JEPLAN が“ボトル to ボトル”を協働する神奈川県 藤沢市と再生PET樹脂を用いた県内初めての地域オリジナルボトルを制作

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株式会社JEPLAN(代表取締役執行役員社長:髙尾正樹、以下JEPLAN)は、JEPLANのグループ会社であるペットリファインテクノロジー株式会社(代表取締役社長:伊賀大悟、以下「ペットリファインテクノロジー」)とボトル to ボトルのリサイクルに取り組む神奈川県藤沢市(市長:鈴木 恒夫)と協働し、再生PET樹脂を用いた地域オリジナルボトルを制作いたしました。
JEPLAN グループがペットボトルリサイクルを協力して取り組む地方自治体にて、地域オリジナルボトルを制作することは、本社を置く神奈川県内で初めての取り組みになります。

本オリジナルボトルは、JEPLANグループの独自ケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」により再生したPET樹脂を用いて製造されています。分子レベルに分解した後に不純物を取り除き、PET樹脂に再生しているため、回収したペットボトルは何度でもリサイクルすることが可能です。

ペットボトルのデザインには、藤沢市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」のほかに、藤沢市資源循環協同組合キャラクターの「えこりちゃん」、JEPLANの何度でも生まれ変わる循環のシンボルであるハチマークをあしらったデザインで、「ふじさわSDGsロゴマーク」も描かれています。

本ボトルは、2023 年 8 月 5 日(土)に開催するリサイクルプラザ藤沢フェアで一般披露することを予定しています。その他、藤沢市資源循環協働組合が環境啓発をアピールするために藤沢市内でのお祭り等で無料配布する予定です。

通常、ボトル to ボトルのリサイクルは使用済みペットボトルを新しいペットボトルに再生するまでで、再生PET樹脂を用いたペットボトルを回収地域の住民に資源として実感していただく機会が乏しい状況です。今回、再生PET樹脂を用いたオリジナルボトルを、使用済みペットボトルを提供いただく自治体向けに特別に開発し循環させることで、循環資源の見える化を実現します。今後、地域住民の分別回収の意欲向上や何度も繰り返しリサイクル可能な水平リサイクルによる資源循環の重要性の認知獲得を期待した取り組みになります。

今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーの牽引に努めてまいります。

■BRING BOTTLE WATER -藤沢市オリジナルボトル-

品名:ミネラルウォーター

原料名:水(深井戸水)

内容量:290ml

採水地:北海道亀田郡七飯町

製造所:株式会社ワッズ北海道

特徴:PETボトルは使用済みペットボトルを原料に、JEPLANグループの独自ケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いて、石油由来の製品と同等の品質に再生した再生PET樹脂を使用しています

<オリジナルラベル>

■神奈川県藤沢市(https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/ 

市長:鈴木 恒夫

■株式会社 JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/ 

代表者:代表取締役 執行役員社長 髙尾 正樹

設立:2007 年 1 月

主な事業内容:PET ケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PET ボトル・ポリエステル)など

「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。

独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業との連携によりペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。

資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルのプラントを北九州響灘と川崎 (グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。

■ペットリファインテクノロジー株式会社(https://www.prt.jp

代表取締役:伊賀 大悟

設立: 2008 年 10 月

事業内容: ケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いた使用済みペットボトルのリサイクル樹脂の製造・販売

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