凸版印刷、ASP型ID統合プラットフォームがサッポロビールで採用

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 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、企業内でのサービスやブランドごとに分散管理された顧客データを統合、共通ID化し、高精度のデジタルマーケティングを実現するASP型ID統合プラットフォームサービスを2021年9月中旬から提供を開始しています。
 この度、本サービスがサッポロビール株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野瀬 裕之、以下 サッポロビール)のファンコミュニティサイトである「YEBISU BEER TOWN(ヱビスビアタウン)」及び「ヱビスのおいしい“こととき”プレゼントキャンペーン」で採用されました。同社のキャンペーンプラットフォームをはじめ、各種WEBサービスと連携することで顧客との双方向型1to1コミュニケーションを支援します。

「YEBISU BEER TOWN(ヱビスビアタウン)」(左)と「ヱビスのおいしい“こととき”プレゼントキャンペーン」(右)「YEBISU BEER TOWN(ヱビスビアタウン)」(左)と「ヱビスのおいしい“こととき”プレゼントキャンペーン」(右)

■ 採用の背景
 ヱビスブランドは、2022年2月25日、「2022年ヱビスブランド戦略発表会」をオンライン開催し、2022年のマーケティング戦略として顧客接点の強化に注力しオンラインのファンコミュニティなどを通してブランド価値を高めていくと発表。実現に向けて顧客理解の解像度を上げることが求められていました。
 これを受けて、凸版印刷がこれまで培ってきた個人情報管理ノウハウ、セキュリティ性の高いWebサイト開発実績、インターネットを経由してソフトウェアやソフトウェア稼働環境を提供するサービスであるASP(ASP: Application Service Provider)型の特徴を生かした対応スピードなどが評価され、顧客データを一元管理し共通ID化により顧客理解解像度向上をサポートする「ASP型ID統合プラットフォーム」が採用されました。

■ 「ASP型ID統合プラットフォーム」の特徴
 「ASP型ID統合プラットフォーム」は、バラバラに管理された同一人物の顧客データを一元管理し共通ID化を実現しました。これまでデータ上別人として扱われていた顧客を一人の顧客として認識することができるため、導入企業は保有するデータをさらに有効活用することができ、より高精度なデジタルマーケティングを行えます。
 また、顧客IDの統合に必要となるシングルサインオンや、顧客情報の取得や更新を行うAPI(API: Application Programming Interface)などの機能をASP型で提供することで、導入時のコストや作業負荷軽減を実現しています。

【主な機能】
・会員登録/変更、ログイン/ログアウト等のマイページ機能
・SNSアカウントを利用したソーシャルログイン及び連携サイト間でのシングルサインオン
・認証仕様は「OpenID Connect」※1の仕様を採用した認証機能

■ 今後の目標
 凸版印刷は、ASPサービスとして「ID統合プラットフォーム」のさらなるアップデートを行い、企業のデジタルマーケティングをサポートしていきます。

※1 「OpenID Connect」
「OpenID Connect」は、認証に関する標準規格の一つです。
「OpenID Connect」を利用することで、各システムが個別で行っていた認証処理を、認証サーバー側(顧客ID統合プラットフォーム)で行い、各システムでは、認証結果を受け取り、自サイト内の会員ページの閲覧や、シングルサインオンが可能となります。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以   上

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