なお、「クリエイティブイノベーション部門」「ブランデッド・コミュニケーション部門(Cカテゴリー:PR)」においても「ACCシルバー」を獲得し、計3部門での受賞となります。
- 「FRIENDLY DOOR(フレンドリードア)」について
https://actionforall.homes.co.jp/friendlydoor
不動産・住宅情報サービスの「LIFULL HOME’S」では国籍や人種、性別、背負うハンディキャップにかかわらず、誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界の実現するための事業活動として『LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL』を発足しました。
その活動の一つとして、高齢者、外国籍、LGBTQ、生活保護利用者、シングルマザー・ファザー、被災者、障害者といった『住宅弱者』と呼ばれる方々に対して理解があり、相談に応じてくれる不動産会社を検索することができる「FRIENDLY DOOR」プロジェクトに取り組んでおり、現在全国4,000店舗以上の不動産会社(2022年10月末時点)を掲載しています。
- 「FRIENDLY DOOR」ローンチキャンペーン
「住宅弱者」の存在と彼らが抱えている問題をより多くの方に知ってもらいたい、コロナ禍の社会情勢を通して「誰しもが『住宅弱者』の当事者になり得る」ということを伝えたい、という想いから、住まい探しにおける根強い差別・偏見・矛盾について考えを問う屋外広告を展開しました。掲示箇所としてさまざまな価値観を持つ人々が集う象徴的な街であり、ダイバーシティへの取組みに地域をあげて力を入れているエリアである「東京・渋谷」を選定しました。ビジュアルでは「住宅弱者」に含まれる高齢者、外国籍、LGBTQ+、生活保護利用者の方々が住まい探しにおいて直面する様々な制限を具体的に表現し、街ゆく人々に驚きと気づきを与える現実的且つショッキングな内容となっています。
また、他人事ではない身近な問題であることを理解し、向き合ってもらうためのチェックコンテンツの提供や、最新の実態調査を実施しました。不動産会社側から見た「住宅弱者」問題の裏側を明らかにする「住まい探し」の実態調査の結果も発表しました。
https://lifull.com/news/18180/
- 『ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』および受賞部門について
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルしました。国内で最も規模が大きく、権威のあるアワードのひとつとして知られています。
毎年、各部門とも様々な業界の第一線で活躍されるクリエイターや有識者等による審査が行われており、2022年度はフィルム部門、フィルムクラフト部門、ラジオ&オーディオ広告部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、ブランデッド・コミュニケーション部門、デザイン部門、メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門の全8部門が設けられました。
このような権威あるアワードにおいて「FRIENDLY DOOR」プロジェクトは以下の3部門において受賞を果たしました。
マーケティング・エフェクティブネス部門
(「マーケティング戦略×クリエイティビティ」で「成果」をあげた施策やキャンペーンを評価)
・FRIENDLY DOOR(ローンチキャンペーン)
https://www.acc-awards.com/festival/2022fes_result/me.html
クリエイティブイノベーション部門
・FRIENDLY DOOR
https://www.acc-awards.com/festival/2022fes_result/ci.html
ブランデッド・コミュニケーション部門(Cカテゴリー:PR)
・FRIENDLY DOOR
https://www.acc-awards.com/festival/2022fes_result/bcc.html
- 「LIFULL HOME’S」事業本部長・伊東祐司(いとうゆうじ)のコメント
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、事業を通して社会課題解決に取り組む企業グループです。弊社の主力事業であるLIFULL HOME’Sにおいても、住まいに関する社会課題解決に取り組んでおり、その一つが「住宅弱者」問題となっております。
「FRIENDLY DOOR」は、自らも「住宅弱者」の当事者である事業責任者・龔(キョウ)が立ち上げたプロジェクトです。今回受賞したローンチキャンペーンでは、「住宅弱者」の存在と彼らが抱えている問題をより多くの方に知ってもらいたいという思いから、ブランド構築、サービス開発、調査PRからプロモーション領域まで、社内外のクリエイティブチームが一丸となって取り組みました。
今回の受賞では、不動産会社様に参画いただいている実績についても評価いただけたことを大変喜ばしく思っております。今後も多くの不動産会社様の力をお借りしながら、誰しもが「したい暮らし」を実現できる社会を目指して取り組みを進めてまいります。
- LIFULL HOME’Sについて(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME’Sは、「したい暮らしに、出会おう。」をコンセプトに掲げ、簡単で便利な住まい探しをお手伝いする不動産・住宅情報の総合サービスです。物件の探しやすさや住まいに関する情報の見つけやすさ、検討がしやすくなるように、様々な機能や情報を拡充していきます。今後も、ユーザーに寄り添いながら、ともに理想の住まい探しを実現します。
- 株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。