【ココ・ファーム・ワイナリー×ぷくぷく醸造】赤ワインの搾りかすを お米と一緒に発酵させた”ホップワインどぶろく”(Hopped Wine DOBUROKU)がリリース。

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株式会社ぷくぷく醸造(福島県南相馬市)は、”異文化との境界線を溶かした日本酒”をコンセプトに、クラフトビールの技術を掛け合わせた日本酒などをつくるファントムブルワリー(実体のない醸造所)です。2022年7月に南相馬市小高区で創業しました。

この度リリースする「ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく(Hopped Wine DOBUROKU)」は、栃木県足利市で40年以上にわたり美しいワインをつくる”ココ・ファーム・ワイナリー”の赤ワインの搾りかすを、お米と一緒に発酵させたどぶろくです。
主原料は福島県いわき市の無農薬栽培米で、ビールで使用されるホップも少量使用しています。鮮烈な酸味の中にワインをはじめとした複層的な深みがありつつ、ピーチのような香りが特徴のどぶろくです。

7月31日から、福島県内の酒販店や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国のぷくぷく醸造お取扱い店にて発売されます。

ぷくぷく醸造のホップワインどぶろくぷくぷく醸造のホップワインどぶろく

ぷくぷく醸造の酒づくり”異文化との境界線を溶かした日本酒”

2000年以上続くとされる日本での酒造り。職人によって積み上げられてきた日本酒の伝統技術を土台としつつ、古来の自由で多様であった酒づくりやドブロク文化に根差し、クラフトビールやワイン、焼酎やジンなどのあらゆる異なる文化や技術を日本酒に溶け込ませていきます。

ワインの搾りかすを活用した酒づくり

古来の日本のお酒や明治期以前の家庭でつくられてきたどぶろくを辿ると、お米だけを使用した現代的な日本酒づくりだけではなく、さまざまな原料をもとに醸造されてきたということがわかります。中でも、山葡萄を活用した酒づくりなどは歴史も古く、数多く見受けられます。

ふだんは、クラフトビールのスタイルをモチーフに酒づくりをすることの多いぷくぷく醸造ですが、今回は、栃木県で40年以上にわたって美しいワインを醸す”ココ・ファーム・ワイナリー” (以下、ココファーム)とのコラボ作として、赤ワインのマール(搾りかす)を活用しました。

赤ワインをつくる際、発酵した後に搾られることで葡萄の皮や種は役目を終えます。そのワインの搾りかすをお米と一緒にもういちど発酵させてあげることで、お米だけでは出すことのできない深みや香りを表現することに挑戦したのが今回のどぶろくです。

ココファームの自社畑(こころみ学園の葡萄畑)で大切に栽培されたマスカット・ベーリーAの搾りかすを使用しています。

「ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく feat.ココ・ファーム・ワイナリー」商品概要
 ~鮮烈な酸味の中に広がる重層的な深み~

ココファームの醸造長の柴田豊一郎さんは福島県いわき市出身ということもあり、お米はいわき市の女性農家 菊地順子さん(笑いーと農園)のつくる無農薬栽培コシヒカリを使用しました。素晴らしいふたつの素材の個性を活かすため、ホップはあまり強調せず、マスカット・ベーリーAの搾りかすの香味をサポートする意味合いで活用しています。

今回のテーマは「甘さに頼らない、どぶろくとワインのうまみと酸と香りの共鳴」。得てしてどぶろくはバランスを保つために甘さに頼りたくなるものですが、多くのワインやビールの良さはそこにはありません。甘くないのに絶妙なバランスで成り立っているワインの深いうまみや渋みをどぶろくに活かそうと考えました。

そのため、醸造する際に意識したのは、甘さを極力減らし、酸をかなり強調すること。爽やかな果実香がまず広がり、口に含むと微発泡感もある鮮烈な強い酸を感じつつ、どぶろくのうまみと赤ワインの深みのある余韻が続きます。東京 駒形にある木花之醸造所を間借りしてつくった、夏にも美味しいどぶろくです。

※開栓時に吹き出す恐れがありますので、ゆっくりと開栓し、再キャップ後に混ぜてから、再びゆっくりと開栓してお召し上がりください

  • 品目 その他の醸造酒

  • 原料米 いわき市産 無農薬栽培コシヒカリ

  • 精米歩合 90%

  • アルコール 8%(原酒)

  • 内容量 500ml

  • 発売予定日 2023年7月31日(月)

  • 醸造・販売元 木花之醸造所(東京都台東区駒形)

  • その他 要冷蔵(5℃以下)

  • 希望小売価格 2,200円~(税抜。送料等の都合により、酒販店によって異なります)

  • 取扱店 福島県内の酒屋や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国の酒販店 

醸造者 立川哲之(ぷくぷく醸造 代表、木花之醸造所 技術顧問、京都芸術大学 非常勤講師)
 1993年生まれ。筑波大学生命環境学群卒業。学生時代に東北にボランティアで通う中、日本酒に心を奪われ「食と酒 東北祭り」を立ち上げる。(株)ユーグレナに就職するも、日本酒の道へ進むため退職。宮城県閖上の「佐々木酒造店」にて酒造りを3年学び、福島県南相馬にて「haccoba」を初代 醸造責任者として設立。2022年 ファントムブルワリー「ぷくぷく醸造」を南相馬市小高で立ち上げる。酒造りの傍ら”日本酒を醸す全ての蔵をめぐる旅”(現在627蔵)を実施(コロナ禍以降 休止中)。2023年 京都芸術大学の非常勤講師に就任し、”クラフトサケ学”を開講。

ココ・ファーム・ワイナリー(COCO FARM&WINERY)

栃木県足利市に位置するワイナリー。1958年に中学の特別支援学級の教員だった川田昇氏と特別支援学級の子どもたちが、2年がかりで平均勾配38度の3ヘクタールの畑を開墾。その麓にこころみ学園が設立されました。その後ココ・ファーム・ワイナリーが設立され、醸造の認可が下りワイン造りを開始。野生酵母発酵の日本ワインの草分け的存在で、全ての銘柄を、野生酵母で造り出しています。国際線のファーストクラスや、首脳会談などでセレクトされるなど様々な実績のあるワイナリー。

COCOFARM&WINERY

ぷくぷく醸造
2022年夏に”お酒を通して福島の沿岸に田畑を増やす”ことを目指して、福島県の南相馬を拠点に誕生したファントムブルワリー(実体のない醸造所)。”異文化との境界線を溶かした日本酒”をコンセプトに、クラフトビールの文化と技術を掛け合わせた日本酒などをつくっています。敢えて削りすぎない低精白の純米酒と、ドライホップをするホップサケをメインで醸造。南相馬市内での酒蔵立ち上げに向けて、現在は県内外の酒蔵を間借りし、福島沿岸のお米を持ち込んで醸造しています。

会社概要

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