本導入はNTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:丸岡亨、以下 NTT Com)の運用支援のもと行われ、今後も適応現場の拡大を進めてまいります。
導入の背景と効果
株式会社大林組 DX本部 本部長室 部長 堀内英行 様からのコメント:
「建設業では、工事の進捗管理に多くの人手と時間をかけており、ドローンを活用した現場業務の効率化が期待されていました。従来のドローンでは非GPS環境下での自律飛行が困難だった中、Skydioの自律飛行技術を活用することで建設現場巡回の有効性を確認することができました。さらに、Skydio 3D Scan™を活用しこれまでデータ取得が困難だった屋内現場の施工管理や、被災後の修繕計画を立案するための状況記録に活用しています。実際に導入を行った現場からは、手動飛行においても簡単な操作で屋内でも安定した飛行が行えることから、高所や狭所など人が行きづらい箇所での点検にも大いに活用できると好意的な意見が出ています。今後は現場職員自身が機体を操縦し日常的に業務で使用することを目指して、 NTTコミュニケーションズの支援の運用支援のもと適用現場を拡大させています。」
* 2022年7月より、ドローンビジネスは「ドコモビジネス」ブランドのもと、NTT Comとともに取り組んでいます。
* NTT Comには日本で唯一のSkydio Master Instructorが在籍しお客様の運用支援をサポートしています。
* Skydio, IncはNTTドコモ・ベンチャーズより出資を受けており資本・事業面で提携しております。
Skydioの特徴
Skydioのドローンは、AIによる自律飛行技術、360°全方位障害物回避機能を搭載し、安全な飛行を実現します。マニュアル操作ドローンでは飛行が難しい非GPS環境下や磁界環境下においてもVisual SLAMにより安定した飛行が可能なため、特に橋梁やインフラ等の点検業務に適しています。自律飛行技術によって、複雑な構造物もあらゆる角度から精確かつ自動的に撮影できるため、Skydio 3D Scan™機能を使い優れた3Dモデルを提供します。
「Skydio 2+」は、重量800g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大27分と軽量でコンパクトな設計です。
低温下や高温下といった過酷な環境下でも利用可能な耐久性と、夜間飛行を実現する赤外線カメラを搭載し、特殊なミッションに適した「Skydio X2」は、重量1,325g(バッテリー搭載後)、持続飛行時間最大35分と、頑丈な機体で長時間飛行可能な設計です。
Skydio合同会社について
Skydioは、AI、Visual SLAMによる自律飛行技術や障害物回避技術を搭載したドローンを開発・製造する米国最大のドローンメーカーです。マニュアル操作ドローンでは飛行および撮影が困難であった非GPS環境や磁界環境下での優れた飛行を実現します。さらにSkydio 3D Scan™ ソフトウェア機能により、複雑な構造物もシンプルな操作で撮影し、高精度で忠実な3Dモデルを提供します。「Our mission is to make the world more productive, creative, and safe with autonomous flights. (自律飛行により、世界をより生産的に、よりクリエイティブに、そしてより安全にすることが私たちのミッションです)」を掲げ、国内におけるドローン飛行の安全性向上ならびにドローンを活用した業務全体の高度化・効率化の実現を目指しています。