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RE:VISION NFT チャリティアートオークション vol.2 with mosaic nation
<NFTチャリティオークションの背景>
RE:VISION NFT チャリティオークションは、気候変動による難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト「RE:VISION ART PROJECT」が実施するチャリティオークション企画です。「RE:VISION ART PROJECT」では「web3と描き換える、社会貢献の未来。」を目標の一つに掲げており、それに賛同した企業やアーティストが参集し、今回のNFTチャリティオークションの実施に至りました。
<NFTチャリティオークションのご支援の使い道>
本オークションによる支援金は、必要経費を差し引いた金額が、特定非営利活動法人国連UNHCR協会を通じて、国連の難民支援活動に役立てられます。
<開催概要>
プロジェクト名 :RE:VISION NFTチャリティアートオークション vol.2 with mosaic nation
日 時 :2023年7月15日(土)21:00より開始
参加アーティスト:Alessandro Bioletti氏、buna氏、shun kawakami氏、Takeshi Kawano/氏、WOWs™ 氏、Yousuke Fuyama氏、イマムラ氏
特設サイト :https://revisionartproject.com/articles/649ca681f8613ddb2df38a29
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参加アーティスト・作品一覧 (作品に込めたメッセージ)
WOWs™「無関心からの脱却」
気候変動や難民問題など、人類に立ちはだかる様々 な問題は、いくつもの複合的な理由が重なって、より深刻になっていると思います。ウクライナ戦争をはじめとした、同じ人類同士の争いもその大きな要因の一つです。人が人を傷つけることが〝悪いこと〟だと、全ての子どもたちは知っています。ではなぜ大人になるとそれがわからなくなるのでしょうか?状況を変える力をもっている私たち大人が、よく話し合いよく学ぶことで、無知や無関心から脱却し、世界と向き合う時は〝今〟なのです。愛と平和への願いを込めて。
Alessandro Bioletti「シゼンガカツ」
消費主義に転び落ちた人間は技術の進歩に追いつく ために原料を最後まで消費するでしょう。宇宙を人間に例えたら、星雲は器官になり、惑星たちは細胞かもしれないです。
そう考えれば、宇宙の大きさで例えたら地球の生き 物は微生物のようなものです。
人間も器官や微生物などがうまく歯車が回らなければ存在しません。小さな虫から何千年を重ねた植物まで同じです。
同じ輪に入って一緒に回っていると感じています。貪欲や暴食な人類は環境を考えずに利益の事だけを考えると暗闇しか待てないです。
この絵では、この気持ちを表しつつ、シンボリックに馬の形になったマヤ(母なる自然)が先頭に立って自然を守っています。
Takeshi Kawano「+2° “Polar Bear”」「+2° “Penguin”」「+2° “Seal”」
国際連合気候変動政府間パネル(IPCC)によると、世界の平均気温が産業革命以前の水準から2°C上昇すると、深刻な環境への影響が生じる可能性があるとされています。温暖化による2°Cの上昇は、生態系全体に大きな影響を及ぼします。特に北極圏や南極圏では、氷の減少が深刻な問題となり、シロクマやアザラシ、ペンギンなどの生物の生存に影響を及ぼす可能性が高いです。海氷の減少は、これらの生物の生息地や食料源に影響を与え、生存と繁殖を困難にする可能性があります。本作品は、そのようなあり得るかもしれない未来の状況を想像し制作しました。まずは知ること。リサイクルと廃棄物削減。持続可能な消費行動など。私たちだけのものではないこの美しい自然や生態系が、このイメージのように取り返しのつかないことになってしまう前に。私たちもできることから。
Yousuke Fuyama「a node of the phylogenetic tree」
抜歯した歯と北海道の原生林を徘徊中に拾った何らかの生き物の骨をぶつけ合わせることで音を生成する作品。地球上の生命の進化の過程で分岐し存在してきたさまざまな生物の痕跡をつなぎ合わせ現象として結節することで、生命の多様性と独自性、存在価値をすくい上げることを目的としています。
イマムラ「think」
自らの生活もままならない状況の中、遠い国の干魃について金銭的に貢献することは難しい。しかし、そのことで祖国を追われる人がいることを頭の片隅に置いておけばいつか貢献できる日が来るのではないかと、彼は思っている。
buna「自然回帰Natural Regression」
