ウルフクリニックの被害者救済へ、集団訴訟を提起しました

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 2023年4月、男性医療脱毛専門「ウルフクリニック」が突然営業を停止したことを受けて、アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士・鈴木淳巳、以下「アディーレ」*)は、被害に遭われた方々を救済するため、4月26日に相談窓口を設置しました。

 早期の実態把握に努めた結果、被害者は全員男性、顧客年齢層は20代が最多、次いで30代が多くなっていること、現時点でアディーレにて把握出来ている被害者とウルフクリニックとの契約金総額は約1億4000万円に上ることが分かりました。また、少なくとも1000人を超える方が所定の施術を受けられなくなったうえ、ウルフクリニックから返金にも応じてもらえない事態に陥っていることが判明しました。なかには、営業を停止する直前の2023年3、4月に契約し、一度も施術を受けられていない方もいらっしゃいました。

 このような状況のなか、ウルフクリニックは、営業停止した4月の時点では、被害者に対して5月中旬以降に営業再開予定と連絡していましたが、再開されることのないまま現在に至っております。

 そこで、アディーレは、本日7月19日、東京、大阪、さいたま地方裁判所において、第1陣の集団訴訟提起を行いました。第1陣訴訟では、原告110名から被告医師5名に対し、総額21,952,500円の請求を行います。

 なお、現時点で判明しているウルフクリニックでの被害概要は以下の通りです。

相談件数 761件

契約総額 1億4758万円

平均契約額 約21万円

最高契約額 約60万円

契約額分布 25万円以上が全体の4割で、全身+VIO+顔(ヒゲ)10回コース(307,000円)の契約が最多

年齢層 20~60代(20代が最多)

契約者性別 男性のみ

【被害に遭われた方のお問い合わせ先】

アディーレ法律事務所

担当 : 商品開発室

TEL : 0120‐406‐841

*…アディーレ法律事務所とは、弁護士法人アディーレ法律事務所(東京弁護士会所属)および弁護士法人AdIre法律事務所(第一東京弁護士会所属)が営む組合たる事業体です。

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