パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、エレクトリックワークス社)は、インターネット経由で照明演出の実施や管理ができ、広域や多拠点での演出を可能にするクラウドサービス「街演出クラウド YOI-en(ヨイエン)」の提案を2022年10月14日より開始します。
昨今、日本国内では地方創生や地域活性化の観点から、地域一帯のにぎわいを創出するため、公園やスポーツ施設、観光資源などを核に官民連携の街づくり計画が各地で進められています。街づくり計画では、核となる施設から周辺地域への来訪者の回遊促進や、季節ごとのイベントなどによるリピーター創出などが重要になります。一方で、広域に及ぶ地域一帯の仕掛けや定期的なイベントの実施は、費用や人手が負担となる場合があります。
「街演出クラウド YOI-en(ヨイエン)」は街づくり計画を進める自治体やデベロッパー、観光地域づくり法人(DMO)(※1)などをターゲットに、地域一帯の継続的なにぎわい創出を提供するために開発したクラウドサービスです。パソコンからインターネット経由でコントローラにつながった照明の制御ができるため、演出用のケーブルを設置できない道路などを跨いだ広域や、多拠点が連動した照明演出が可能になります。また、魅力的な演出コンテンツを備えており、クラウド上でコンテンツを選択するだけで照明演出が可能です。サービス開始時点では、四季をイメージしたライトアップや、光の動きなどで人に「回遊」や「滞留」などを働きかける「アフォーダンスライティング」(※2)の演出コンテンツをクラウド上に用意しており、アップデートにより随時追加していく予定です。あらかじめフルカラー照明とコントローラを街に導入しておくことで、演出コンテンツを選択するだけで施設運営者自身で照明演出が実施できます。そのため、演出の都度専門業者に依頼する必要が無く、手軽かつ継続的に演出の実施が可能になります。万が一、設置した照明器具に不具合が発生した場合は、施設運営者にお知らせする機能を備えており、早期発見が可能です。
今後、「街演出クラウド YOI-en(ヨイエン)」の提案を通じて、訪れるたびに感動のある街づくりを支援し、照明による新たな体験価値の提供に努めていきます。また、照明演出の企画提案から機器の導入、シミュレーションなどを通じ、地域の新たな価値創出を継続的に行うビジネスモデルの構築を目指していきます。
※1:観光庁に登録を行い、観光地域づくりの舵取り役として地域の様々な関係者と協力しながら、戦略の策定や戦略実施のための調整機能を備えた法人。
※2:照明の光に動きや明暗、色などの変化を加え、人の心理・行動に働きかけるエレクトリックワークス社の照明演出手法。人の歩行速度に合わせて進行方向に光が流れる「回遊」の演出などがあります。
アフォーダンスライティングHP:https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/plam/method/affordance/
<特長>
1. パソコンからインターネット経由で広域・多拠点の照明演出が可能
2. 魅力的な演出コンテンツを利用でき、施設運営者自身で演出の実施が可能
3. 照明演出の企画提案から機器の導入、シミュレーションなどお客様を幅広くサポート
【お問い合わせ先】
照明器具・ランプ 商品ご相談窓口
フリーダイヤル:0120-187-441(月~土、9~18時、祝日・正月三が日を除く)
YOI-en HP: https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/control/lightup/yoi-en/
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 広域や多拠点の照明演出が可能なクラウドサービス「街演出クラウド YOI-en」の提案開始(2022年10月14日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/10/jn221014-1/jn221014-1.html
<関連情報>
・YOI-en ホームページ
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/control/lightup/yoi-en/
・NAKEDヨルモウデ 2022 平安神宮
https://yoru-mo-de.naked.works/heian-jingu/