PR TIMES、過去最高の四半期売上高を更新、営業利益は先行投資により減益(2022年度第3四半期決算を発表)

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プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922)は2023年1月12日(木)、2022年度(2023年2月期)第3四半期(2022年9月~11月)の四半期決算を発表いたしました。

※2023年1月12 日(木)午後3時30 分より、2022年度第3四半期決算説明会をライブ配信いたします。
【配信日時】 2023年1月12 日(木)午後3時30 分開始
【ライブ配信URL】https://seminar.vcube.com/live/ls/ce46b24cc65c40d46e954235d08c8e2612d0bf9b
(アーカイブ配信はいたしません。)

 

INDEX
(1)2022年度第3四半期 決算
(2)2022年度第3四半期 サービス動向
(3)トピックス&参考情報

 

  • (1)2022年度第3四半期決算

2022年度第3四半期の業績は、売上高14億9900万円(前年同期比114.3%・前四半期比104.8%)、営業利益1億8100万円(前年同期比29.2%・前四半期比37.3%)、当期純利益1億3500万円(前年同期比31.9%・前四半期比48.0%)となりました。
売上高は四半期で過去最高を更新したものの、営業利益は様々な先行投資により大幅に減益しています。また粗利率は4四半期ぶりに過去最高を更新して、はじめて90%を超えています。

2022年度第3四半期までの累計の業績においては、売上高43億1300万円、営業利益10億9800万円、当期純利益7億1200万円となりました。前年同期比で、売上高は119.5%、営業利益は72.2%、当期純利益は68.3%となっております。
2022年4月13日に公表した通期業績予想に対する進捗率は、売上高で72.5%、営業利益で68.6%、当期純利益で64.5%となっております。また創業来14期連続で売上高25%成長を続けておりますが、2022年度は第3四半期まで経過して、20%成長の確保も際どい状況となっております。

四半期売上高の推移においては、堅調に成長基調を継続しており、第3四半期は3四半期連続で過去最高の四半期売上高を更新しております。

四半期営業利益の推移においては、様々な先行投資を行ったことにより、2019年度と同水準まで減少しています。

販売管理費についてご紹介いたします。S&M(Sales & Marketing)、R&D(Research & Development)、G&A(General & Administrative)で金額と対売上高比率を記載しています。
売上高比率はS&Mが52.2%、R&Dが15.4%、G&Aが10.6%となりました。第3四半期は計画通りの広告宣伝費の急増によりS&M比率が大きく増加しており、R&Dも2期連続で過去最高を更新しており、計画通りの投資ができています。また、G&Aの増加に対しては採用教育費などの費用膨張に対する懸念を持っています。

S&Mの中で広告宣伝費について、第3四半期はテレビCMや展示会の出展など大きく投資し、4億2000万円と前年同期比で767.6%となっています。

今期は広告宣伝費に11億9000万円を投じる見通しだと示していますが、第3四半期累計実績は6億9300万円となりました。通期計画に対する進捗率は58.2%となっております。PR TIMESは地域TV-CMを西日本エリアで放映し、TayoriもTV-CMをテスト放映しています。また、JootoとTayori、PR TIMESが合同で大規模展示会へ出展しました。四半期で大きな変動がありますが、通期ではおおむね計画通りに進捗しています。

販売管理費の中で、採用教育費も共有させていただきます。2022年度第3四半期では採用教育費に4400万円(計画比379.2%、前年同期比350.8%、前四半期比112.8%)を投じました。持続的な事業成長の実現に向けて、組織も事業に合わせて拡充させる必要がありますが、投資対効果と計画に対して規律を失い、費用を膨張させてしまったと振り返っています。

売上高成長率と営業利益率の合計は26.4%と2019年度第4四半期と同水準になっています。
当社では、今後も積極的かつ規律ある投資により、事業成長と利益向上のいずれも目指す方針です。

