SaaS型AIツール『datagusto』を提供する株式会社datagusto、プレシリーズAでサイバーエージェント、DEEPCORE、01Booster、HAKOBUNEから1.9億円の資金を調達

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AIを活用した高度なデータ分析を自動調理器の手軽さで行えるSaaS型ツール『datagusto』を提供する株式会社datagusto(本社:東京都港区、代表取締役:パー 麻緒)は、株式会社サイバーエージェント、DEEPCORE、01Booster、HAKOBUNEを引受先とした第三者割当増資を実施、プレシリーズAラウンドで1.9億円の資金を調達しました。これにより累計の調達額は3億300万円となります。

 

  • 調達の背景と目的

この20年、様々なデータ分析ツールの登場により「データを可視化する」という行動はビジネスの現場でも広く浸透しました。しかし、その一方で可視化とはあくまでも過去の理解のために行われるもので、「将来の予測」「次の一手の決定」には必ずしも役に立たないという課題も浮き彫りになってきました。
このような課題の中、データ活用推進企業では「現場にあるデータ」から直接「予測や次の一手を推測」したいというニーズが顕在化しつつあります。企業の意思決定を支えるAIの開発においても、中央集権的なビッグデータ活用に代わり、現場に大量に蓄積されているスモールデータ(表計算ソフトやCRMサービスのデータとして手元にあるデータ)活用が台頭しつつあることが、米国大手調査会社Gartnerの分析でも指摘されています※。
しかし、スモールデータから次の一手を見つけ出し、日々の意思決定に活用するためには、それぞれの現場におけるAI人材確保が欠かせません。これは、とりわけAI人材不足に直面する国内企業において、大きな障壁となることが予想されます。
この障壁を解消すべく、誰もがスモールデータを用いて「次の一手を見つけ出せる」ツールとして私たち株式会社datagustoは、SaaS型データ分析AIツール『datagusto』を開発しました。
『datagusto』は、2021年11月にリリース後、すでに大手企業を中心に19社で導入されており、「現場のデータから、Excelより簡単に最適なアクションを発見できる」という反響をいただいています。
今回の資金調達により、さらに簡単に、さらに強力なデータ分析を行う機能の開発を進めるとともに、人材採用や組織基盤の強化を加速していきます。
※Gartner Identifies Four Trends Driving Near-Term Artificial Intelligence Innovation (Gartner社 21年9月7日PRより)
 

  • 引受先からのコメント

株式会社サイバーエージェント
坡山 里帆
社長室 投資戦略本部 藤田ファンド担当

この度新規で藤田ファンドから投資させて頂きました。代表のパーさんとの出会いは一年ほど前に遡ります。そこから何度もお話しさせていただく機会を頂いたのですが、その明るい人柄もさることながら、ご自身とチームで今後成し遂げたいことについて毎回楽しそうに目を輝かせながら本気で語ってくださる姿が印象的でした。サービスに関しては、私自身がかつてプロダクトのグロース担当をしていた際に”あったらよかった”を叶えるものであり、パーさん率いる同社がdatagustoを通じて、誰もがデータとAIを使いこなせる未来を創っていってくださると期待しております。

DEEEPCORE
雨宮 かすみ
取締役CFO

最初にお会いした時は、ほぼ「現場で使えるAIが作りたい!」という気合のみで、誰もができればいいなと考えるけど実現するのは難しい課題だな、と思ったのが正直なところでした。しかしパーさんたちはそんなことをものともせず、あっという間にプロダクトが出来上がり、「いいね」と言ってくださるユーザー・パートナーが増え、結局、私自身が「現場で使えるAIってこういうことだったのか」と教えてもらうことになりました。 datagustoチームの強みはこの実現力・推進力にあると感じます。どんなハードルも軽やかに乗り越えているように見えるのですが、その裏には、常にユーザーと向き合い自分たちが提供すべき価値と必要なアクションを考え続ける、愚直な努力があります。全ての人がデータを使ってよりよい意思決定ができる世界を目指して、まだまだ乗り越えるべき山はありますが、このチームならやりきってくれると楽しみにしています。

