ピカリング インターフェース、5Gと半導体試験に対応した67GHz終端スイッチを発表PXIマイクロ波MUXをさらに強化

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2022年6月19日~24日にコロラド州デンバーのColorado Convention Centerで開催のInternational Microwave Symposium(IMS)のブース11006で発表
電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース (https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ )(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は5Gと半導体試験分野の最新要件に対応した67GHz終端SP4T/SP6Tモジュールを追加し、SP4T/SP6T構成のマイクロ波マルチプレクサ「4x-785C」を強化しました。「40-785C」モジュール(PXI)と「42-785C」モジュール(PXIe)は信号の整合性を向上する内部リレー終端を備えています。このデバイスはパネル/リモート・マウントのオプションがあり、ユーザーは自分のアプリケーションに最も便利な場所にスイッチを配置することができます。リモート・マウント・オプションはシャーシ・スロットを1つ占有しますが、最大3つのスイッチを制御できるため、スペースの節約になります。

「4x-785C」ファミリは業界をリードする優れた品質で知られるRadiall社の機械式マイクロ波スイッチをベースにしています。67GHz 50Ω内部終端スイッチの追加により、テスト・システムで使用されていないチャネルを信号パスの特性インピーダンス内で終端することができ、信号の整合性が最大限に向上します。

リモート・マウント・オプションを使用すると各スイッチを1.5mケーブルでコントロール・モジュールに接続できるため、スイッチの取り付け位置の柔軟性が増します。また、RF接続の長さが減少するため、性能が最大限に向上し、ケーブルのコストが最小限に抑制できます。必要なシャーシ・スロット数は、単一構成ではわずか3スロット、デュアル・パネル・マウント・スイッチでは6スロット、リモート・マウントではわずか1スロットと最小限で済みます。

ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャーのスティーブ・エドワーズは「4x-785Cファミリにはテスト・システム状態監視用にスイッチ・サイクル計数機能が備わっています。チャネル当たりのオペレーション数を把握し、使用頻度の高いチャネルを使用頻度の低いパスに置き換えることで、摩耗プロセスを管理することができます」とコメントしています。

ピカリングではRFアプリケーション用の高品質接続ケーブルも豊富に揃えており、全モジュールが標準で3年保証の対象になっています。

ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。

日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。

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