白山市モデル:「あたまとからだの健康増進事業」令和5年度も『あたまの健康チェック®』で事業効果計測(スポーツ庁補助事業)

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 セントケア・グループ<2374>の株式会社ミレニア(本社:東京都港区)が全国自治体に提供する簡易認知機能スケール「あたまの健康チェック®」が、石川県白山市(市長 田村敏和)がスポーツ庁の補助金を活用し運営する「あたまとからだの健康増進事業」において、昨年度に引き続き令和5年度においても、参加市民向け認知機能評価尺度として、採用されることとなりましたのでお知らせいたします。
 当社は、これまでの知識と経験を基に、今後もあたまの健康チェック®の提供を通じて、「あたまの健康」活動を推進する地域・団体の活動を円滑に支援してまいります。

  • 令和5年度 「あたまとからだの健康増進事業」 概要

 

 運動の習慣化を通じた医療・介護連携による認知症予防の取組みとして、昨年に引き続き令和5年度においても推進されます。令和5年度は、募集枠を大幅に増やし、7月から65歳以上の市民380名を新規に募り、8月から順次、市内指定医療機関において、認知機能評価法である「あたまの健康チェック®」を受けていただきます。チェックを受けていただいた130名を対象として、公立松任石川中央病院併設のスポーツ施設「ダイナミックHakusan」および、かわち保健センターにて週1回、健康運動指導士の指導のもと、筋力トレーニングや有酸素運動などの科学的根拠に基づいた運動プログラムに取り組んでいただきます。また、栄養について学ぶ講座も月1回開かれ、講師は管理栄養士が担当します。2024年2月頃には再度「あたまの健康チェック®」や体力測定などを受けていただき、運動や栄養指導の結果、認知機能や身体機能が維持・向上しているかを調査し、効果を検証していきます。また、昨年度からの継続者を対象とした運動教室も開催しており、定期的に「あたまの健康チェック®」や体力測定を受けていただくことで、運動や栄養指導の効果を検証していきます。

 なお、事業の周知・参加者募集に際しては、関係者との積極的な連携を図り、地域資源を広域に有効活用した、効果的な広報を計画します。

  • 新規参加者の募集を開始

対 象: 市内在住の65歳以上の人で認知症の診断や治療を受けていない人
定 員: 先着380名 (定員に達し次第、募集終了)
参 加: 
① 指定医療機関で「あたまの健康チェック®」を受検いただきます(事前予約制)
  チェック結果は指定医療機関にてお渡しします
② チェックを受けた人には、「あたまとからだの健康運動教室」をご案内します
③ 運動教室開始から約3か月後に、再度「あたまの健康チェック®」を受検いただきます

  • 指定医療機関

 令和5年度は、あたまの健康チェック®実施の医療機関を8か所に倍増し、市民がより身近にチェックを受けやすい環境整備がすすめられています。

石倉内科医院 白山市倉光七丁目41
公立松任石川中央病院 白山市倉光三丁目8番地
福留クリニック 白山市福留町179番1
長尾医院 白山市美川永代町ソ248
松葉外科胃腸科クリニック 白山市美川中町イ16-72
公立つるぎ病院 白山市鶴来水戸町ノ1番地
さなだクリニック 白山市鶴来古町ワ7
新村病院 白山市月橋町722-12
  • 事業プログラム認証委員会の設置

 2022年4月に制定した健康づくり推進条例で健康寿命の延伸を基本目標に掲げる白山市では、スポーツ庁の補助金を活用し、安全でより効果的な運動を日常習慣的に行える体制の構築や、認知機能・身体機能の維持向上に有効なプログラムの検討、ならびに、事業の介入効果の検証のための委員会を設置し、県内外の医師やアカデミアが所属しています。

