スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
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イベント概要
・日程 2023年7月30日(日)
・開催場所 吉野川グラウンド
・参加人数 15チーム
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営:(株)Life Reversal Gaming./(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
・協力:(株)ファーストリテイリング
・応援:(株)ころぼっくすぷろじぇくと/スタジオソル
後援:エフエムびざん/四国放送
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優勝は「カケヤ」!拾ったごみの総量は8.175kg!
全15チームが参加した徳島 STAGE。徳島県の一大イベント『吉野川フェスティバル2023』開催のなか賑やかに行われた競技の結果、「カケヤ」は、ごみ総量8.175kg/1,026.0ポイントを獲得し、準優勝チームに28.8ポイント差をつけての優勝。参加チーム15チームのなかで唯一1,000ポイント以上を獲得し、堂々たる優勝を飾りました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
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徳島 STAGEで集められたごみの総量は43.075kg
徳島県の一大イベント『吉野川フェスティバル2023』の会場で行われた徳島 STAGE。前日の花火大会で屋台が並ぶなか多くの見物客が訪れたこともあり、会場には空き缶やペットボトル、プラスチック容器や割り箸などのごみが大量に捨てられています。
「CHANGE FOR THE BLUE!」のかけ声とともにスタートしたのも束の間、開始からわずか5分で選手の手元のごみ袋(30L)はいっぱいに。見渡すとあちこちにごみが見つかるような状況のなか、選手たちは次々にごみを拾っていきました。そんな徳島 STAGEで集められたごみの総量は、なんと43.075kg。たった一晩の花火大会で捨てられたごみの多さに、選手のみなさんは驚いた様子でした。
海洋ごみの多くが陸から河川を流れて海へたどり着くと言われており、徳島県を象徴する河川「吉野川」も例外ではありません。今回の徳島 STAGEでは、『吉野川フェスティバル2023』の会場で43kgものごみを集めることができ、徳島県ならではの形で海洋ごみ問題に触れるきっかけ作りが出来ました。
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優勝チーム「カケヤ」コメント
「まさか優勝できるとは思っていなかったので、名前を呼ばれたときは驚きました。優勝したからには、徳島県代表としてワールドカップ出場を目指して頑張りたいです!」
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。https://uminohi.jp/umigomi/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。