2022年度の通期業績予想に対する進捗率は、第3四半期が経過して、売上高で59億5000万円に対し72.5%(前年同期74.3%)、営業利益で16億円に対し68.6%(前年同期82.9%)と進捗しております。売上高、営業利益ともに前年同期と比較しても低い進捗であり、営業利益は下振れて着地する見通しです。通期業績予想に対する着地見通しは現時点において各利益で-30%未満であるため、業績予想を修正いたしません。

業績概況の最後に、バランスシートをご紹介させていただきます。法人税の中間納付(3億800万円)等により、現預金が減少しています。ROAとROEともに20%を超える高水準をキープしています。短期的な足元の水準ではなく、5年、10年という中長期でこの水準を維持するには、一時的な超過利潤に満足せず、しっかりと利益を投資して、事業の競争優位を強固にし、超過利潤を上げ続けることが大切だと考えています。

 

  • (2)2022年度第3四半期 サービス動向

事業ハイライトについてご説明いたします。
「PR TIMES」利用企業数は2022年11月末時点で7万6499社となり、前年同期比で1万4084社の増加、前四半期比で3648社の増加になっています。また11月末時点で、国内上場企業のうち52.2%にご利用いただいております。
プレスリリースの配信メディアリストは1万1796媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は2万4703名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは225媒体になりました。 サイト閲覧数は、2022年11月に過去最高の月間6694万PVを記録し、「PR TIMES」のFacebookの公式アカウントのフォロー数は12万7174、Twitterのフォロワー数は42万2914となっております。個人ユーザー数は15万9322名となりました。

2022年度第3四半期は、8万9759件(前年同期比8.4%増、前四半期比9.8%増)のプレスリリースを配信いただき、4四半期ぶりに過去最高を更新しました。利用企業社数の増加に対して、プレスリリース件数が伸び悩んでいるのは、利用率と利用頻度の低下が原因です。営業の立て直しとカスタマーリレーションズの強化を緊急課題として取り組みはじめています。(具体的な対策については後述いたします)

「PR TIMES」のプレスリリースに掲載いただく画像や動画の数については、画像が48万5478点(前年同期比14.4%増・前四半期比12.4%増)と3四半期連続で過去最高を更新、動画が8276本(前年同期比23.8%増・前四半期比11.9%増)と2四半期ぶりに過去最高を更新しています。引き続き、プレスリリースのリッチコンテンツ化が進んでいます。

続いて、「PR TIMES」に関連したサービスラインで「PR TIMES STORY」をご紹介します。
「PR TIMES STORY」は、この第3四半期の利用は150件と計画比109.5%、前四半期比23%増と好調に推移しています。第4四半期には211件を見込み、来期の第4四半期には2,978件を計画しています。

続いて、「PR TIMES」を超える事業の創出を目指して取り組んでいるサービスラインを2つ紹介します。

一つ目が、SaaS型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」です。
11月末時点の有料利用企業社数は1908社で、前四半期比で64社(3.5%)増となりました。引き続き、利用企業の組織内浸透に注力しており、1社あたりの平均利用単価が4110円(前四半期比7.7%増)と2四半期連続で大きく増加しました。引き続き、利用社数と利用単価の両方を追っていく方針です。

二つ目が、カスタマーサポートツールの「Tayori」です。
11月末時点の有料アカウント数は832と、前四半期比で49アカウント(6.3%)増となり、順調に有料化が進んでいます。平均利用単価は6015円(前四半期比1.9%減)となりました。平均利用単価の低下は一時的なものであり、今後も引き続きアカウント数と利用単価を合わせて伸ばしていく方針です。

 

  • (3)トピックス&参考情報

PR TIMES|営業の立て直しとカスタマーリレーションズの強化
2022年9月の組織変更で地域営業に特化する部署を切り出しましたが、営業本部とともに機能に課題があり、2023年1月に再統合し、代表山口が本部長を兼務する形で、プレスリリース件数を伸長できる組織再建に取り組んでいます。今後、2023年12月までに兼務を解消し、営業とカスタマーリレーションズを併せた顧客接点を持つ部門を3部署以上で組成、責任者を配置することを計画しています。
また、長年懸念であったプレスリリースのエディタの基本機能とUIをアップデートする計画です。

