デンソーテンの新世代サウンドシステムがLEXUSの新型「UX」に採用

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株式会社デンソーテン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:加藤 之啓)は、当社の新世代サウンドシステムが、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)のLEXUS新型「UX」(2022年7月7日発売)装着の「レクサスUXプレミアムサウンドシステム」として採用されましたのでお知らせします。驚きと感動を全ての人に全ての時間で提供することを目指し、当社独自のデジタル信号処理技術を搭載した8chフルデジタルClass-Dアンプと10個のスピーカーから成るハイレゾ対応※1のサウンドシステムを開発しました。本サウンドシステムによって、LEXUSのブランドコンセプト「EXPERIENCE AMAZING」の体現に貢献します。

新型「UX」 写真提供:トヨタ自動車株式会社新型「UX」 写真提供:トヨタ自動車株式会社

新世代サウンドシステム新世代サウンドシステム

【車室内特有の音の乱れを補正し、心地よい響きを付与することで、リスニングルームのような音空間を再現】
高性能DSPにより、①車室内で発生する不要なガラス反射やドア振動などによる音の乱れを信号処理で制御・補正し、元の音源をより正確に再現します。加えて、②リスニングルームで音楽を聴いた時の反射音を到来方向まで忠実に車室内で再現することで、車室外まで広がるような心地よい音空間を実現します。

<理想の音空間を目指した、補正イメージ>

さらに、LEXUS UXの全ての座席を含む膨大な車室内データを取得し、各スピーカーの音響特性をシミュレーションすることで、どの座席でも快適な音質を提供します。また、視聴ボリュームや音源、走行速度(騒音レベル)に応じて、常に最適な周波数バランスに補正することで、どのようなシーンにおいても聴きやすい音質を実現します。

【その他の技術】
■独自形状の振動板・エッジ設計でスピーカーの剛性や振幅対称性を向上し、原音に対して正確な音を再生
■ハイレゾの良さを活かす高性能マスタークロック搭載※2
■アンプ筐体の刷新による対ノイズ性能向上・高剛性化で、音質を大幅に改善

デンソーテングループは、企業ビジョン「VISION2030」の実現に向けて、人と地球に優しい製品でクルマの魅力を高める「クルマの価値向上」や、移動の課題を解決し人々の生活を豊かにすることに貢献する「生活の価値向上」への取り組みを具体化していきます。人・モノ・モビリティなど、“移動”の困りごとを解決する『モビリティソリューションパートナー』を目指し、「環境にやさしいモビリティ社会」「安心・安全なモビリティ社会」の実現に貢献していきます。

※1 LEXUS UX向けの当社新世代サウンドシステムは、日本オーディオ協会の“Hi-Res Audio”に認定された製品です。
※2 マスタークロック:デジタル信号処理の心臓部。デジタル機器はクロックを基準にして一定の周期を持って回路が動作します。

車両写真は、本プレスリリース用に当社がトヨタ自動車株式会社より利用許諾を得たものです。転載、転用を一切禁じます。

 

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