HAKOBUNE
木村 正博
Founding Partner

パー麻緒さんはdatagustoのビジョンに真摯に向き合い続ける起業家で、いつ見ても明るくひょうひょうと振る舞っているのがよいです。それだからなのか、自然とサポーターになり、datagustoのことを応援してくれる人がひとり、またひとりと増えていく様子をこれまで見てきました。datagustoが成し遂げたい世界はとても難しいものなので、こうした仲間を着実に増やしていくことが事業の成長へと繋がっています。今はまだ小さなこの輪がこれからどのように、そしてどこまで大きくなっていくのか、Nasdaqを目指しながら楽しみたいと思います。

株式会社ゼロワンブースター(01Booster)
鈴木 規文
代表取締役 会長

今回弊社としては、2021年の前回ラウンドに引き続き、フォローオンでの出資となります。創業直後の2020年夏頃、当時担当していたアクセラレータープログラムがご縁で、まだ2人体制だった頃からdatagustoをご支援させて頂いて参りました。日々datagustoを見ている中で、当時からブレることなく描いたビジョンを実現させるべく、着実に成長してきていると感じております。2020年からの2年間を経て、チームも少し大きくなりました。Next Stageに向けて、また一段ギヤを上げて、アクセルを踏み込んでいく段階に来ていると感じています。ITサービスの会社が『インターネットの会社です』と言わないように、クラウドサービスの会社が『クラウドの会社です』と言わないように、datagustoも『AIの会社です』とは言わないようになりました。『AIが当たり前の世界』を目指す彼らとしては『当たり前』のことだと思います。これからより一段と成長していく彼らを全力でサポートさせて頂くべく、本ラウンドにも参加させて頂きました!
 

  • SaaS型AIデータ分析ツール「datagusto」について

『datagusto』は、手元のデータから「次の一手」を発見できるSaaS型のAIデータ分析ツールです。
ビジネスの現場が日々直面する「何時に架電すれば担当者につながるのか」「どの定期ユーザが解約しそうなのか」「この顧客には何を提案すれば成約率が最大化するのか」といった「次の一手」をデータから見つけるには、高度な専門知識や、膨大な時間、そして工数が必要です。
『datagusto』は、これらの高度な専門知識や工数が要求される処理を自動化しています。専門知識を持たないユーザでも『datagusto』を利用することで、「14時」に架電すれば「担当者に繋がる確率が最大化できる」など、どのような条件のときにベストな結果が出るのかを知り、「次の一手」を決定出来るようになります。AIでしばしば課題として挙げられる「予測に対する説明可能性」も提供してくれます。
また、典型的な処理をテンプレート化した「レシピ」を用いることで、自身の行った分析をより簡単に再現したり、共有することも可能です。
 

  • 技術概要

データから次の一手の発見までを誰でも簡単2ステップで実現
『datagusto』は、必要なデータをアップロードするだけでAIモデルを作成し、次の一手の発見までを2ステップで実現する独自のデータ分析パイプラインを開発しています。 このデータ分析パイプラインでは、数値データの正規化やカテゴリデータのラベル変換などの前処理から、AIモデル作成におけるパラメータチューニングや交差検定による性能評価、作成済みAIモデルの管理、次の一手を探し出す予測シミュレーションまで多岐にわたる自動化が行われています。 また、「次の一手」を発見するまでの一連の処理は「レシピ」と呼ばれるデータ分析テンプレートとして保存でき、再現性を持ったデータ分析事例の共有・展開が可能です。

