Microsoft Power BIによるInfiniOne®の情報分析サービスを提供開始

この記事は約6分で読めます。
FutureOne株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤 隆元、以下フューチャーワン)は、クラウド環境でサービス提供する中堅・中小企業向け基幹業務パッケージInfiniOne®と、日本マイクロソフト株式会社(本社: 東京都港区、マイクロソフト アジア プレジデント:アーメッド ジャミール マザーリ)が提供するMicrosoft Power BI(以下、Power BI)を連携し、基幹業務データの情報分析サービスの提供を開始したことをお知らせします。
■本サービス発足の背景
企業のデジタルトランスフォーメーション推進が叫ばれるなか、その鍵となるデータ分析を外部委託に依存せず自社で行いたいというニーズが高まっています。これを受け、フューチャーワンはInfiniOne®に保持された基幹業務データを対象に、Power BIを用いた情報分析サービスの提供を開始しました。基幹業務データをExcelなどに抽出、加工することなく、Power BIのダッシュボード上で受注や売上などの予実データを直接可視化するとともに、不採算商品の見直しなど実績データを基にした経営・業務判断を支援します。

■本サービスのポイント
1. クラウド環境提供型のInfiniOne®におけるオプション機能としてPower BIを提供
InfiniOne®をクラウド環境でサービス提供する際のオプション機能として、Power BIの導入を選択できます。従来はBIツール導入を希望するお客様に向けて個別にBIサーバーを構築していましたが、SaaSによるフルマネージド型である本サービスにおいてはBIサーバーの構築や維持が削減されます。また、利用ユーザー数増加などのスペック追加に対しても柔軟な拡張ができますので、お客様のニーズに合わせた提案が可能です。

2. IDaaSによるアクセス管理
Power BI画面にアクセスする際は、認証クラウドサービス(IDaaS)であるAzure Active Directoryを介して、お客様が所有するMicrosoft 365アカウントに紐付いたシングルサインオンができます。Power BI画面へのインターネット経由でのアクセスは、Azure Active DirectoryおよびMicrosoft 365にて提供されるセキュリティ対策やユーザー管理機能によって守られており、オフィスでの利用に加え、自宅や外出先からスマートフォンやタブレットで基幹業務データの情報分析結果を安全に閲覧することができます。

■今後の展望
フューチャーワンは、これまで日本の中堅・中小企業に向けて45 年にわたり基幹業務システム/サービスを提供し、数多くのシステム構築を手掛けてきました。今後もフューチャーグループの技術トレンドを背景に、当社のお客様にとって最適な技術要素を提供していくことで、更なる業務の拡張性やコスト削減などの工夫を生み出し、中堅・中小企業ビジネスのシステムプラットフォームを支援します。

■日本マイクロソフト株式会社様からのコメント
日本のあらゆるお客様においてデータ利活用の重要性が非常に高まっている中、フューチャーワン様が今回Power BIとの連携を発表頂いたことを心より感謝申し上げます。
Power BIは、Microsoft 365などの弊社クラウド製品をお使いいただいているお客様であれば、Azure ADによる権限設定を行うことでデータの漏洩を防ぎ、適切な権限を持つ人が適切なビューを見られることで、セキュリティと利便性の両立を実現したデータ解析ができます。さらにAzure上のデータソースと組み合わせることで、標準で用意されたデータソースから容易にリアルタイムなデータの取り込みが可能となります。その結果、InfiniOne®をご利用される企業様にとって、迅速な経営判断を下すための一助となると考えております。
今後もフューチャーワン様との連携をより深めていき、先端テクノロジーを活用したお客様の業務改革を支援してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 副事業本部長 コーポレートソリューション営業統括本部 統括本部長
滝本 啓介

※  Microsoft、Power BI、Azure、Excelは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※  Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。

 

■InfiniOne®について
InfiniOne®※1はERP・基幹業務システムを中心としたソリューションブランドとして主に、中堅企業向けのInfiniOne® ERPと中堅・中小企業向け基幹業務システム InfiniOne® Project、業種特化販売管理システムInfiniOne® Salesをラインナップとして揃えています。タイムリーな業績管理やリアルタイムでの経営情報を引き出すための経営情報基盤として、専門性の高いノウハウを形にした業種別テンプレートを備えており、様々な業種業態の企業1,200社以上に採用されています。

 

※1 https://www.future-one.co.jp/products/

 

※  FutureOne株式会社は、フューチャーグループの企業です。

※  フューチャー株式会社(東証プライム:4722)は持株会社です。

  ( https://www.future.co.jp/company_profile/future_group/ )
※  記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※  プレスリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。

■FutureOne株式会社
代表取締役社長:佐藤 隆元
設立:2002年10月1日
社員数:263名(2022年2月1日現在)
本社:東京都品川区大崎2-9-3
URL:https://www.future-one.co.jp/
事業内容:基幹業務システムInfiniOne®の開発、販売、サポートおよびECサイトの構築、受託開発

■報道機関からのお問い合わせ先
FutureOne株式会社 ビジネスプロデュース事業部 マーケティング担当:渕崎、山本
TEL: 03-5719-6122 FAX: 03-5719-6123 E-Mail: f1-marketing@future-one.co.jp

 

タイトルとURLをコピーしました