長引くコロナ禍や気候変動・自然災害、ロシアのウクライナ侵攻を引き金に、世界的な食糧危機や経済不安が続く2022年。G7およびG20サミットを目前とした、5月24日、日本政府はグローバルヘルス戦略を策定しました。7月19日(火)17:00より開催するこのシンポジウムでは、政府の策定したグローバルヘルス戦略を紐解き、パンデミックへの備えを確実にし、『すべての人に健康を』を実現するための政府・民間・公共・市民社会の新しい連携の在り方を考えます。世界が相次いで直面する危機や構造変化に対応し、戦略の内容を踏まえて、日本として国際保健をどうリードしてゆくのか、その中で日本の市民社会のあるべき姿を明らかにしていきます。
- 日時
2022年7月19日(火)17:00~18:30
会場参加:開場16:45 / オンライン入室開始16:50
(開始に遅れる場合、17:10以降は会場には入れませんのでご注意ください)
- 会場
会場参加:
参議院議員会館 101会議室 (東京都千代田区永田町2-1-1 ) *東京メトロ永田町駅 徒歩5分
オンライン参加:
Zoom利用(申込の方に、前日および当日正午に参加のリンクを送ります)
- プログラム
1、開会および進行 迫田朋子氏(ジャーナリスト)
2、議員挨拶 武見敬三氏(参議院議員)
3、はじめに 「グローバルヘルス戦略とは」
南博氏(内閣府 健康・医療戦略推進事務局 健康・医療戦略ディレクター)
4、基調講演
「コロナとウクライナ危機の下でのグローバルヘルスの在り方とその展開」
詫摩佳代氏(東京都立大学教授)
5、パネルディスカッション 「グローバルヘルス:市民社会の価値と連携の可能性」
進行:迫田朋子氏
パネリスト:
有識者 詫摩佳代氏(東京都立大学教授)
外務省 原圭一氏(外務省 国際協力局参事官 地球規模課題担当)
市民社会 稲場雅紀氏(GII/IDI懇談会 NGO連絡会代表、アフリカ日本協議会共同代表)
市民社会 米良彰子氏(世界の医療団日本 事務局長)
6、討論、質疑応答
7、閉会挨拶 伊藤聡子氏(日本国際交流センター 執行理事)
- 申込〆切
2022年7月18日(月)【参加無料】
▶お申込はこちらから ⇒ https://forms.gle/T8pWWH9rBgptdV1s6
(メディアの方も上記よりお申込みください。)
お問い合わせ:
GII/IDI懇談会 NGO連絡会(事務局:公益財団法人ジョイセフ)
E-mail: gii@joicfp.or.jp
■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、世界のどこにいても女性が自分の人生を自分の意思で選択できる社会をめざし、主に、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利:SRHR)を推進する、1968年に誕生した日本生まれの国際協力NGOです。国連、国際機関、現地のNGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の支援活動を行っています。2011年の東日本大震災を機に日本国内での支援活動を開始。2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。ウェブサイト:https://www.joicfp.or.jp/
■グローバルヘルス戦略について
(1) グローバルヘルス戦略
( https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/senryaku/r040524global_health.pdf )
(2) 内閣官房 健康・医療戦略推進本部 グローバルヘルス戦略推進協議会
( https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/global_health/kaisai.html )
上記ページのうち「グローバルヘルス戦略推進有識者タスクフォース」の会合記録からは、戦略策定に向けてどのような討議がなされたかや、市民社会からの提出資料などについて確認できます。