今求められているスキルは何か?Udemy、2022年第2四半期グローバル・ワークプレイス・ラーニングインデックスを発表

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オンライン学習・教育のリーディングカンパニーであるUdemy(ナスダック:UDMY)は本日、「2022年第2四半期 ワークプレイス・ラーニングインデックス」を発表し、テクノロジースキルとパワースキルで日本および世界中のオンライン学習者が最も学んでいるスキルを明らかにしました。
日本で最も人気だったスキルは「英語(語彙)」で前期比538%増。多くの企業において、社内公用語の英語化や事業のグローバル化が増えているのに加え、4月に新年度を迎え、新鮮な気持ちで改めて英語を学ぼうとする人々が増えたこと、またコロナ禍による渡航制限が解除され、海外出張の機会増加により英語を使う可能性が高まり、需要が増えたことが推測できます。英語関連の語学スキルは今期グローバルでも72%需要が増加しており、英語を母国語としない他の国を見てみると、オランダでは「英文法」が前期比67%増で3位、フランスでは「英会話」が51%で7位、インドネシアでは「英語」が91%で1位でした。英語という学習トピックにおいても、様々な切り口の講座から学習したい内容を選べるUdemyだからこそ、各国で人気のある英語関連のテーマが異なっている点がデータ面からも見られるのが特徴的です。

また日本では、第2位に「チームワーク」(前期比370%増)、第4位に「ビジネスプロポーザル」(310%増)、第8位に「戦略的思考」(184%増)など、変化の激しい時代に対応するための考え方、振る舞い方に関連したパワースキル関連の学びが、他のマーケットと比べて特に多く上位にランクインしている点が際立って見えました。これらのスキルについても新年度を迎え、入社や異動、昇格など環境の変化に対し、早く順応したい、職場で活躍したいと感じる人の需要が増えたことが読み解けるのではないでしょうか。「ビジネスプロポーザル」は世界でも2番目に人気だったパワースキルで、自分のアイデアをまとめ、効果的なコミュニケーションを行う方法などを学ぶことができますが、提案力や説得方法を改善したい、ビジネス戦略を考えたいと考えるプロフェッショナルからの需要が高かったことが推測されます。また、専門的知識や技術のテクノロジースキルでは、ブラウザー上で簡単にデザインができ、チーム作業も可能なデザインツール「Figma」が5位、Microsoftのデジタルノートブック「OneNote」が7位でした。いずれも共有機能もあり、保存データをチームで共有したり、アイデアをみんなで書き込むことも可能なソフトです。リモートワークが続く中、オンライン上でのコミュニケーションを円滑にするソフトウェア関連のコースに人気が高まりました。
 

世界で最も人気だったパワースキルは、認定試験の受験準備に関する「資格取得・テスト対策 」でした。特にアメリカで飛躍が見られましたが、ソフトウェアや技術スキルの知識を証明するための認定資格に関連する講座の人気が高く、日本においては具体的には情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験などITに関連する資格がシステムインテグレーションやソフトウェア開発を担う企業や電子・電機メーカーで特に人気でした。前回第1四半期の調査では、「効率化」「自己啓発」「目標達成」など、自身のスキルアップに関連した講座が人気でしたが、第2四半期では「ビジネスプロポーザル」「ビジネスアイデア着想方法」が2位、3位にランクインするなど、よりビジネスに近い講座の人気が高まりました。

世界で最も人気だったテクノロジースキルは、組織の情報技術システムのセキュリティ保護を行うセキュリティ運用者の資格であるMicrosoftセキュリティ運用アナリスト資格「Microsoft SC-200」でした。本資格試験の受験を控えた方の需要が高まったようで、国別ではアメリカとインドでも1位でした。2位と3位はMicrosoft Azureに関する講座で、クラウドサービスに関連するスキルの需要が増えている点が際立って顕著に見えることも特徴的です。「プロセスマイニング」やデータ分析など、業務プロセスの効率化につながる講座も人気でした。
 

世界各国の人気スキルを見てみると、それぞれ地域や国によって個性が伺えます。前述で、日本ではパワースキルの人気が高いとご紹介しましたが、ブラジルにおいてもトップ10のうち3つがパワースキルで、2位に「ポジティブシンキング」、3位に「心理学」といった自己啓発に関するものがランクインしています。その一方アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどではテクノロジースキルがほとんどを占めていて、欧米では勤務形態がコロナ禍を経てリモートワークもしくは出社の二極化が進んでいるなか、リモートワークで働けなければ解雇になる社会的状況の影響により、より技術を身に着けてスキルアップしたいというプロフェッショナルが増えたと推察されます。またフランスでは9位にフランス語がランクインしているのも特徴的で、移民の多いフランスならではの背景が伺えます。
 

メソドロジー
Udemy ワークプレイス・ラーニングインデックスは、Udemy Businessを利用している世界中の何千社もの企業の学習行動のデータに基づいています。ロケーションデータについては、各企業が拠点としている国に基づいています。スキルデータは、2022年第1四半期から2022年第2四半期までのUdemy Businessの講座利用のボリュームを比較したものです。各講座には最大5つの関連のトピックが設定されています。これらのトピックが、レポート内で「トレンドのスキル」として記載されています。トピックが複数設定されている講座の場合には、その講座に関連するすべてのトピックに均等に消費分数が分けられています。

 「Udemy Business」に関する詳細はこちら: https://ufb.benesse.co.jp/

日本で需要が高いトップ4のスキルに関連する人気講座をご紹介します。

英語(語彙):
【グローバルリーダーを目指す】英語で学ぶ1on1ミーティング講座マスターコース

講師:今枝 紘子、熊野 整
URL:https://www.udemy.com/course/1on1-in-english/

チームワーク・ビジネスプロポーザル:
【初心者から財務プロまで】エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション講座マスターコース

講師:熊野 整
URL:https://www.udemy.com/course/excel-master/

Android開発:
2022年版【ゼロからスマホでAndroidアプリを動かす】楽々と開発環境構築してJavaによるスマホアプリ開発の実演習

講師:サーチマン 佐藤
URL:https://www.udemy.com/course/android0-java/

2022年第2四半期 ワークプレイス・ラーニングインデックス

Udemyについて
Udemy(ナスダック:UDMY)は、組織や個人のスキルを高めることを目的として柔軟で効果的な能力開発の場を提供しています。個人向けのUdemyのマーケットプレイスプラットには、数十カ国以上で何千もの最新講座があり、学習者、講師、企業がそれぞれの目標や最大の可能性を達成するのに必要なツールを提供しています。プログラミングやデータサイエンス、そしてリーダーシップやチームビルディングに至るまで、何百万人もの人々がさまざまなトピックについて、各分野の専門家からUdemyを通じて学んでいます。法人向けのUdemy Businessでは、定額で何千もの講座や学習分析ツール、自社コンテンツの配信機能を含む受講管理システムを提供しており、Glassdoor、On24、世界銀行、フォルクスワーゲンなどの世界的企業が利用していますUdemyはサンフランシスコに本社を置き、トルコのアンカラ、テキサス州オースティン、マサチューセッツ州ボストン、カリフォルニア州マウンテンビュー、ダブリン(アイルランド)、メルボルン(オーストラリア)、ニューデリー(インド)、サンパウロ(ブラジル)にハブ機能を備えたオフィスを構えています。

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