アーサー・ディ・リトル、送配電事業者向けオンラインセミナーを日経BP 総合研究所と共催

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アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社は、2023年4月20日(木)に日経BP 総合研究所が主催するオンラインセミナー「変わる送配電事業、最新動向を徹底解説」を共催します。同セミナーは三つの講演とパネルディスカッションで構成し、ADLプリンシパルの松尾直紀及び、宇野暁紀の両氏が登壇いたします。
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、マネージングパートナー・日本代表:原田 裕介、以下「ADL」)は、2023年4月20日(木)に日経BP 総合研究所が主催するオンラインセミナー「変わる送配電事業、最新動向を徹底解説」を共催すると共に、ADLプリンシパルの松尾直紀及び、宇野暁紀の両氏が登壇することを発表いたします。

本セミナーは、三つの講演とパネルディスカッションで構成します。最初に、「再生可能エネルギー大量導入とレジリエンス確保を目指した地域マイクログリッドとその解析技術」について、環境エネルギー技術研究所代表取締役で早稲田大学名誉教授である横山隆一氏に解説頂きます。

カーボンニュートラルの実現に向け、2050年に電力需要の60%以上を再生可能エネルギーで賄う必要性があることに加え、多発する自然災害時においてエネルギー供給を確保できる新たな社会インフラが求められる状況下での解決策として期待される地域マイクログリッドとその面的展開において、地域マイクログリッドの特徴と一般送配電事業者との協議において必要となる解析技術を取り上げます。

送配電事業では、2023年度から新しい託送料金制度「レベニューキャップ制度」が導入されます。このレベニューキャップ制度は、政府が一般送配電事業者に対して「収入上限」を設け、その上限の範囲内で託送料金を設定するものです。2番目の講演では「レベニューキャップ制度に係る海外事業者の施策/結果を踏まえた国内事業基盤強化の在り方」をテーマとし、先行する海外送配電事業者がどのようにレベニューキャップ制度に対応し、どのような変革を成し遂げたかについて理想的な施策だけでなく、現実の結果を見ながら日本のレベニューキャップ制度における対応事項についてADLプリンシパルの松尾直紀が解説します。

さらに、送電領域において、機能分化を前提とした広域化・高度化する送電プラットフォームを志向する一方、配電領域においては、インフラデータを基盤とする新たな電力ビジネスや、他産業への拡がりを見据えた分散化・多層化する配電プラットフォームを目指しており、送電領域と配電領域で異なる潮流が見えます。3番目の講演では、「送配電事業者としての新たな価値創造の戦略方向性」と題し、先行する海外送配電事業者の新規事業領域のトレンドも踏まえ、国内送配電事業者の取るべき戦略の方向性をADLプリンシパルの宇野暁紀が講演します。

最後に、日経BP 日経エネルギーNext編集長 山根小雪氏をモデレーターとし、横山氏、松尾を交えたパネルディスカッション「変革期にある送配電事業、その先の成長を考える」で、送配電事業者が抱える課題の本質整理を通して、送配電事業者の将来を探ります。

<<オンラインセミナー「変わる送配電事業、最新動向を徹底解説」開催概要>>
開催日時:            2023年4月20日(木)14:00〜16:30(予定)
開催形式:            オンライン
参加費:                無料(事前登録制)
セミナープログラム:
【基調講演】
再生可能エネルギー大量導入とレジリエンス確保を目指した地域マイクログリッドとその解析技術
環境エネルギー技術研究所 代表取締役/早稲田大学名誉教授 横山 隆一氏

【セミナー登壇】
レベニューキャップ制度に係る海外事業者の施策/結果を踏まえた国内事業基盤強化の在り方
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル 松尾 直紀

送配電事業者としての新たな価値創造の戦略方向性
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル 宇野 暁紀

【パネルディスカッション】
変革期にある送配電事業、その先の成長を考える
環境エネルギー技術研究所 代表取締役/早稲田大学名誉教授 横山 隆一氏
アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル 松尾 直紀
日経BP 日経エネルギーNext編集長 山根 小雪氏(モデレーター)

主催:                   日経BP 総合研究所
共催:                   アーサー・ディ・リトル・ジャパン
協力:                   日経エネルギーNext、メガソーラービジネス
URL:         https://events.nikkeibp.co.jp/event/2023/nxt0420ele/ 

 

■ 「変わる送配電事業、最新動向を徹底解説」ADL登壇コンサルタント紹介
松尾 直紀(アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル)
所属:ENUT/Operation Strategy & Transformationプラクティス
(略歴)
IT系、会計系コンサルティングファームを経てADLに参画。
ENUT/Operation Strategy & Transformationプラクティスのコアメンバー。
中期経営計画、新規事業開発、組織変革、ケイパビリティ分析、業務プロセス設計、IT PMOなど、経営から実行領域までを一連に支援。また、AI、ブロックチェーン、RPA、IoTなどの様々なデジタル領域に関与し、戦略策定からPoCまでの支援をリード。近年は電力業界に対する支援をコアとしながらもIT・通信といった他産業との交点を結び付け、新たな事業変革を生み出していくような案件に従事。

宇野 暁紀(アーサー・ディ・リトル・ジャパン プリンシパル)
所属:ENUT/Operation Strategy & Transformationプラクティス
(略歴)
日系・外資系コンサルティングファームを経てADLに参画。
ENUT/Operation Strategy & Transformationプラクティスのコアメンバー。
全社中期経営計画策定、事業戦略策定、M&Aアドバイザリー、組織・業務改革、デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略策定など、戦略立案から実行支援までを一貫して支援。
近年は、エネルギー・建設・素材・商社などを中心に、産業全体の変革を見据えた戦略策定に従事。

<<「アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社」について>>
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社は、1886年にマサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって設立され、ベルギー・ブリュッセルの本社に加えたヨーロッパ21拠点、アメリカ4拠点、南米3拠点、中東4拠点、アジア・オセアニア12拠点を構える世界最古の戦略コンサルティングファーム、アーサー・ディ・リトルの日本法人です。アーサー・ディ・リトルでは、600万人以上のイノベーター、起業家、技術者、学者とのネットワーク、知識、知見を活かし、自動車、金融、ヘルスケア・ライフサイエンス、エネルギー、化学、テレコム、IT、製造業、建設業、消費・流通業、運輸・旅行業、公共サービスに対して創造性と実効性を伴うオープンコンサルティングを提供しています。

会社名:                                       アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
日本代表:             原田 裕介
本社所在地:                                  東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター36階
URL:                                           https://www.adlittle.com/jp-ja

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