東南アジア地域でAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」提供開始!来場者管理システム開発のEmbrio社(シンガポール)と販売パートナー契約締結

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アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)とITシステム開発ベンダーEmbrio Enterprises Pte Ltd(本社:シンガポール、CEO:Cedric Lim、以下 エンブリオ)は、アステリアが開発・販売するAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ)」の東南アジア初となる販売パートナー契約を本日締結したことを発表します。この締結により、エンブリオのサービスと組み合わせたソリューションを同地域で本日より提供開始します。
  • 販売パートナー契約締結背景

エンブリオはスマートビルディング※1をはじめ、顧客企業のDX推進支援に向けたソリューションを提供するITシステム開発ベンダーです。エンブリオが提供するスマートフォンとQRコードを用いた来場者管理システム「Entrée(アントレ)」は、コロナ禍において非接触での来場者管理が求められたことで、コロナ禍以前と比較して問い合わせ件数が倍増。リアルイベント運営における、より高度なコロナ感染対策の実現や来場者管理の効率化に向けて、先端テクノロジーを活用したソリューションの検討を進めていました。

そこでエンブリオは、AIカメラやIoTデバイスをノーコードで統合管理し、スムーズにデータを取得できるGravioに着目。Entréeで管理する来場者情報と、入場受付付近に設置したAIカメラやIoTデバイスで収集した混雑状況に関わるデータを組み合わせたソリューションパッケージを提案していくために、アステリアとGravioの販売パートナー契約を締結しました。

この両社協業のソリューションにより、Entréeの来場者データとGravioのAIカメラから収集された人数情報やCO2センサーによる二酸化炭素の濃度などのデータを組み合わせることで、人の流れを可視化。収集されたデータをもとに来場者の少ない入り口へゲストの誘導を行うことで、Entréeでのよりスムーズなチェックインが可能となります。これにより、混雑しがちな入場受付の密状態を回避し、各国における経済活動が再開するなかで、コロナ感染対策のとれたイベント運営に貢献します。

このソリューションは本日よりシンガポールを中心とした東南アジア地域におけるポストコロナ時代のソリューションとして販売を開始。リアルイベントのスマート化のみならずスマートビル化や、各種デバイスやソフトウェア間の接続といった分野での利用拡大を推進していきます。

アステリアは、Gravioの海外展開強化に向け今後も国外パートナーを拡大していく方針です。
 

  • EmbrioGravioコラボレーション概要>

 

 

  • EntréeGravioを組み合わせたソリューションの概要>
提供開始日 2022年11月9日
販売形式 イベントなど※2用途に合わせて、EntréeにGravioのセンサーを組み合わせたソリューションとしてエンブリオより提供
販売地域 シンガポールを中心とした東南アジア地域
価格 1,900シンガポールドル/月※3~(最低3ヶ月間の契約、10イベントまで利用可)

 

  • エンブリオからのコメント
私たちの提供するビジネスやサービスには、常に改善の必要性があります。アステリアとのパートナーシップにより、プロジェクトの品質と納期を維持しながら、当社のサービスとソリューションの俊敏性がさらに高まりました。近い将来、私たちのソリューションにおいて、Gravioは間違いなくより大きな役割を果たすことになるでしょう。

Embrio Enterprises Pte Ltd CEO Cedric Lim氏

 

※1:ICTを活用してビルの運用・管理をより効率的に行える建物
※2:イベント以外にも、顧客の要望に応じてスマートビル化でもGravioと組み合わせたソリューションの提案が可能
※3:導入コストは別途必要になります
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■「Embrio Enterprises Pte Ltdについて( Webサイトhttps://www.embrioent.com/
エンブリオ・エンタープライズは、共通の考え方と戦略を持つ関連企業グループで構成されています。新しい時代において持続可能かつ再生可能で、環境、市場、ビジネスに優しい企業を代表する、ITサービスおよびソリューションプロバイダーです。
エンブリオは、企業向け技術・サービスソリューションのエンドツーエンド・ビルダーとして、幅広い製品とサービスを提供し、今日の競争の中で従来型のビジネスから脱却するだけではなく、技術革新を活用してお客様の商品価値を向上させることを目指しています。
アステリア株式会社」について( Webサイト https://www.asteria.com/
 アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,739社(2022年6月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,653件(2022年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
■「Gravio」について( Webサイト https://www.gravio.com/jp
Gravioは、ノーコードで汎用的なカメラや各種センサーによるデータと様々なシステムの連携を容易に実現できる、AI/IoT統合型エッジコンピューティングプラットフォームです。直感的な画面設計による簡単な操作で、エッジ上で様々なデータを収集、管理するとともに、データに基づいた様々なアクションを自動的に実行することが可能です。また、各種認証済センサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑性も解消。サービス全体を通してシンプルかつ迅速なAI/IoTの利活用を実現します。新バージョンでは、AIによる画像推論機能が更に強化され、プリインストールの推論モデルに加え、お客様により作成されたオリジナルの画像推論モデルもノーコードでシームレスに利用可能となりました。Gravioは、多様な用途におけるAIやIoTを利活用したDXを実現します。
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アステリア、Asteria、Handbook、Gravioは、アステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。

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