腕や足を動かしやすい縫製
 使いやすいポケット
 

3.プロジェクトメンバーの声
 

(プロジェクトメンバー左から ※所属は2023.1現在)
NTTビジネスソリューションズ 大阪ビジネス営業部 小林 理子、
NTTフィールドテクノ 金沢設備部 南部 夏実、
NTTフィールドテクノ 広島設備部 加藤 愛、
NTTフィールドテクノ サービスエンジニアリング部 勝村 亜美、
NTTフィールドテクノ サービスエンジニアリング部 田中 はるか

■特にこだわったポイント
・女性からの声が多かった、汗ジミなどが目立つ夏作業服の色と下着の透けを改善するため、濃い色合いと下着が透けにくいデザインを軸に考えました。男性社員からも、汗ジミが目立ちにくくなり濃い色の方が嬉しい。という声をもらうことができました。(南部)

■苦労した点について
・女性だけでなく全員に満足してもらえるユニフォームをめざすために、アンケートの取り方や意見の集約・反映など一つ一つ丁寧にすべての意見を取り入れるにはどうしたらいいだろうとみんなで頭を悩ませました。(加藤)

■全社導入されることについて
・自分達がデザインしたユニフォームがこれからNTT西日本グループの顔になることをとても嬉しく誇りに思います。社員の方に喜んでいただけるととても嬉しいです。(勝村)
・男女問わずこのユニフォームを着てみたいと思ってもらえるものになったと思います。このユニフォームを着て現場に行くのが楽しみと感じてもらえたら嬉しいです。(小林)

■今後の仕事への心がけについて
・プロジェクトを通して、ユニフォームを変えるという大掛かりなことも実現できるのだと感じました。普段の仕事の中でも「こうできたらいいのに」と思うだけでは終わらずに、「こういう風に変えていこう」と行動に移すように心掛けていきたいです。(田中)

4.今後の取り組みについて
 NTT西日本グループは、性別に関わらず、多様な人財が活躍できる企業をめざし、取り組みを続けてまいります。

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