カーブジェン、第97回日本感染症学会総会・学術講演会にて共同研究「血液培養陽性検体のグラム染色所見を用いた菌種推定画像AIの研究開発」を発表

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カーブジェン株式会社(代表取締役:中島正和、本社:東京都渋谷区)は2023年4月28〜30日に開催される第97回日本感染症学会総会・学術講演会において、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、国立大学法人神戸大学ならびに当社による共同研究内容を一般講演「血液培養陽性検体のグラム染色所見を用いた菌種推定画像AIの開発」にて、当社取締役宮塚功が発表することをお知らせいたします。

第97回日本感染症学会総会・学術講演会について

日時:2023年4月28日(金)~30日(日)

テーマ:集い・感染症学・化学療法学 新時代への挑戦 ~点から面へ~

大会HP:http://jaid97-jsc71.umin.jp/

開催形式:ハイブリッド

会場:パシフィコ横浜ノース〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

(オンデマンド配信期間      :2023年5月22日(月曜日)~6月4日(日曜日))

当社登壇テーマについて

セッション名:一般演題(口演)/オンデマンド配信

演題番号:O-148

演題:血液培養陽性検体のグラム染色所見を用いた菌種推定画像AIの開発

登壇者:宮塚功

概要:

細菌感染症の診断方法は、核酸検出法や質量分析などが導入され、 飛躍的にTurnaround timeが短縮されてきた。一方で、古典的なグラム染色による菌種の推定も汎用性、迅速性、 コスト面での優位性がある 。

しかし、グラム染色の判読能力には経験によって差があり、経験の少ない初期研修医や感染症を専門としない医師や微生物検査の従事経験のない臨床検査技師には敬遠される傾向にある 。

そこで、グラム染色画像を機械学習にて判別できる、臨床現場での導入ハードルが低いスマートフォンアプリケーション開発を行うため、本研究開発を実施した。

本研究の実施方法としては、国立国際医療研究センター、神戸大学附属病院に存在していた同定菌種と紐づい たグラム染色プレパラートおよび画像匿名化済レジストリを利用し、画像AIが予測する菌種分類と正解ラベルとの一致について検討した。

本演題で発表した研究は、日本医療研究開発機構(AMED)医療機器開発推進研究事業 の支援を受けて行われました。

当社ブースについて

展示会場(G314+G315)No21にて展示

カーブジェン株式会社について

バイオロジーとデジタル技術の融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。

・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号

・代表者:中島正和

・URL:https://carbgem.com/jp/

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