東洋思想では本来、私たち人間は、自然の一部である。しかし、私たちの多くが「異物」としてここに存在している。過度な資本主義、利益追求と短期的経済成長の追求が、私たちを「異物」化し、環境を破壊し続け、自らを追い込んでいる。我々人間が全てを支配しているというデカルト的自然観を捨てて科学と自然保護(自然回帰)を両翼に前へ進むこと。それが今、私たち人間に求められていると私は信じている。この作品はAUTECHREアルバム”Confield”にインスピレーションを受けて制作された。
shun Kawakami「mirror of the natural cycle. 2023」
循環という自然現象を抽象的に湖畔に写り込む景色のように描き、自分自身の内面と向き合うための禅的グラフィックコラージュ作品。
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気候変動による難民問題
この写真は、パキスタン西部カイバル・パクトゥンクワ州のの様子です。2022年6月からはじまったモンスーンの影響で記録的な激しい雨と鉄砲水により、95万棟以上の家屋が全壊または被害を受けました。そして、2022年9月時点で、1,300人以上の命が奪われ、80万人の難民を含む8,000万人以上が被災しました。この中には、少なくとも4,000人の子どもも含まれています (※1) 。
このように、気候変動の影響により、自然災害の発生件数は年々増加しており、2001年から2020年までの年間平均は347件でしたが、2021年は1.25倍の432件まで増加し (※2) 、それに伴い現在、2,390万人 (※3) が故郷からの避難を強いられています。そして、オーストラリアの国際シンクタンク「経済平和研究所」によると、
「2050年までに少なくとも12億人が居住地を追われる可能性がある (※4) 」と指摘されています。それは、日本で暮らすわたしたちも、決して例外ではありません。これは、遠い空の下の出来事ではなく、他でもなく、今を生きる、わたしたちの問題なのです。
※1:UNHCR FLASH UPDATEON PAKISTAN (UNHCR The UN Refugee Agency)
※2:Disasters in numbers 2021 (CRED) / Global Report on Internal Displacement 2020 (iDMC) / 気候変動と自然災害による強制移動 (UNHCR The UN Refugee Agency)
※3:Displaced on the frontlines of the climate emergency (UNHCR The UN Refugee Agency)
※4:Over one billion people at threat of being displaced by 2050 due to environmental change, conflict and civil unrest. (INSTITUTE FOR ECONOMICS % PEACE)
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RE:VISION NFT Charity Auction PARTNERS
株式会社SEAMES (企画・運営)
社会問題の解決に対する「意識が高い・難しい」「自己犠牲」というイメージを払拭し、面白く、楽しく、発見や感動に溢れた社会課題の解決に、アートやメディア、エンタメの力で挑む、クリエイティブ集団。アートやデザインの力を使った、直感に訴えるクリエイションや、若年層からの話題化を生む企画・運営を得意とする。NPO代表から大学研究者、デザイナー・クリエイター、学生まで多様なメンバーを揃える。
特定非営利活動法人国連UNHCR協会 (協力・寄付先)
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所) は1950年に設立された国連の難民支援機関。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけてる。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135カ国で援助活動を行っている。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会。
株式会社ギークピクチュアズ(企画・協力)
日本を代表する企業のテレビCMを数多く制作する他、 Web等のデジタル動画の制作、映画・テレビ番組の制作、クリエイターのマネージメント業務、CG事業、アニメーション事業、キャラクターライセンス事業、イベント・セールスプロモーションの企画制作と多岐にわたる。NFT作品を含むデジタルアートの展示に特化した3D仮想空間MO | NA バーチャルギャラリーの運営や顧客にリアルとバーチャルで新しいアート体験を提供する事業GEEK ARTなどのアート事業も手掛けている。