12市町村への移住者や移住希望者が増えている中、希望者に寄り添った支援制度や地域を知ることができるイベントなどを、今年度も拡充していきます。
本ニュースレターでは、月に1回程度、魅力的な移住者やイベントや支援制度、12市町村におけるトレンドなどの情報をお届けします。
今号のトピックス ●12市町村が舞台のドラマ「姪のメイ」 9月7日よりテレビ東京系で放送 ●8月5、6日に移住モニターツアー開催 12市町村の現在を知り現地の方々と触れ合う機会に ●6月29日、7月9日に12市町村での開業・起業の魅力や支援制度を伝えるオンラインイベントを開催 ●7月15日、7月29日に転職フェアにブース出展 首都圏の転職希望者へ情報提供を加速 ●福島県への令和4年度移住世帯数・移住者数が調査開始以降、過去最多に |
●12市町村が舞台のドラマ「姪のメイ」 9月7日よりテレビ東京系で放送
ふくしま12市町村移住支援センター(以下、「センター」)では、移住促進の主なターゲットである首都圏の20~30 代の若者に向けた映像コンテンツを通じて移住希望者の興味・関心を喚起することを目指して、ドラマ「姪のメイ」の制作に協力をしております。
本郷奏多さんが演じる東京在住の中小企業会社員・小津は、両親をなくした姪っ子・メイ(大沢一菜さん)を一時的に引き取り、夏休みの間だけ福島県楢葉町で期間限定のお試し移住をすることに。そこで出会った住民たち、そして姪っ子とのふれあいを通し、何事にも無気力だった小津の心情にも次第に変化が生まれます。温かい人間模様と移住先で繰り広げられるクスッと笑える会話劇が魅力的なヒューマンコメディドラマです。
撮影は福島12市町村と東京で7月に行われ、本編とスピンオフ番組を合わせると全12市町村がロケ地となる予定です。
【番組名】 木ドラ24「姪のメイ」
【放送日時】 2023 年 9 月 7 日(木)放送スタート
【放送時間】
毎週木曜日 深夜24時30分~25時00分 (全6話)
【放送局】
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、
テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送 同時放送の予定。
※BSテレビ東京での放送は各話放送の翌週の火曜24:00~24:30予定。
※福島県内は、福島テレビにて放映予定。(時期未定)
【配信】
U-NEXT にて各話放送直後より順次見放題配信スタート
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」「TVer」にて無料見逃し配信
YouTubeテレビ東京ドラマチャンネルにて特定話数を配信
【主演】本郷奏多、大沢一菜
<スピンオフ番組について>
【話数】6話
【配信】本編の地上波放送と同タイミングの予定
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」「TVer」にて無料見逃し配信
YouTubeテレビ東京ドラマチャンネルにて全話配信
▶ドラマ「姪のメイ」の詳細はこちらから
●8月からモニターツアー開催 12市町村の現在を知り現地の方々と触れ合う機会に
センターでは、移住関心層の方が12市町村の現在を知り現地の方々との触れ合うことができるモニターツアーを、今年8月から来年2月にかけ全8回にわたり開催することを決定しました。
これは、2023年3月にセンターが実施した調査における、12市町村への移住関心層が求める情報収集機会として、「現地に実際に行き、現地の人の話を聞きたい」と回答した割合がもっとも高いという結果を踏まえた取組みです。
今回の取組みを通じて、参加者の12市町村への移住を後押しするとともに、今後12市町村が独自に移住・定住の促進のためのモニターツアーを実現できるようモデルを提示することを目指します。第1回目のツアー概要は以下の通りです。
<第1回モニターツアー概要>
【開催日】8月5日(土)~6日(日)
【主な訪問地・実施内容】
・いいたて移住サポートセンター「までいな家」(飯舘村)
対象市町村担当・関連団体・先輩移住者を招いてのセミナー開催
・観光農園「スマイルファーム」(川俣町)
施設案内/イチゴ・アンスリウムなどの花卉摘み取り体験/求人紹介・質疑応答・意見交換
・アサヒ通信株式会社(川俣町)
企業案内/工場見学
・川俣町役場(川俣町)
支援制度紹介/先輩移住者による体験談レポート/質疑応答・意見交換
など
※ツアーの発着地は東京、宿泊地は南相馬市です
▶詳細はこちらから
●12市町村での開業・起業の魅力や支援制度を伝えるオンラインイベントを開催
「地域で自分のお店をはじめたい」「地域課題を解決する事業に挑戦したい」と考えている方に向けたオンラインイベント「ローカル開業&起業の現在地」を6月29日に開催しました。