保有データを簡単連携
『datagusto』は外部サービスとのデータ連携機能を提供しています。 この機能により、次の一手の発見に必要なデータを『datagusto』が連携先サービスから自動で読み込みます。 データの事前準備も不要であり、より簡単かつ便利にデータ分析ができるようになります。 今後はクラウドデータウェアハウス系サービス、クラウドストレージ系サービスを中心に連携先サービスの拡大に加え、サービス上での自動データ加工機能を提供し、誰もが次の一手の発見までを簡単にできる状態を目指していきます。

情報セキュリティに対する様々な取り組み
『datagusto』はAmazon Web Services(AWS)上に構築されたクラウド型サービスであり、AWSが推奨するセキュリティガイドラインに従った開発を行っています。 AIモデルの作成や予測シミュレーションで使用するデータは暗号化された状態で『datagusto』に送信され、各処理が完了後は削除することでサービス上ではデータを保持しません。 作成済みAIモデルなどサービス上で管理が必要なデータについても、暗号化されたストレージやデータベース上で保管するなど、万が一、悪意のある第三者が盗み見ようとしても解読ができない使用となっています。 その他にも、接続元のIPアドレスを制限できるなどのセキュリティを向上させる機能を提供しています。 また現在、情報セキュリティに関する国際認定規格の一つである情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得を進めており、情報セキュリティに対する組織体制を構築しております。
 

  • 活用想定シーン(レシピ)例

『datagusto』は以下のレシピを準備、開発しております。正式なリリース時期は各レシピごとに異なります。

最適な架電時間のレコメンド
受注確度の予測
アップセル施策のレコメンド
コンバージョンにつながる見込み客、商談の予測
オンラインマーケ施策への反応率の予測(DMなど)
離脱予測
最適な商材・提案内容のレコメンド
販売個数の予測
CM施策効果の予測とレコメンド
適正価格のレコメンド
 

  • 採用について

datagustoでは、私たちと一緒に「誰でもデータから歓びを得られる」社会の実現に挑戦してくれる仲間を随時募集しています。現在募集中のポジションは以下のリンクからご確認ください。また、現在募集中の役職以外でも採用を検討する場合があります。弊社にご興味、共感いただける方はぜひ、ご連絡ください。

採用URL
https://www.wantedly.com/companies/company_6720689

パー Meety 
https://meety.net/matches/DJJpAezVvdcA

■株式会社datagusto
https://www.datagusto.jp/
2020年設立。「データと次なる一歩を、つないでいく。」を経営理念とし、AI 製品およりデータに関わる製品の企画から開発、コンサルティングまでを担う開発企業です。2021年3月 リコーアクセレーションプログラムにおいて、KDDI∞Labo賞受賞。グロービスによるアクセレーションプログラムであるG-STARTUP Main Track採択
データから、歓び、ワクワク感(gusto)を生み出したいという思いから、社名を命名。多国籍な開発体制で、世界でも類を見ない新しいサービスを生み出しています。

CEO パー麻緒
大阪大学修士課程(経済学)修了後、お茶の水女子大学博士課程へ進学。2017年に外資系コンサルティング会社に就職し、企業のデータガバナンス案件やBI、AI案件に2年半従事。Tableauのエヴァンジェリストに選出され、社内のコミュニティ形成の専門性も持つ。その後、AIスタートアップにて事業開発担当を経て現職。

CTO 中村達哉(博士、情報科学)
博士(情報科学)。専門はWebデータマイニング。2019年に大阪大学大学院博士課程修了後、ヤフー株式会社に就職。研究成果のデモシステム開発から研究室内の機械学習を含む計算機環境の設計・運用までを経験し、研究から開発まで幅広いスキルセットを持つ。エンジニアとして社内クラウド基盤上でのWebシステムの設計から開発・運用までを担当。

【報道関係の方からのお問い合せ先】
株式会社datagusto
https://www.datagusto.jp/
CEO パー麻緒
電話:090-8558-3443
mao.parr@datagusto.jp

商標について datagustoの商標は、株式会社datagustoの登録商標です。
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