高崎商科大学とエバーコネクト、ブロックチェーンを活用した消費者のWell-beingおよび購入行動分析における調査検証を開始

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ブロックチェーン技術を活用したデジタル地域商品券発行プラットフォーム「Gotch」を運営するエバーコネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:吉田 敬一、以下「エバーコネクト」)と高崎商科大学(所在地:群馬県高崎市、学長:渕上勇次郎)、株式会社インスプレース(本社:東京都渋谷区、代表取締役:福田徹、以下「インスプレース」)は、デジタル技術を活用し、「下仁田ぐるめぐりチケット」におけるWell-beingおよび購入行動分析における効果等の検証を共同で開始したことをお知らせします。
下仁田町では、上信電鉄「下仁田駅」を中心とする市街地活性化に関する重点施策として、下仁田町の市街地で営業をしている飲食店及び下仁田特産物販売店で利用できる「お得なチケット(名称:下仁田ぐるめぐりチケット)」の販売を行います。本チケットは、主に下仁田町を訪れる観光客に利用していただき、新型コロナの影響で業績が低迷している飲食店等の小規模店舗の活性化につなげたいという意向があり、販売後の政策効果についても検証したいことから、高崎商科大学が下仁田町から受託し、当該チケット販売及びアンケート調査を実施することになりました。

高崎商科大学が実施する調査研究では、当該チケット購入履歴等を事後に把握できるような仕組みが必要であることから、従来の紙チケットにデジタル技術を加えて、効率的にデータ収集および分析を行える仕組みを高崎商科大学およびインスプレースと共同開発し、政策効果等の検証につなげます。

具体的には、紙チケットにあらかじめユニークなQRコードを付与し、チケット購入時のアンケートと紙チケットQRコードをスマホアプリで紐付けします。また、店舗で使われた紙チケットを後日回収し、店舗と紙チケットのQRコードを消し込むことで、チケット購入者の行動分析を行うことができます。

紙チケットの発行と管理においても、デジタル技術を活用することで、従来の手作業で実施していた紙チケットの消込・集計作業の負荷を大幅に軽減することができます。

また、紙チケットの発行者と参加店舗では、特別な機材を用意する必要がなく、集計側にスマートフォン1台あればいつでも始められ、紙商品券の消し込みもデジタル化できます。

6月の予備調査は、2022年6月18日(土)・19日(日)及び6月25日(土)・26日(日)10時から15時までの間、上信電鉄下仁田駅近くの「こんにゃく手作り体験道場」で販売およびアンケートを実施しました。今回の予備調査の結果を解析・改良した上で、10月・11月の観光シーズンに合わせて再度販売および調査を行う予定です。

【関連サイトURL】
下仁田ぐるめぐりチケット事業
HP https://www.town.shimonita.lg.jp/kanko/m03/m06/20210709133614.html

◆エバーコネクト株式会社について
2017年に事業開始。同年より嗜好解析とブロックチェーン技術の研究開発を行い2021年3月に食にフォーカスしたデジタルギフト券発行プラットフォームの提供を開始。2021年より目黒区商店街連合会と協業し、ブロックチェーン技術を活用し地域のDX化を推進中。食と地域をキーワードに地域密着型のデジタル商品券の事業から循環型ポイントへと事業を展開予定。
HP https://everconnect.co.jp/

◆高崎商科大学について
HP https://www.tuc.ac.jp

◆株式会社インスプレースについて
大学やスタートアップ企業、大企業との共創による地域活性化コンサルティングを実施。早稲田大学・高口研究室、高崎商科大学・前田研究室とSDGs視点でまちづくりを考えるカードゲーム「SDGsスーパーシティゲーム」を共同開発し、楽しみながらSDGsを学ぶ教育事業も展開中。
HP https://insplace.co.jp/

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷8F
株式会社インスプレース
代表取締役 福田徹
toru.fukuda@insplace.co.jp

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