<序盤ストーリー>
下級武士“郷士”の身分でありながら
その剣の腕を評価され、江戸での剣術修行を特別に許された坂本龍馬。
1年に渡る鍛錬を終え、龍馬は故郷・土佐に帰る。
しかし、そこで龍馬は土佐の“もう一つの姿”を目の当たりにする。
それは龍馬が生まれる前から何一つとして変わらない理不尽な階級社会の姿だった。
江戸という外の世界を知った龍馬は独り、この理不尽に拳一つで立ち向かう。
しかし、その抵抗も虚しく龍馬は重罪人として投獄されるのだった。
そこへ、一人の男が現れる。
土佐藩の最重要人物、“参政”吉田東洋だった。
東洋は階級制度の犠牲となって親兄弟を失った子供たちを秘密裏に支援しており、
龍馬も東洋から我が子同然に育てられてきた子の一人であった。
その東洋の尽力で、龍馬は何とか牢から脱することに成功する。
龍馬は、東洋の元で共に育った“兄弟”武市と共に東洋と今後の方針を打ち合わせるべく高知城へ向かう。
だが、会合の最中に覆面の男が突然現れ、東洋を殺害する。
遅れて駆け付けた役人に東洋殺害の容疑をかけられた龍馬は、役人たちを振り切って男を追いかけるが、その男の「天念理心流」と呼ばれる剣術により逃げられてしまう。
龍馬は役人たちから逃れ、恩師の仇を討つべく覆面の男を追うために土佐を脱藩する。
素性を隠し、京の街に潜伏した龍馬は
情報屋から「天念理心流」の使い手が、ある組織に集結していると知らされる。
それは、壬生狼と恐れられる最強の人斬り集団「新選組」だった。
龍馬は己の名を捨て「斎藤一」という偽りの名で、死と隣り合わせの潜入を決意する。
<舞台紹介>
土佐
“南海道随一の名城”と名高い高知城を背後に頂く、日本でも屈指の城下町。素朴ながらも街は活気に満ち、人々の往来が絶えない。しかし、その一方で人々は厳格な身分制度に縛られ、上級武士である“上士”の影に怯えて暮らす側面も持つ。
陰と陽が混じり合う地……それが土佐であり、龍馬という人間性にも多大な影響を与えることになる。
京
帝のおわす“御所”をはじめ、この国の重要拠点が数多く存在する日本の中枢。庶民も多く暮らし、宿場町としての機能を持つ“伏見”、京を象徴する賑わいのある“洛内”、人通りが少なく怪しい雰囲気の漂う“洛外”、高級料亭や遊郭などがある色町“祇園”、一般人は寄り付かない物騒な“骸街”など、特色豊かな場所である。
この街の覇者になることが今後の日本の主導権を握るとも言われ、様々な人材が己の野望を実現すべく集まっている。
<主要登場人物>
<土佐藩>
成すべき事を求めあがく土佐の“龍”
土佐藩郷士
坂本龍馬(出演:黒田崇矢)
土佐でも最も身分の低い“郷士”の生まれ。
武市半平太ら同じ境遇の若者たちが
藩を変えるべく奔走する中、
自分の成すべき事を見出せず苦悩している。
だがその剣の腕は土佐でも随一で、
江戸での剣術修行を許されるほど。
その剣の腕を見込まれた吉田東洋、
武市半平太とともに、
藩の改革に向けて動き出すことになるが、
全ての準備が整った革命前夜にある事件が起き、
龍馬の人生は大きく動き始める。
革命組織を束ねる龍馬の兄弟分
土佐勤王党
武市半平太(出演:中野英雄)【NEW CAST】
龍馬と同じ境遇に生まれ、
幼い頃から龍馬を守ってきた兄弟分。
ともに吉田東洋に見込まれ、支援を受けて成長した。
剣を取っても土佐最強と謳われる
龍馬に匹敵するほどの腕前。
土佐勤王党はそんな武市を慕って参加した者も多い。
江戸から帰った龍馬を土佐勤王党へ招き、
盟主に次ぐ席である「筆頭」を任せるほど
龍馬とは深い信頼関係にある。
しかし、育ての親・吉田東洋の死を巡り
龍馬と武市は初めて
それぞれ違う道を歩むことになるのだった……
龍馬の育ての親にして土佐の最重要人物
土佐藩 参政
吉田東洋(出演:石塚運昇)
土佐藩の大殿・山内容堂の懐刀と呼ばれる切れ者で、
名実ともに藩の中心人物。
最も厳格な支配者であると見なされ、恐れられている。
しかし、真の彼は正義感に溢れた情に厚い男であり、
この理不尽な支配体制を誰よりも憎んでいた。
東洋は、差別を受け親を失った
下層階級の子供たちを引き取り、
密かに支援する活動を長年続けてきた。
すべてはこの藩を変える人材を育むために。
そうして育った一人が坂本龍馬であり、
その兄貴分である武市半平太だった。
革命前夜、凶刃に倒れた東洋。
その死は龍馬と武市、
二人の「息子」の人生を大きく狂わせていく……
<新選組>
虚実入り交じる謎の“不在局長”
新選組 局長
近藤勇(出演:大塚明夫)【NEW CAST】
新選組の頂点「局長」であり、
本来無法者の集団に過ぎない新選組を
一大組織へまとめ上げる希代の手腕を持つ男。
しかし新選組のたむろする屯所には
