個人の医療情報を管理するPHRアプリ「MySOS」マイナポータルから薬剤情報と特定健診情報の取得が可能に

この記事は約4分で読めます。
株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、アルムが開発・提供するPHRアプリ「MySOS」において、政府が運営するオンラインサービスのマイナポータルとの連携項目を拡充し、2023年5月8日よりマイナンバーカードを利用することで、マイナポータルを経由して薬剤情報および特定健診情報を取得できるようになりましたことをお知らせします。

MySOSは、アルムが開発・提供する、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするアプリです。個人の医療情報(PHR:Personal Health Record)として、通院履歴、かかりつけ医の情報などをユーザー自身で登録するだけでなく、医療機関から直接、健康診断結果やPCR検査結果、CT・MRI等の検査画像(DICOM規格)をMySOSで受け取ることができ※1、自身のPHRをワンストップで管理できます。
医療機関への受診や救急搬送の際には、これらの情報を医療従事者に見せることで、適切かつ効率的な診断・治療・処方に役立てることができます。データはオフラインでも閲覧することができるため、災害時などの備えにもなります。

2022年9月には、マイナポータルから取得した新型コロナウイルスのワクチン接種記録を登録できる機能を追加しました。

この度、複数の保険医療機関・保険薬局で調剤された薬剤情報や、複数の保険医療機関で受けた特定健診情報のデータをマイナポータルから取得してMySOSに登録できるようになったことにより、従来の手入力による手間を減らし、情報の正確性を担保できるようになりました。
また、薬剤情報においては、マイナポータル上で直近3年分のデータしか閲覧できませんが、MySOSにデータを登録しておくことで、閲覧対象外となった過去のデータも確認することができます。登録したデータは家族間で共有できるので、ご家族の医療情報もまとめて管理ができます※2。

アルムでは、引き続きMySOSのPHR機能を強化することで、利便性の向上や活用シーンの拡大を目指します。

※1 健診結果やPCR検査結果の受け取りには医療機関のMySOS利用のご契約が必要です。検査画像の受け取りには医療機関が医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を利用している必要があります。
https://www.allm.net/join/

※2 健康情報、透析履歴、通院履歴、かかりつけ医、マイナポータルから取得した薬剤情報、ワクチン接種記録などの情報を家族間で共有できます。アプリを持たない子どもや高齢者の場合、家族アカウントを作成して情報を登録します。家族アカウントはQRコードで簡単に家族間で引き継ぐことができます。

関連プレスリリース:
「大規模イベント向け感染症対策ソリューション『MyPass』のデジタルヘルスパスポートに公的なワクチン接種記録を追加 〜マイナポータル連携でデータの信頼性を担保〜(https://www.allm.net/2022/09/06/15874/)」

■MySOSについて
https://www.allm.net/mysos/

■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、 ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。 また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。

○社名:株式会社アルム
○所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16階
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/

<本リリースに関するお問い合わせ先>
アプリの使い方について
MySOSサポート
Email:support@mysos.allm-team.net

タイトルとURLをコピーしました