PR TIMES|2022年新規上場企業の利用割合
2022年日本国内に上場した企業91社の内、65.9%の59社に「PR TIMES」を利用いただいています。東証グロース市場のIPOに限ると75.7%が上場時に「PR TIMES」を利用していただいています。
2015年以降の成長においてスタートアップの利用普及が原動力となりましたが、これ以上の普及には限りがあると考えており、今後は大企業による利用率を一層高めつつ、中堅中小企業への利用拡大が必要になると考えています。

PR TIMES|地域エリア別TV-CM放映と各地域のPRコミュニティづくりを開始
北海道・ファームエイジ、宮城県・仙台育英学園、新潟県・朝日酒造、群馬県・みなかみ町観光協会の皆さまが当社CMに出演いただき、北海道から長野県まで東日本20都道県で4エリア別TV-CMを放映しています。
さらに、各地域で開催する地元交流イベント「そこで、 PRゼミ!」を東日本第一弾として3月上旬に北海道札幌市で開催予定です。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001237.000000112.html

PR TIMES|お客様向けコミュニティイベント「PR TIMESカレッジ」
2023年2月7日(火)に「PR TIMESカレッジ」を開催し、ご利用企業及びメディアを700名無料ご招待します。7回目となる今回は、エンゼルス球団広報グレース・マクナミー氏による初の単独講演、BRUTUS編集長の田島朗氏と前編集長の西田善太氏の二人が初めて人前で語る本音の編集論を予定します。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001240.000000112.html

PR TIMES|地方地域展開の拡大
2022年11月に鳥取銀行、12月に下野新聞社と提携しました。地方情報流通のための提携は計62例(地方金融機関28行・8信金、地方メディア20社、地方自治体等1府2県3市)、42都道府県に広がっています。(2023年1月12日時点)
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001232.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001233.000000112.html

Jooto|工数や金額の予実管理機能を拡充
タスクごとに予算と実績の数値を管理する機能を実装しました。また、時間管理ツール「TimeCrowd」と連携したタスクごとの対応時間の管理が可能となりました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001238.000000112.html

Tayori|TV-CMを放映
経営者が「Tayori」導入を通じて顧客満足度を高めていく過程を柔道をモチーフに展開する内容で、2022年10月19日~11月15日にテレビ東京にて放映しました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001227.000000112.html

コーポレート|年頭所感2023年
2023年の年頭所感として、「働く人を、PRの力で、前向きに。」を宣言し、決意を新たに伝えました。当社は社員一同自らが行動者であり続け、PRの力を信じ、多くの行動者を支えてまいります。当社の事業を通じて、SDGs8番目の開発目標「働きがいも経済成長も」に貢献していきたいと考えています。

当社IRに関してよくあるご質問は、「Q&AでPR TIMESを知る」ページに公開しております。
https://tayori.com/q/ir-qa

当社のIRでは、公開前及び戦略に関わる情報については、言及を差し控えさせていただいております。
公開可能な情報は、適宜「PR TIMES」内に掲載してまいりますので、ぜひそちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/112

2020年度のみ単体決算、その他の会計年度は連結決算でございます。各ページでの表記を省略しております。
※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。

【株式会社PR TIMES会社概要】

ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  :株式会社PR TIMES  (東証プライム 証券コード:3922)
所在地  :東京都港区赤坂1-11-44赤坂インターシティ8F
設立   :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
– ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
– 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
– クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
– 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
– アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH」(https://marph.com/)の運営
– カスタマーサポートツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
– タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
– 広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」(https://prtimes.jp/magazine/)の運営
– Webニュースメディア運営、等
URL              :https://prtimes.co.jp/

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