【LINEリサーチ】年末年始の過ごし方は「年越し蕎麦を食べる」が圧倒的1位 今年流行ったと思うヒトやコトは、「大谷翔平」「SPY×FAMILY」「FIFAワールドカップ2022カタール大会」が上位

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LINE株式会社では、同社が保有する約616万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。

このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、年末年始の過ごし方や、2022年流行ったと思うヒト、モノ、コトなどについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://research-platform.line.me/archives/41549139.html
https://research-platform.line.me/archives/41537299.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。

■年末年始の過ごし方は、2022年も「年越し蕎麦を食べる」が圧倒的1位
年末年始はどのように過ごすのか聞いたところ、例年どおり全体の1位は「年越し蕎麦を食べる」が圧倒的で5割超となりました。2位以降は僅差で「紅白歌合戦を見る」「お雑煮をたべる」が3割台後半で続きました。4位の「初詣に行く」という人は3割台半ばで昨年の調査結果(※)と比べてもほとんど差はみられませんでした。

ランキングには掲載はありませんが、10代では「お年玉をもらう」が5割超で、「おみくじを引く」も3割超と高い割合となりました。「紅白歌合戦を見る」は、10代では5割弱となり、中でも10代女性では6割弱で他の年代に比べ10ポイント以上も割合が高くなりました。一方で50代以上では「紅白歌合戦を見る」という人が年々減少傾向となりました。
10~20代女性では「ジャニーズカウントダウン2022-2023を見る」や「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブを見る」の割合が高くなりました。また、50代以上では「箱根駅伝を見る」という人が3割半ばとなりました。

※昨年の調査結果
https://research-platform.line.me/archives/39311171.html#1

■2022年を振り返った幸福度は、新型コロナウイルス感染拡大前のスコアに戻り65点
1年間を振り返って「幸せ度合い」を0点~100点で回答してもらいました。過去3年間の幸福度のスコアと比較してみると、コロナ禍1年目の2020年の結果は59点でした。一方、今年の2022年は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と同じ65点まで戻ってきました。

■2023年は「よい年になると思う」と回答した人の割合が昨年からやや減少
2023年はどんな年になると思うか聞いてみました。昨年に比べ【よい年になると思う】(「とてもよい年になると思う」「よい年になると思う」「ややよい年になると思う」の合計)と回答した人は56%となり、昨年よりもわずかに下回る結果となりました。

次に「よい年になると思う」、「悪い年になると思う」のそれぞれの理由についていくつかご紹介していきます。

■2023年に期待していることは、コロナ収束関連や経済状況の持ち直しが上位
2023年に期待していることを聞いてみました。
全体では、昨年同様に「新型コロナウイルスの収束」が1位で約5割となり、すべての年代でも1位となりました。全体の2位は「経済状況の持ち直し」が4割弱で、3位は「マスク不要の生活」が3割台半ばで続きました。

男女年代別でみると、男女ともに「新型コロナウイルスの収束」は年代があがるにつれて割合も高くなる傾向にあり、特に女性50代以上では6割超となりました。

男性はすべての年代で「ワールドベースボールクラシック (WBC) の開催」がランクインし、特に男性20代~50代以上で割合が高い傾向にありました。男性50代以上ではWBC以外にも「ラグビーワールドカップ」も7位にランクインしました。
男性10代では「5G回線/スマホの普及」が2割超で4位にランクインしました。割合は低いものの「メタバース (※) サービスの普及・拡大」も9位でした。男性20代と30代では「キャッシュレスの普及」が他の年代に比べて高めとなりました。 また、男女ともに20~30代では「在宅勤務/テレワークの継続」の割合が他の年代に比べ高くなりました。

女性10代では「コロナウイルスの影響で中止/延期になったイベントの開催」の期待が高く3割弱となりました。割合は低いものの、女性10代と20代では「ハリーポッターテーマパークの開園」が1割超で高めでした。
女性20~30代、50代以上では「全国旅行支援の継続/拡大」が2割台半ばとなりました。女性20代では旅行関連の「海外旅行に行くこと」も5位に入っており2割超でした。女性50代以上では「新型コロナウイルスの治療薬の開発/普及」が4割超で、全体に比べ10ポイント以上高い結果となりました。

■2023年に新たに始めたいことは「国内旅行に行く」が1位
2023年に予定している/新たに始めたいと思っていることについて聞きました。
全体では「国内旅行に行く」がもっとも高く3割超でした。次いで「自分磨きをする (外見・内面)」が2割台後半、「ダイエットをする」が2割弱で続きました。

男女年代別でみてみると、男女ともに10~20代では「資格を取る」が2割超となり、男性10~20代では3位となりました。
男性10代~30代では「運動/スポーツを始める」の割合が他の年代に比べて高く、男性30代では4位にランクインしました。
女性ですべての年代で3位にランクインしている「ダイエットをする」は、割合は低いものの、男性30代以降でも上位に入る結果となりました。

女性10~20代は全体的に割合が高い傾向にありました。女性10代では「自分磨きをする」「ダイエットをする」「イメチェンする」といった外見に関連する項目の割合が、他の年代に比べて圧倒的に高くなりました。また、「友だちづくり・人脈づくりをする」も全体に比べ30ポイント以上高い結果となりました。

女性10~20代では「フェス/ライブに行く」が3割前後と高く、5位以内にランクイン。そのほか、女性10~20代では「貯金を始める」が3割弱と高めで、女性20代では5位にランクインしました。
女性20代では「国内旅行に行く」が4割超で2位となり、5位以内にはランクインしていませんが「海外旅行に行く」も高めの割合でした。

■2022年流行ったと思うヒトやコトは、「大谷翔平」「SPY×FAMILY」「FIFAワールドカップ2022カタール大会」が上位
2022年流行ったと思うヒト、モノ、コトの1位は、昨年に続き「大谷翔平」選手となりました。
次いで2位に「SPY×FAMILY」、僅差で3位に「FIFAワールドカップ2022カタール大会」がランクインしました。
4位には、コロナ禍からさらなる注目の続く「乳酸菌飲料」ランクインし、5位には、今年の10月に開始された「全国旅行支援」がランクインしました。
6位の「SDGs」は、昨年から引き続き10位以内にランクインしました。

■若年層は「SPY×FAMILY」「ONE PIECE FILM RED」「SHIEN」などがランクイン
2022年流行ったと思うヒト、モノ、コトを男女年代別でみていきます。
男性の10代では、「ONE PIECE FILM RED」が1位となりました。男性20代は「SPY×FAMILY」が1位となりました。それ以外は、男性10~20代の上位5位までの傾向は近しくなり、「スプラトゥーン3」や「ちいかわ」がランクインしました。
男性の40代、50代以上は「大谷翔平」と「FIFAワールドカップ2022カタール大会」が上位となりました。
女性の傾向をみると、全体でも1位となった「SPY×FAMILY」が10代~40代で1位となりました。
また、女性10代~30代では「SHIEIN」が2位に入りました。特に女性10代、20代では2割を超え今年のトレンドとして若者を中心に注目を集めたことがわかりました。またアニメ「ちいかわ」やドラマ「Silent」は女性10代~40代の幅広い年代でランクインしました。

LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していきます。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 13歳以上の男女
実施時期:2022年11月28日~11月30日
有効回収数:555,074サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女13歳以上の46,048サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約616万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2022年10月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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