凸版印刷とTSFは、本展示会でパッケージメーカーや、食品メーカーなどのエンドユーザーに向け、透明バリアフィルム「GL BARRIER」をはじめとするトッパングループのパッケージやフィルムの紹介を行います。
「interpack」はドイツのデュッセルドルフで3年毎に開催される世界最大規模の包装・加工業界の展示会で、食品や化粧品、トイレタリー、医療医薬品、工業製品など向けの包装材料や機械、サービスなどが展示されます。前回開催された2017年には2800社以上が出展し、17万人を超える来場者を記録しています。(新型コロナウィルス影響により2020年は中止)
■ 出展の背景と目的
凸版印刷は、2021年5月に発表した中期経営計画(2021年4月~2023年3月)では、「Digital & Sustainable Transformation」をキーコンセプトとして掲げ、特にパッケージ事業分野においては「サステナブル需要の獲得」と「地産地消体制の確立」による「グローバル展開の加速」を重点項目と位置付けています。中期経営計画に基づき、透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」を軸に、日本を始めとするアジア地域や北米に生産拠点を置き、広くパッケージ事業を展開する一方、欧州においてはチェコ共和国にて2024年末を目標に新工場の稼働を開始し、環境先進国である欧州を中心としたエリアに環境性能の高い「GL BARRIER」の供給体制を強化します。
TSFは、1990年に創業、インド北部パンジャーブ州に本社・製造拠点を置き、食品包装材向けを中心とするOPP/CPPフィルムの製造・販売を行っており、2022年2月より凸版印刷のグループ会社になりました。リサイクルに適したモノマテリアル包材としての活用が期待されるOPP/CPPフィルム事業をグローバル規模で強化しています。
昨今の環境意識の高まりによるサステナブル包材の全世界的な需要に応えるべく、今回凸版印刷とTSFは、「GL BARRIER」を軸とする凸版印刷のバリア事業・パッケージ事業と、TSFのフィルム事業や欧州をはじめとした世界市場の知見・マーケティング力をあわせて、環境先進国としてサステナブル包材の有力な市場である欧州市場へ「GL BARRIER」やパッケージ技術を幅広く紹介し、市場でのさらなるプレゼンス拡大と事業展開を図っていきます。
■ 主な展示内容
・「GL BARRIER」および関連バリア包材
「GL BARRIER」は、凸版印刷が独自に開発した透明バリアフィルムの総称です。独自の蒸着加工技術による世界最高水準のバリア性能と用途に応じた豊富なラインアップを保有。透明バリアフィルムのトップブランドとして、国内だけでなく欧州、米州、アジアなど海外市場でも高い評価を得ています。
本展示会では、フィルム製品のほか関連バリア包材として電子レンジ対応包材、紙製複合容器などを展示します。
URL: https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/products/barrier_film/
・モノマテリアルバリア包材
「GL BARRIER」の新たなラインアップとして凸版印刷が独自開発した、異なる役割を持つ複数の素材を貼り合わせることなく、PPもしくはPEなどの単一素材構成でありながら高いバリア性・各種物性を実現したパッケージです。このパッケージは欧州の複数のリサイクル性評価機関により、リサイクル適性が高く評価されています。
URL: https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/products/mono-material_flexible_packaging/
・OPP/CPPフィルム各種
インド国内外でOPPフィルムの販売を行っているTSFは、環境適性や機能性に優れたOPPフィルム事業に注力しており、本展示会ではモノマテリアル適性、生分解性、バリア性に優れたOPPフィルムの展示を予定しています。
■ 「interpack 2023」について
名称: interpack 2023
会期: 2023年5月4日(木)~10日(水)
会場: Messe Düsseldorf
当社ブース: Hall10 / C98
主催: Messe Düsseldorf GmbH
公式サイト: https://www.interpack.com (英語)
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以 上