トークセッションでは「チャレンジに満ちた地で、いま何が起きている?」をテーマに、福島12市町村で開業・起業支援のプログラムに取り組まれている3名の方から、福島12市町村の現場で今、起きている変化についてお話しいただきました。イベント内では12市町村における起業支援金や移住支援金、創業支援プログラムなどに関するご案内も行い、充実した支援制度をお伝えしました。
今後、7月9日には起業支援金説明会をオンラインで開催予定。複雑な「支援金の申請書類の書き方」や留意事項などを分かりやすく解説します。
センターでは引き続きこのようなイベントを通じて、全国の移住関心層に向け、福島12市町村で開業・起業する魅力や、充実した支援制度に関する情報を発信してまいります。
▶7/9開催の起業支援金説明会の詳細はこちらから
●転職フェアにブース出展 首都圏の転職希望者へ情報提供を加速
センターでは、首都圏からの移住促進のため転職希望者への情報提供を行うことを目的に、7月15日に東京都文京区で開催される「typeエンジニア転職フェア」と、7月29日に埼玉県越谷市で開催される「マイナビ転職フェア」にブース出展します。
当日ブースにお越しいただければ、「未来ワークふくしま」に掲載中のすべての求人のご紹介が可能です。また、求人ページには書ききれない企業の魅力や、移住支援金、交通費等補助金などお得な制度についてもご紹介します。
情報提供の間口を広げることで、移住促進の主なターゲットである首都圏の20~30 代の若者の興味・関心を喚起することに取り組みます。
<typeエンジニア転職フェア>
【日時】2023年7月15日(土) 11:00~18:00
【場所】東京ドームシティ プリズムホール(東京都文京区後楽1丁目3-61)
【参加方法】事前登録不要
▶詳細はこちらから
<マイナビ転職フェア(越谷)>
【開催日】7月29日(土)11:00~16:00
【会場】サンシティホール ポルティコホール(埼玉県越谷市南越谷1-2876-1)
【参加方法】要事前登録 ※下記詳細よりご確認ください
▶詳細はこちらから
●福島県への令和4年度移住世帯数・移住者数が調査開始以降、過去最多に
福島県では、各市町村、都内の移住相談窓口(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内)等からの情報を集計し、県内の移住世帯数・移住者数(定住・二地域居住)について、毎年調査を実施しています。
令和4年度の移住世帯数・移住数(定住・二地域居住)について取りまとめた結果、過去最多の1,964世帯・2,832人となりました。うち福島12市町村では603人(令和3年度は436人)となりました。
主に、以下のような傾向がみられました。
・年代別:世代別では、20代以下が約32%と最も多く、40代までが全体の約67%を占め、若い世代が多い傾向です。
・前住所:東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、全体の約46%を占めています。
・世帯・単身別:世帯が約24%、単身が約76%を占めています。
▶お問合せ先は、福島県企画調整部ふくしまぐらし推進課(024-521-7160)
▶福島県移住ポータルサイト「ふくしまぐらし」はこちらから
12市町村News ●飯舘村が子育て支援を強化 支援金や支援センター開所、子育て世帯向けツアーも 飯舘村は現在、子育て支援を強化しています。今年4月に、「赤ちゃん誕生祝金」として10万円、「子育て応援支援金」として小学校、中学校入学時にそれぞれ10万円、高校入学時に20万円を支給する事業を開始。7月には育児相談や子育て世代同士の触れ合いの場となる子育て支援センターを開所する予定で、子育て世帯の育児をサポートします。 村には「飯舘村立までいの里のこども園」と、2020年4月に開校した義務教育学校「飯舘村立いいたて希望の里学園」があり、0~15歳まで一貫した教育を受けられる環境が整っています。 こうしたサポート体制を充実させる一方、親子連れでも楽しく参加できるモニターツアー「はじめてのミチシル旅」を開催し家族での移住を呼び込む施策も実施。子育て世帯の村への移住と定住の促進につなげる取り組みに力を入れています。 ▶支援金の詳細はこちらから https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/13688.pdf ▶こども園・義務教育学校の詳細はこちらから こども園・義務教育学校 - 飯舘村ホームページ ▶ツアーの詳細はこちらから https://mirai-work.life/topics/5988/ |
※「福島12市町村」とは福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった南相馬市、田村市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。