滅多に姿を現さず、隊長格でさえ
近藤の顔を見たことがない、という者がいるほど。
冷酷無情な“鬼の副長”
新選組 副長
土方歳三(出演:中村獅童)
新選組のNo.2である副長として、
常に不在の近藤に代わり組の実務を取り仕切る。
その支配体制は「法度」と呼ばれる掟を作り、
それに反した隊士を容赦なく処分するというもので
隊長といえど土方に逆らうことは許されない。
その冷酷さに加え、滅多に表情を変えないことから、
隊士の間では密かに“鬼の副長”とあだ名されている。
すべてが謎に包まれた壬生の“狼”
新選組 三番隊隊長
齋藤一(出演:黒田崇矢)
出生のすべてが不明で、
本名すら定かでない謎の浪人。
酒と博打に明け暮れる世捨て人のような暮らし振りで
定宿「寺田屋」の女中からはいつも嫌味を言われている。
しかしその正体は吉田東洋の殺害犯を追うために名を捨て、
京に潜伏している坂本龍馬その人である。
一年に渡る執念の調査の結果、
全ての謎が新選組にあると察した龍馬は、
独り血に飢えた狼の群れに足を踏み入れるのだった。
<重要人物>
雄藩薩摩を束ねる規格外の男
薩摩藩軍賦役
西郷吉之助(出演:岩崎征実)
鍛え上げられた巨躯。金色に染まった髪。
出会う人全てに強烈な印象を与える風貌。
性格は好戦的で豪快そのものだが、
幕府要人や他の雄藩首脳といった
並み居る策士たちと
渡り合うしたたかさも兼ね備えている。
薩摩の、西郷の狙いは何なのか。
それを知る者はまだ誰もいない。
京の街を暗躍する謎の情報通
長州藩士
新堀松輔(出演:山寺宏一)
飄々とした雰囲気で、掴みどころのない男。
新堀という名前も偽名だと自ら公言しており、
その正体を知る者はごくわずか。
京のどこかに活動拠点となる店を構え、
自分の女に運営を任せているらしいが、
その真偽のほどは誰も知らない。
大宿‟寺田屋“の看板娘
おりょう(出演:杉平真奈美)【NEW CAST】
龍馬が定宿とする、京でも指折りの船宿
“寺田屋”に住み込みで働く、器量よしの女中。
健康的な美しさに、凛としたふるまい。
彼女の姿見たさに常連となっている客もいるほどで、
寺田屋の看板娘になっている。
龍馬が恩師の仇を追って京に潜伏していることなど
露知らぬおりょう。
そんな彼女にとって龍馬は宿代を滞納してばかりの
迷惑な客の一人に過ぎないのだが……
龍馬の新選組入隊を機に、本音を見せるおりょう。
人斬りを恨み、嫌う彼女の真の想いとは?
<幕府>
最大の試練に独り立ち向かう“最後の将軍”
江戸幕府第十五代征夷大将軍
徳川慶喜(出演:徳重聡)
徳川幕府300年の歴史において、
最も困難な局面の舵を取る男。
若いながらもその知力・胆力は
歴代首脳陣の中にあって
唯一この国のために「成すべき事」に気づいている。
土佐を脱藩し隠れるように生きる龍馬と、
この国の頂点に坐する慶喜……
正反対の立場にあるこの二人の男。
出会いの時は、果たして訪れるのか……?
“第2の勢力”を率いる実力者
京都見廻組
佐々木只三郎(出演:西凜太朗)
新選組と対をなす存在として、
京にその名を轟かせる戦闘集団、
それが「京都見廻組」。
新選組が隊士の出自を問わず、
ただ強い者に門戸を開くのに対し、
見廻組は将軍家直参の武士によってのみ構成される、
いわば名門である。
京の護衛という同じ任務を担うこの二つの組織。
表面上こそ協力関係にあるが、
水面下では京の覇権を巡り、激しく対立している。
佐々木は見廻組を率いて、
事あるごとに新選組の前へその姿を現し、立ち塞がる。
幕府内部に潜む野心家
幕府軍艦奉行並
勝麟太郎(出演:鳥海浩輔)【NEW CAST】
海外列強の脅威が迫る中、
防衛の要である幕府海軍を統括する男。
今の幕府支える重要人物の一人だが、
一方では薩摩藩の西郷吉之助と個人的に接触し
イギリスと強い繋がりを持つという
謎の武器商人‟坂本龍馬”を引き合わせるなど
不穏な動きを見せている。
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【商品概要】
商品名 : 龍が如く 維新! 極
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ジャンル: アクションアドベンチャー
プレイ人数: 1人
発売・販売 : 株式会社セガ
CERO : D区分(17歳以上)
著作権表記 : ©SEGA
公式サイト : https://ryu-ga-gotoku.com/Ishin_kiwami/
※画面はすべて開発中、PlayStation®5 版のものです。
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