イトーキ、マイクロソフト社の「Signature Teams Rooms」体験を様々な会議室で実現する『Panora(パノラ)』を開発

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株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:湊 宏司)は、マイクロソフト社が提供する、すべての参加者がより自然にストレスなく高臨場感を体験できる会議室ソリューション「Signature Microsoft Teams Rooms」を実現するWeb会議テーブル『Panora(パノラ)』を開発したことをお知らせします。本製品は2023年夏頃の発売を目指し、更なる開発を進めてまいります。なお本製品は、2023年4月26日 (水)~28日(金)に開催されるドイツ発・アジア最大級のオフィス家具見本市「オルガテック東京2023」に出展します。

 

■背景
ハイブリッドワークが主流となった現在、会議室も従来の対面会議から「Web会議」を行う場へと変化し、新しいコミュニケーションを実現する空間機能が求められています。一方で、ハイブリッド環境下では、リモート側にとってオフィス側で誰が話しているか分かりづらいことや、声が聞き取りづらいなどの問題があり、結果として双方の温度差や一体感不足が生じているのが実情です。
このような職場環境の変化を受け、イトーキでは、マイクロソフト社のSignature Teams Roomsのガイドラインに基づき、当社の人間工学的な知見やスマートオフィス商品開発のノウハウを掛け合わせることで、オンラインとリアルをシームレスにつなぎ、だれもが平等で、より快適かつ創造的なハイブリッドミーティングエクスペリエンスを可能にする会議室を実現します。

 ■主な特徴
①対面のような臨場感

半円状のテーブルとSignature Teams Roomsの推奨レイアウト「Front row」の融合により、会議室にいる参加者の目の高さに合わせてリモート参加者が表示され、対面のような臨場感を生み出します。本テーブルを使用することで広角カメラの視野角に参加者全員が入り、マイクと話者の距離を一定に保つことで、適切な声の音量を保つことが可能です。リモート側は会議室側との一体感を感じられ、会議室側はリモート側を常に意識できる設計となっています。

②多様な会議スペースや会議スタイルにフィット

小規模から中規模まで、様々な広さの会議室でお使いいただける6名用と4名用をご用意しています。脳の働きを活性化し創造的で効率的な会議が進むとされるスタンディング式と従来型の着座式からお選びいただけます。

③機材設置を考慮したデザイン

システム機材やユーザー操作端末・接続端子を収納し、必要なものだけを手元に置くことができます。配線や機材で雑多になりがちな空間をスマートに保つことが可能です。

■製品概要
製品名:Panora(パノラ)
仕 様:6人用High ※「ITOKI TOKYO XORK」設置予定
    6人用Low
    4人用High ※「オルガテック東京2023」展示モデル
    4人用Low

■Signature Microsoft Teams Roomsとは
Microsoft Teams Rooms は、「誰一人取り残さない」会議をモットーに、すべての参加者のことを考えたインクルーシブな会議エクスペリエンスを実現すべく、考え抜いて設計された会議室ソリューションです。オープンスペースから小・中・大会議室まで、様々な部屋を使いやすくインクルーシブな会議スペースに変え、あらゆる会議ニーズに柔軟に対応します。Signature Microsoft Teams Roomsは、Teams Rooms を用いて、ハイブリッドミーティングにおけるすべての参加者の包括性とコラボレーションを高めるために設計された会議スペースソリューションです。ディスプレイ、カメラ、オーディオデバイス、テーブル等の機器や家具を配置し、会議室内の参加者とリモート参加者が互いに向き合ってやり取りできる環境を実現します。

 ■日本マイクロソフト株式会社 モダンワークビジネス本部 本部長 山崎 善寛 様からのコメント
Web会議が普及する中で、リモートからでも、会議室からであっても、場所に関わらず誰も取り残さない会議を実現するMicrosoft Teams Roomsです。そのTeams Roomsを最大限に活用し、より自然にストレスなく会議を行うことができるよう設計された空間がSignature Microsoft Teams Roomsです。リモート参加者と会議室からの参加者の目線を合わせ、コメントや反応も見逃さず会議の生産性を高めます。この度、イトーキ様にオフィスのデザイン性や配線も考慮しながら会議の生産性を高めることができるPanoraを開発いただいたことで、日本のお客様のハイブリッドワークの普及が更に加速していくことを期待しています。

 【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。
コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、オフィスワーカーが”集合して働く”環境づくりのための製品・サービスのほか、在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの”分散して働く”環境を支える商品、さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。

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