委員会メンバー 役職(職種) 氏名
委員長 公立松任石川中央病院 横山 邦彦 医師
委員 金沢大学附属病院 小野 賢二郎 教授
  金沢大学附属病院 篠原 もえ子 特任准教授
  金沢大学 増田 和実 教授
  金城大学 河野 光伸 教授
  公立つるぎ病院 田中 一範 医師
アドバイザー 筑波大学大学院 久野 譜也 教授
事務局 白山市  
  • PHRアプリ「NOBORI」を活用したDX

 あたまの健康チェック®の受検結果は、紙面での提供に加え、PHR(Personal Health Record)アプリ「NOBORI」(https://nobori.me/)でも閲覧できるようになります。また、「NOBORI」を通じて、チェック結果をご家族や主治医等とデータ共有したり、公立松任石川中央病院においても様々な機能を活用することが可能となります。
 白山市では、最新技術を活用したヘルスケアのDX化により、地域予防事業の輪をご本人のみならずご家族等の周辺関係者まで広げる活動にも取り組んでまいります。

  • 令和4年度事業から得られたデータ

 

 本事業では、あたまの健康チェック®の独自指標MPI値(範囲:0-100)の50.2をカットオフラインとして定め、正常群と機能低下群として観察されました。3カ月間の運動教室前後にあたまの健康チェック®を用いて評価された認知機能の定量データでは、参加者の4%で機能低下群から正常群への移行が確認されました。

 令和4年度事業のアウトカムについては、金沢大学附属病院から本年度の日本認知症学会、ならびに、日本認知症予防学会において第一報の報告が予定されています。

  • 市民ニーズは「超異常値の検知」から「健常域での経時変化観察」へ

 認知機能低下の予防のため、生活習慣病が気になり始める中年期からの認知機能の定期チェックが関連医学会から推奨されはじめ、一層ニーズの高まりを見せる認知機能検査ですが、認知症の簡易評価を意図する、いわゆる「超異常値検知」のイメージから受診が見合わせられることが多いのが現状でした。
 あたまの健康チェック®は、従来検査法では天井効果により安定評価の難しかった「健域」からの正常値の経時変化観察が可能な業界では初めて認知機能スケールです。全国の健診施設や自治体での「あたまの健康チェック®」の社会実装事例から、他の疾病・疾患とは異なり、「あたまの健康」領域では、受診者は自身の状態を正常値範囲で経時観察することを通じ、その状態を維持したいという思いから、認知機能低下予防に資する指導や情報に対して、強い行動変容意欲を示すことが分かってきました。

 

  • 認知機能スケール「あたまの健康チェック®」

 認知機能低下の訴えのない健康な方(対象年齢30歳~99歳)から受けられる、国内では初めての認知機能スケール。健常域における認知機能の定量的経時評価が可能。認知機能の状態を0~100の独自指標(MPI値)で分かりやすく経時評価。国内では、国の認知症予防事業IROOPの公式認知機能評価法に選択されたことを始め、全国の日本脳ドック学会認定施設や健診施設、自治体、大学・研究機関など広域に採用。神奈川県ME-BYO(未病)ブランド認定サービス。2022年度からは、PHRアプリ「NOBORI」とのリアルタイム連携体制を確立。2022年度からは、本スケールを用いた新分析法が米ADNI研究Data Inventoryに収載されている。一般的な認知機能評価法とは異なり、職能を問わず、対面実施の必要もなく、電話やビデオ通話を通じたリモート運用の汎用性が高い点も特徴。
※ タッチパネス式の自己操作型のセルフチェックやMMSE等、従前の認知症の有無や症状を評価するための神経心理検査(いわゆる認知症検査、2018年度からは保険適用)とは評価領域や目的が異なる

<本件に関するお問い合わせ>

セントケア・グループ<2374>
株式会社ミレニア 
あたまの健康チェック担当

105-0021 東京都港区東新橋2-5-14 4F
TEL:03-5408-7770
FAX:03-5408-7771
Mail: info@millennia-corporation.jp
URL: www.millennia-corporation.jp

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