アストロスケール、ヒューリックとADRAS-Jに関するマーケティングパートナーシップを締結

この記事は約4分で読めます。
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田 光信)の子会社で人工衛星の製造・開発を担う株式会社アストロスケール(本社:東京都墨田区、以下「アストロスケール」)はこの度、ヒューリック株式会社(本社:東京都中央区、以下「ヒューリック」)と、当社の商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェー、Active Debris Removal by Astroscale-Japan の略)」に関するマーケティングパートナーシップ契約を締結いたしました。
本パートナーシップは、ヒューリックによるアストロスケールのADRAS-Jプロジェクトへの支援を通じて、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の実現を共に目指していくものです。当社は、世界初の大型デブリ除去等の技術実証を目指す、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の商業デブリ除去実証(CRD2*1)フェーズⅠの契約相手方として選定、契約締結され、ADRAS-Jを開発しています。ADRAS-Jは2022年度内にRocket Labのロケット「Electron(エレクトロン)」による打上げを予定しており、軌道投入後、非協力物体である日本のロケット上段への接近・近傍運用を実証し、長期にわたり放置されたデブリの運動や損傷・劣化状況の撮像を行います。 

アストロスケール代表取締役の伊藤美樹は、以下のように述べています。 
「スペースサステナビリティの実現には、デブリ除去を含む軌道上サービスが必要不可欠です。そして2023年に打上げを予定しているADRAS-Jのミッションは、その軌道上サービスを確立する上でもとても重要なものになります。このプロジェクトに係るヒューリックのご支援に感謝いたします。」 

ヒューリックの代表取締役社長の前田隆也氏は、以下のように述べています。 
「当社はアストロスケールの掲げるミッションに共感すると共に、ビジョンである『将来の世代の利益のための安全で持続可能な宇宙開発』が、ヒューリックの企業理念『安心と信頼に満ちた社会の実現』と合致する事から、ADRAS-Jプロジェクトのマーケティングパートナーシップを締結致しました。当社は世界初の既存デブリ除去への第一段階となるADRAS-Jプロジェクトを応援しています。」 

アストロスケール について 
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL*2)、既存デブリの除去(ADR*3)、故障機や物体の観測・点検(ISSA*4)、寿命延長(LEX*5)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。  
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。  
アストロスケール本社ウェブサイトはこちら:https://astroscale.com/ja/ 

※1 CRD2:Commercial Removal of Debris Demonstrationの略称 
※2 EOL:End-of-Lifeの略称  
※3 ADR:Active Debris Removalの略称  
※4 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称  
※5 LEX:Life Extensionの略称  

ヒューリックについて 
ヒューリック株式会社は、「駅と未来に近いビル」をコーポレートスローガンに掲げ、東京23区を中心とした好立地のオフィス・商業ビル等を展開する「不動産賃貸事業」を中核事業としています。近年では、物流施設やデータセンターの開発をはじめ、こども教育領域への進出、フレキシブルオフィスの展開など新規分野の取り組みを積極的に行っています。 

タイトルとURLをコピーしました