栄えある第1回は2名の受賞が決定しました。
1人目は、小売業の人材不足や長時間労働問題の解決を目指すため JR東日本の関連会社として無人AI決済事業を推進する株式会社TOUCH TO GO代表取締役社長の阿久津智紀氏。
そしてもう1名は、コクヨ株式会社で会議体の工夫や情報管理の新システムを自ら考案し、新規事業「ビジネスコンシェルジュ」を立ち上げ、多くの企業の働き方を革新した働き方改革PJアドバイザーの坂本崇博氏です。
当日は、早稲田大学商学院の守口剛教授も交えて、「イノベーションを超えて」というテーマでトークセッションにご参加いただきます。
【第1回イノベーター・オブ・ザ・イヤー(I.O.Y.)受賞者<2名>】
阿久津智紀氏
株式会社TOUCH TO GO 代表取締役社長
1982年栃木県生まれ。専修大学法学部法律学科を卒業後、JR東日本に入社。駅コンビニ『NEWDAYS』店長や店舗開発、自動販売機の飲料品バイヤー、青森産シードルの開発・事業化などを経験し、2019年7月に株式会社TOUCH TO GOを設立。コンビニなどで使用できる無人決済システムを手掛ける。JRに在籍しながら、同社の社長を務め「ミドルリスク・ミドルリターン」の働き方を実践している。
坂本崇博氏
コクヨ株式会社 ワークスタイルイノベーション部 働き方改革PJアドバイザー
1978年兵庫県生まれ。神戸大学経済学部を卒業後、コクヨに入社。“効率化”という観点から会議体の工夫、情報管理方法のアドバイスなどを自ら考案し、新規事業として立ち上げる。現在、コクヨにて働き方改革プロジェクトのアドバイザーを務めながら、個人でも助言家として、土日を中心に地方自治体などで講演活動を行っている。
◆イノベーター・オブ・ザ・イヤー(I.O.Y.)とは◆
経営戦略・マーケティング戦略展開においてベストプラクティスの宝庫であるMCEI東京支部が、日本最強のノウハウ組織を目指し、新たに立ち上げた表彰制度です。予測困難ともいわれる現代社会で、様々な領域の社会課題の解決に向けて、新技術や手法の組み合わせにより世の中に新たな価値創造とイノベーションを起こし、実践する人財を讃えるものです。
◆特別講演「MCEI提言 2023」 概要◆
▼日時 2023年6月27日(火)
16:00~18:00 講演、表彰式(第1部~第3部)
18:00~20:30 懇親会、トークセッション(リアル参加限定)
▼会場 レストランアリス 東京日本橋店
▼参加料 第1部~3部 無料/懇親会 2,000円(税込)
▼プログラム
【第1部】 特別講演「混迷の『新時代』にマーケティングができること」
早稲田大学 商学学術院 教授 守口剛氏
【第2部】 MCEI提言2023「マーケティングの力で新価値創造に挑戦しよう」
MCEI東京支部 理事長 宮地雅典(カゴメ(株)執行役員)
【第3部】 I.O.Y.(イノベーター・オブ・ザ・イヤー)表彰式
【懇親会】 I.O.Y.受賞者、守口教授 トークセッション
▼参加申込 Peatixにて受付中
MCEI東京支部とは
MCEI(Marketing Communications Executives)は、大手消費財企業など約60社で構成されるマーケティング研究のNPOです。国際本部はスイスのジュネーブにあり、世界13ヶ国16支部がマーケティングを通じて交流しています。東京支部は1969年に故水口健次創設理事長によって設立されました。以来、さまざまな領域に専門性を持ったマーケティング実務家が業種業界を超えて集まり、相互に協力し合いながら社会課題の解決と会員各社の成長を目指して、「協創プラットフォーム」として新たな価値(ベストプラクティス)の創出へ向けて活動を続けています。
MCEIの歴史
MCEIは1954年、ニューヨークでセールスプロモーションの実務家が集まり、当時まだ体系化されていなかったノウハウの交流を始めた組織「SPEA(Sales Promotion Executives Association)」に端を発します。1967年に渡米研修した水口健次創設理事長がSPEAでマーケター同士の交流を目の当たりにし、大きな感銘を受けて1969年に東京支部を設立。以来、非営利のマーケティング研究組織として会員のボランティアにより運営を続けています。