【つみたてNISA・iDeCoに関するアンケート調査】税制優遇があるのに利用しない理由は「どの商品を購入していいのかわからないから」が1位。利用をはじめた人の約4割は「インフレ影響懸念」が理由。

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「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ基金」)を中心に、退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森本 新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス)は、全国20代~70代の男女を対象に、将来の資産形成に関する意識調査「つみたてNISA・iDeCoに関するアンケート」を実施いたしました。

現在、政府は「資産所得倍増プラン」を掲げ「貯蓄から投資」への資産シフトを促しています。そのような状況下における将来の資産形成に対する意識や行動について考察するため、税制優遇がある積立型の投資信託「つみたてNISA」および個人型確定拠出年金「iDeCo」について、利用の有無やその理由、利用のきっかけ、企業年金制度の認知度等を調査しました。

  • 調査結果

【Q1】将来のお金について不安を感じていますか?(例:子育てにかかるお金、老後の資金)

「とても不安」、「不安」と答えた人はあわせて82.4%という結果になり、多くの人が将来のお金に対して不安を持っていることがわかりました。

【Q2】「つみたてNISA」、もしくは「iDeCo」を利用していますか?

「どちらも利用していない」と答えた人が76.2%と、税制優遇がある制度であっても利用率が高くないことがわかりました。

【Q3】Q2で「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらも利用していないと答えた人にお聞きします。今後「つみたてNISA」、「iDeCo」をはじめようと思っていますか?(はじめたいと思っていますか)

「いいえ」と答えた人が72.1%という結果になり、今後も利用を考えていない人が多いことがわかりました。

【Q4】Q2で「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらも利用していないと答えた人にお聞きします。なぜ「つみたてNISA」、「iDeCo」を利用していないのですか?

「どの商品を購入してよいかわからない」という回答が27.2%と1番多く、次に「投資に回すお金がないから」25.0%、「手続きが面倒だから」24.6%と続きました。利用していない背景には、商品購入の選択および手続きのハードルの高さがあることがわかりました。

【Q5】Q2で「つみたてNISA」、「iDeCo」を利用していると答えた方にお聞きします。「つみたてNISA」もしくは「iDeCo」をはじめたきっかけを教えてください。

「インフレが進むなか、預金では損をすると思うから」という回答が43.5%と1番多く、最近の物価高騰がきっかけとなって利用をはじめた人が多いことがわかりました。

【Q6】お勤めの会社の制度に、企業型確定拠出年金(企業型DC)、確定給付企業年金(DB)がありますか?

「企業型確定拠出年金」がある、「確定給付企業年金」がある、「両方ある」と答えた人は、あわせてわずか15.1%でした。「両方ない」と答えた人は38%、また、自分が勤める会社の制度について「わからない」と答えた人が38%と4割弱に達することがわかりました。資産形成への興味関心の薄さや、企業が制度を設けていても従業員に周知が行き届いていないことが伺えました。

  • 本調査に関する弊社代表のコメント

今回の調査で、国が用意した税制優遇制度である「つみたてNISA」、「iDeCo」を利用していない人が7割以上、また、今後も利用しようと思っていない人が7割以上という結果になりました。

お金の知識を増やそうと思えば書籍しかなかった一昔前と違って、今はSNSやYouTubeなど、様々な媒体を通じて楽しく学べます。事実、制度に加入している割合を年代別で見てみると、20代は33.3%、30代は37.5%、40代は19.4%、50代は20.8%、60代以上は8.3%という結果で、デジタルネイティブな世代の制度加入が目立ちます。

一方で、40代以上の加入率はより低く、その理由として「どの商品を購入してよいかわからない」と答えた割合が、他のどの回答よりも大きかったのが特徴的でした。

投資に関して正しい知識が得られる機会が増えれば、上記のような理由で将来の資産形成の機会を逃す人は減ります。私たちベター・プレイスは、働き盛り世代が、働く職場経由での投資知識の普及や、年金のDX化によって、誰もが取り残されることなく金融サービスの恩恵を受けられるよう、一層力を尽くしてまいります。

  • 調査概要

実施期間:2023年4月11日~2023年4月12日

調査主体:株式会社ベター・プレイス

調査対象:20才~79才の男女

対象エリア:全国

調査方法:インターネット調査

回答件数:357名

※本調査結果の二次利用は「出典元:ベター・プレイス調べ」を記載いただきご使用ください。使用許可の確認は不要です。

  • 「はぐくみ基金」について

現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、特に保育・介護・医療業界においては慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代のお金の不安の第一位は「老後資金」*²となっています。

私たちは、保育や介護、医療など、人々の生命と社会生活を支える人たちと、業界を支えるため、企業にも労働者にもメリットがある新しい企業年金「はぐくみ基金」を設立しています。

「はぐくみ基金」は経営者や役員も加入可能な企業年金基金で、事業主側は元手なしで退職金制度を構築できます。退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化している福祉業界において、人材定着をはかるための福利厚生の1つとしてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。現在、加入事業所のうち73%が医療・福祉関係となっておりますが、他業界の法人様もご加入いただけます。

サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/

(出所)

*¹ 厚生労働省 平成 30 年若年者雇用実態調査の概況

  https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf

*² QUICK資産運用研究所「個人の資産形成に関する意識調査」2019年11月

  https://moneyworld.jp/news/05_00021338_news

                            

  • 株式会社ベター・プレイス

私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念のもと、人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。保育や介護、医療など、人々の生命と社会生活を支える人たちの資産形成や福利厚生を支援するための「はぐくみ基金」サービスのほか、福祉業界向けITシステムの開発など、エッセンシャルワーカーのためのさまざまなサービスを展開しています。また、DXにより企業年金手続きを刷新し、労使ともに手続きにかかる手間を大幅に削減できるプラットフォームの提供により、初心者の方でも手軽に老後の資産形成ができるような取り組みを行っています。

<主なサービス>

「福祉はぐくみ企業年金基金」退職金制度導入設計・サポート

企業型確定拠出年金導入設計・サポート

福祉業界向けITシステム開発:シフト勤務表自動作成システム「Work/Life」

<会社概要>

会社名:株式会社ベター・プレイス

所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F

代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹

設立: 2011年10月17日

URL: https://bpcom.jp/

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