現場の安全管理・盗難防止対策に活用できるAI製品をリリース

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 株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)は、2023年 1 月 23 日付で、 AI保安具チェックシステム「GENBA-Checker」および、AI侵入検知システム「GENBA-Guardian」として、現場の安全管理・盗難防止対策に活用できるAI製品をリリースしましたことをお知らせします。
■ GENBA-Checkerで解決する課題
これまでの現場の安全管理は、人による目視確認が基本であり、網羅性や記録性、チェックにかける工数など課題がありました。この課題に対し、作業員の保安具着用チェックの部分をAI解析で自動化することで、安全管理の省力化・DX化を実現いたします。

■ GENBA-Checkerの概要
ヘルメット、フルハーネスといった保安具を、作業員が正しく着用しているかをAIによって判定し、判定結果の表示とエビデンスの保存を行います。AI判定にかかる時間は1秒以下ですので、チェックの質を落とさずに1人1人にかける時間を削減することができます。記録は電子データで残りますので、後々、参照することが可能です。
単管、三脚などで機器を簡単に設置でき、操作も易しくなっていますので、手間をかけずに現場で運用することができます。
 

■ GENBA-Guardianで解決する課題
これまでの現場の盗難対策は、防犯カメラによる監視や、赤外線感知など、最終的に人が介在して状況を確認するという課題がありました。この課題に対し、人物や車両の検知をAI解析で自動化することで、大幅な省人化を実現いたします。

■ GENBA-Guardianの概要
AIで人と車の検知をリアルタイムに行い、警報音の発出と、管理者にメール通知を行います。メールには、検知時の画像を添付していますので、現場の速やかな状況の把握に役立てることができます。検知したい対象や、監視時間帯、対象距離といった設定を行うことで、現場ごと、設置場所ごとに合わせた最適な利用が可能です。
検知距離は、昼間で最大約30m、夜間で最大約20m(※)となっています。電源がない場所でも稼働できるように、ソーラー電源オプションも追加することができます。
(※街灯など照明がある場所での夜間検知距離となっています。)
 

■ イクシスの注力領域
 イクシスは、熟練人材の高齢化や設備の高経年化等の環境変化が喫緊の課題となる中、社会・産業インフラ向けデジタル・トランスフォーメーション(※)の推進に取り組んでいます。
 今後もイクシスが強みとするロボットやAI・XR、3D連動ソリューションを連携したサービスを社会実装する取り組みを一層加速させ、現場における生産性向上、品質向上、安全性向上に取り組んでまいります。

 

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