毎日新聞×TBSラジオ「荻上チキ・Session」緊急トークライブ「性暴力を問う~いま、社会は何をすべきか~」 8月28日(月)開催!

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毎日新聞社(代表取締役社長執行役員:松木健)は8月28日(月)午後6時30分から、日本プレスセンター(東京都千代田区)にて、TBSラジオの番組「荻上チキ・Session」とともに「性暴力を問う~いま、社会は何をすべきか~」と題したイベントを開催します。映像ジャーナリストの伊藤詩織さん、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」発起人の一人である中村一也さん、毎日新聞専門記者の大治朋子さんらをゲストに迎え、私たちの社会の何が問われているのかを改めて考えたいと思います。イベントの様子はオンラインでも配信します。ぜひご参加ください。

■お申し込みはこちら

https://mainichi-event20230828.peatix.com/

「あなたに落ち度はなかったの?」

性被害を受けた側であるにもかかわらず、そう尋ねられたり、SNSで見知らぬ人から中傷されたりするケースが後を絶ちません。そして、BBCによる調査報道があるまで、ジャニーズ事務所での性加害問題が日本の新聞・テレビメディアできちんと取り上げられることはありませんでした。

これ以上、”魂の殺人”の被害者を増やさず、2次被害を生まない社会にするために、私たちは何を知り、どう行動すればいいのか。

当事者として闘った経験を持つジャーナリストの伊藤詩織さん▽10代の頃、男性教師から性被害を受けた過去を告白している評論家の荻上チキさん――のほか、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」発起人の一人、中村一也さんが参加します。

また、毎日新聞での連載「人を動かすナラティブ」で、「被害者にも問題がある」という言説で事の本質がすり替えられるメカニズムを解き明かした大治朋子・毎日新聞専門記者、ジャニーズ性加害の国連部会の調査もカバーしている澤田大樹・TBSラジオ記者を交え、報道のあり方への自戒も込めて議論します。

毎日新聞とTBSラジオ「Session」のコラボ企画6度目は、リアルとオンラインを併用した初のハイブリッド開催でお送りします。ぜひご参加ください。

■お申し込みはこちら

https://mainichi-event20230828.peatix.com/

<イベント概要>
【日時】2023年8月28日(月)18:30〜20:30

【開催場所】日本プレスセンター9階会見場(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加方法】①会場参加②オンライン視聴(Zoomウェビナー)
【対象】どなたでもご参加いただけます
【定員】会場参加:60名(先着)、オンライン視聴:定員なし
【参加費】(税込み)
①会場参加:3,500円
②オンライン視聴:2,000円(学割:1,000円※年齢を問わず、小中高大専門学校に通っている方が対象です)

※参加方法を問わず、チケットご購入の方にはイベント後、アーカイブを1カ月程度視聴できる案内を別途致します
【締切】
・会場参加:2023年8月25日(金)12:00
・オンライン視聴:2023年8月28日(月)18:30
【当日参加方法】
・会場参加:毎日新聞社から、event@mainichi.co.jpのアカウントで当日のご案内をメールでお送りします。
・オンライン視聴:当日18:15以降、peatixにログインしてご覧ください。
【主催】毎日新聞社、TBSラジオ

<モデレーター>
荻上チキ(おぎうえ・ちき)

評論家。メディア論を中心に、政治経済、LGBTQ・ダイバーシティなど幅広く論じる。これまで、複数のウェブメディアの運営に携わり、現在、TBSラジオ「荻上チキ・Session」パーソナリティ、NPO「ストップいじめ!ナビ」理事長、一般社団法人・社会調査支援機構「チキラボ」所長。著書に『ウェブ炎上』『みらいめがね それでは息が詰まるので』『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか』など。TBSラジオ「Session-22」にて、ギャラクシー賞大賞、ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞の2冠を受賞。

<登壇者>
伊藤詩織(いとう・しおり)

1989年生まれ。映像ジャーナリスト。BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信している。2020年米TIME誌の世界で最も影響力のある100人に選出される。
国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(Al Jazeera)が2部門で銀賞を受賞。性暴力被害についてのノンフィクション『Black Box』(文藝春秋社)は本屋大賞ノンフィクション部門にノミネートされる。第7回自由報道協会賞では大賞を受賞し、9ヶ国語/地域で翻訳される。2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」に選ばれる。

中村一也(なかむら・かずや)

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」発起人の一人。元ジャニーズjr。2001年、ジャニーズ事務所に入所。02年、ジャニー喜多川氏による性被害に遭い、その後、退所。雑誌『週刊文春』(2023年6月8日号)で、自身の性被害について告発。国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会委員によるヒアリングに出席した。当事者の会のHPでは、「事務所は真正面から向き合ってほしい。勝ち負けではない。声を上げることが大事」とコメント。

大治朋子(おおじ・ともこ)

1989年入社。サンデー毎日、社会部、ワシントン特派員、エルサレム特派員などを経て現職。英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所元客員研究員。2017年から2年間休職し、イスラエル・ヘルツェリア(IDC)学際研究所大学院(テロ対策&国土安全保障論、サイバーセキュリティ専攻)修了、テルアビブ大学大学院(危機・トラウマ学)修了。防衛庁(当時)による個人情報不正収集・使用に関するスクープで02、03年度新聞協会賞を連続受賞。10年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。『サンデー毎日』記者時代に「最強芸能プロダクションの闇」「少女売春」などをテーマに調査報道。単著に「勝てないアメリカー『対テロ戦争』の日常」(岩波新書)、「アメリカ・メディア・ウォーズジャーナリズムの現在地」(講談社現代新書)、過激化のプロセスを解き明かした「歪んだ正義『普通の人』がなぜ過激化するのか」(毎日新聞出版)。最新刊に「人を動かすナラティブ なぜ、あの『語り』に惑わされるのか」(毎日新聞出版)。

澤田大樹(さわだ・だいき)

TBSラジオ記者。2009年、TBSラジオ入社。TBSラジオ記者時代に東日本大震災取材を経験後、「森本毅郎スタンバイ!」ディレクターなどを経て、TBSテレビへ出向。政治部記者、「サンデーモーニング」ディレクターを担当。18年からラジオニュースの記者専属に。現在「荻上チキ・Session」(月~金曜15時半~)で日々のニュースをリポートするほか、金曜22時~の「武田砂鉄のプレ金ナイト」では、1週間のニュースをライターの武田砂鉄さんと振り返るコーナーに出演している。高校演劇やクイズなど多彩な趣味を持つ。

【TBSラジオ「荻上チキ・Session」】

毎週月曜日から金曜日の15時30分から17時50分まで生放送。ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神をモットーに、自由で寛容な社会をつくるため、適切な情報と良質な議論を共有し、一歩先の未来、アップデートされた新しい価値観をリスナーの皆さんと共に作り出します。

<毎日新聞×TBSラジオ「荻上チキ・Sessionのこれまでのコラボイベント>
①「戦争とコロナ~わたしたちはその時、何を信じたか~」(21/8/11)
②「<2021>コロナが変えた世界~現場からの報告」(21/12/16)
③「ロシアのウクライナ侵攻~私たちに今できることは~」(22/3/10)
④「戦争とメディア~ジャーナリズムのあり方を考える」(22/8/30)
⑤<2022>揺らぐ世界と日本~現場からの報告~毎日新聞×TBSラジオ「荻上チキ・Session」(22/12/26)

【お問い合わせ】event@mainichi.co.jp(毎日新聞社オンラインイベント事務局)

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