セルフレジ万引対策のAIカメラシステム「セルフレジeye」POSレジ製造業者向けに本日より提供開始

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 AI防犯システムを展開するアースアイズ株式会社(東京都港区、代表:山内三郎)は、小売店舗のセルフレジでの万引対策として、AIカメラシステム「セルフレジeye」(特許第7039084号) の提供を本日より開始します。
 「セルフレジeye」は、セルフレジと連動させることにより、 商品のスキャン漏れを画像識別し、自動的にアラートするシステムです。「手に商品を持っているかどうか」を自動判別できるので、商品を持っているのに、商品バーコードをスキャンしないまま買い物袋等に入れようとしたときは、自動的にモニター表示などで通知をします。
 セルフレジが普及するにつれて、万引き対策が大きな問題となっています。一般的なスーパーで、セルフレジの1台あたりの一日の売上は、50万円程度になります。仮に1,000個に5個(0.5%)の商品のスキャン漏れがあった場合、POSレジ1台だけで1ヵ月7万5千円ものロスが生じる可能性があります。「セルフレジeye」により、この問題を解決できます。今後セルフレジ導入を更に加速させ、人手不足の小売店をアースアイズのAIが救います。

 

*アースアイズの「AI help you?」とは・・・

 アースアイズが展開するサービスの総称。「リスク軽減」と「サービス向上」を両立させる[高度なAI技術]でサービスをラインナップしています。[発見&通知]を得意とする[アシストAI]を軸に、あらゆる業界の課題を解決し、人々が安心・安全に暮らす豊かな社会に貢献します。

<セルフレジeye 検出の仕組み>
①   商品を持った手がカメラの画角に入り認識される(緑枠)
②   スキャン動作を認識する(赤枠)
③   バーコードが読み込まれなかった場合、レジの画面にスキャン漏れがあった旨が表示される
④   適宜、お声掛けをしてお客様をサポートする

※解析映像(アースアイズの本社に併設するラボで実際にご覧いただけます。)

<セルフレジeye 開発の背景>
 きっかけは、「セルフレジでの万引きが後を絶たずに困っている」という大手スーパーからの問合せでした。
2020年以降、新型コロナウィルスの感染対策の一環として小売店ではセルフレジの導入が急速に進みました。従来のセルフレジでは、重量センサーを使い清算前と清算後の商品の重さを比較する仕組みを使っていたようですが、実用性に欠けることから使用されることが少なくなっていました。現在は、従業員が目視でセルフレジでの買い物を見守っている場合が多く、万引対策ができていないという状況です。
 さらに、セルフレジに限らず「マイバッグの推奨」も万引きを加速させている要因の一つとなっておりニュースなどで取り上げられる事が増え、社会的に大きな問題となっています。
 そこで、アースアイズは得意分野である「カメラ映像」と「AI」の組み合わせにより「商品を持った手」を正確に把握し、POS情報を連携することで「商品のスキャンの有無」を識別することに成功しました。
これにより、商品の通し忘れを防ぎ、セルフレジのさらなる導入の推進に貢献します。

<セルフレジeyeの概要>
〇名称:セルフレジeye   ◆製品ページURL:https://earth-eyes.co.jp/self-regi-eye/
〇特許:特許第7039084号「セルフレジ監視システム及びセルフレジ監視方法」
         〈概要〉セルフレジにおける未精算商品のスキャンミスを検知し、通知する技術
〇構成:AIBOX1台(セルフレジ2台制御)
〇価格(税別):オープン価格
〇企画・開発・販売:アースアイズ株式会社
〇アースアイズ株式会社 
 東京都港区浜松町1-2-1 No.R浜松町ビル五階 / 電話:03-3437-3686

<アースアイズ独自の技術>
 アースアイズはカメラのみで3D空間を把握できる特許を取得しています。例えば、センサーを使わずに、5メートル四方の中に何人いるのかをカメラだけで正確に捕捉できます。そして視線を検出する技術、骨格情報から不審者を発見する技術の特許も保持しています。また個人情報保護の観点から、画像に映し出された人物を瞬時に代替画像(ホネホネ人間)にする技術も開発。行動を検知しスマートフォンへ自動通知する技術の特許も保有しています。

 

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