新放熱技術で使用温度範囲を最大40%拡張した ハイパワーファンレス組み込み用PC「ボックスコンピュータ(R) BX-M2510」を新発売

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株式会社コンテック (本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:井狩 彰)は、新開発した放熱技術により使用温度範囲を最大40%拡張させたハイパワーファンレス組み込み用PCを開発、「ボックスコンピュータ(R) BX-M2510 (以下、新製品)」として2023年1月より受注を開始いたしました。

 

-10~60°Cに対応(エアフロー 0.7m/s)-10~60°Cに対応(エアフロー 0.7m/s)

オプションの外付けファンを用いれば-10~70°Cまで対応オプションの外付けファンを用いれば-10~70°Cまで対応

 

 

 

  • 【製品情報】

型式:BX-M2510-J804L07W19
CPU / メモリ:Xeon E-2278GEL / 8GB
ストレージ:128GB SSD (TLC)
OS:Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit (日本語/英語/中国語/韓国語)
価格:オープン価格

型式:BX-M2510-J504L07W19
CPU / メモリ:Core i5-9500TE / 8GB
ストレージ:128GB SSD (TLC)
OS:Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit (日本語/英語/中国語/韓国語)
価格:オープン価格

型式:BX-M2510-J404L07W19
CPU / メモリ:Core i3-9100TE / 8GB
ストレージ:128GB SSD (TLC)
OS:Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit (日本語/英語/中国語/韓国語)
価格:オープン価格

型式:BX-M2510-J204L07W19
CPU / メモリ:Celeron G4900TE / 8GB
ストレージ:128GB SSD (TLC)
OS:Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit (日本語/英語/中国語/韓国語)
価格:オープン価格

※ OSなしモデルもご用意しております。

新製品は、第9世代Intel(R) Core(TM) デスクトップ・プロセッサに対応した組み込み用コンピュータです。最上位モデル (BX-M2510-J8) では、8コア16スレッドのXeon(R)プロセッサE-2278GELが搭載されます。

新開発の放熱技術により、従来製品 (BX-M2500) と同じ幅奥行寸法で、使用温度範囲0~50℃を-10~60℃ (+20%) に拡張、また別売りのファンユニットを取り付けることで0~50℃を-10~70℃(+40%)に拡張させました。なお、別売りのファンユニットは、筐体ヒートシンク部分を強制冷却するもので、筐体内部にホコリを吸い込むことがありません。

AI (人工知能)、AR (拡張現実)、画像判定といった高負荷処理をエッジ側の装置で処理したいというニーズが高まっており、ハイスペックな装置組み込み用のコンピュータが求められています。しかしながら、ハイスペックなコンピュータは発熱量が多く、装置に組み込むことで熱による故障が発生したり、これを防ぐ特別な熱対策のためのコストが発生したりといった課題がありました。本製品により、特別な熱対策を必要とせず、高度なエッジ処理に必要なコンピュータ機能を装置に組み込むことが可能となります。
 

  • 【主な特徴】

広温度範囲対応 -10~60℃での動作保証
-10~60℃温度環境下(エアフロー 0.7m/s)での安定動作が可能です。
また、オプションの別売りファンを使用した場合、-10~70℃の温度環境下での安定動作が可能です。

第9世代 Xeon(R), Core(TM) i5, Core(TM) i3, Celeron(R)プロセッサ採用
省電力・ハイパフォーマンスのCPUを搭載し、省電力でありながら高い演算・描画能力を実現しています。CPUはEmbeddedタイプの採用により、安定供給を可能にしています。

保守点検業務を軽減するファンレス設計
CPUファンを廃したスピンドルレス設計です。ファンによるホコリや異物の侵入を心配する必要がなく、経年劣化する部品の使用を極力抑えた設計と合わせて保守点検業務の負担を大幅に軽減します。

OSシャットダウン不要の電源断運用に対応「電断プロテクト(R)」
電源障害からのデータ保護とストレージへの書き込みを禁止する「電断プロテクト(R)」機能を搭載。Windows IoT Enterpriseのロックダウン (ディスク書き込み抑制) 機能と併用することで、シャットダウン処理なしで安全に電源OFFにすることが可能です。また、突然の電源断によるファイルシステムやデータの破損を防ぐことができます。

周辺機器を自在に拡張する豊富なインターフェイス
DVI-I×1、DisplayPort×1、1000BASE-T×2、USB3.2 Gen2×4、USB2.0×2、シリアル(RS-232C)×4、DIO(6点)×1などの拡張インターフェイスを搭載しています。
また、スロットイン方式の2.5インチSATAディスクスロットを2スロット搭載しており、OSとデータの分離が可能で一方をシステム起動用、もう一方をメンテナンス用やシステムログ/収集したデータの持ち帰り用といった運用形態がとれるため、たいへん便利です。
 

  • 【関連情報】

組み込み用コンピュータ:https://www.contec.com/jp/products-services/edge-computing/embedded-computers/?ref=presspt

ボックスコンピュータ(R) BXシリーズ 一覧:https://www.contec.com/jp/products-services/search/?target=1&query=&eol=0&c3=96c55cb8-036f-4ab3-bacc-591a480b3508&type=728f9be1-faee-422b-bb38-9e9bee283d7e&count=10&start=0&lang=jp&ref=presspt

コンテックだけのオリジナル機能:https://www.contec.com/jp/products-services/edge-computing/features/original-functions/?ref=presspt
 

  • 株式会社コンテック (CONTEC CO., LTD.)

社名 : 株式会社コンテック
所在地 : 大阪市西淀川区姫里3-9-31
代表者名 : 代表取締役社長 井狩 彰
社員数 : 584名(グループ計)
資本金 : 4億5,000万円
URL : https://www.contec.com/

1975年4月設立。産業用機器の総合メーカとしてコントローラ本体や周辺機器、ネットワーク機器までを手掛け、開発・製造・販売からサポートまで幅広いサービスを提供しています。パーソナルコンピュータの黎明期から産業分野でのPC技術の活用に着目し、産業用コンピュータや計測制御用インターフェイスボード、ネットワーク機器など、最先端の製品を次々と開発。この分野の世界的パイオニア企業として貢献してまいりました。培ったコア技術を活かし、環境・エネルギ、医療、鉄道・交通機関、デジタルサイネージ、IoTソリューションなどの新分野にも進出。独創的な技術と製品で人々の暮らしをいっそう豊かなものにしていきます。
 

  • 【お問い合わせ先】

報道関係者様 お問い合わせ先
販売促進グループ
〒105-0014東京都港区芝2-2-14 一星芝ビルディング7F
TEL: 03-5418-5967(ダイヤルイン)  FAX: 03-5418-5968
E-mail: promote@jp.contec.com

Webプレスリリース版
https://www.contec.com/jp/news/2023/2023011700/?ref=presspt

お客様 お問い合わせ先
テクニカルサポートセンター
TEL: 050-3786-7861(ダイヤルイン)
E-mail: tsc@jp.contec.com

※ 会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。 
※ 記事に住所を記載いただきます場合は、本社所在地の記載をお願いします。
※ 本発表資料の記載情報は発表日現在の情報です。ご覧いただいた時点において、販売状況/価格/仕様などが予告なく変更されている場合がありますのであらかじめご了承ください。

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