高野山エリアにおいてデジタルきっぷを活用した実証実験を実施!~観光地での一定額以上の消費でデジタルきっぷをプレゼント、新たな集客施策へ~

この記事は約4分で読めます。
 南海電気鉄道株式会社(代表取締役社長:遠北 光彦(あちきたてるひこ)、以下「南海電鉄」)とWED株式会社(代表取締役社長:山内 奏人(やまうちそうと)、以下「WED」)、一般社団法人関西イノベーションセンター(代表理事:林 安秀(はやしやすひで)、以下「当社団」)は、観光地において一定額以上の消費で復路の乗車券を提供することにより観光客の消費促進や観光地の活性化、新たなビジネスモデルの創出を目指した実証実験を実施しております。なお、この取り組みは関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点「MUIC Kansai(以下 「MUIC」)」の課題解決プログラムにて実施します。
 

  • 背景・目的

 これまで観光地の施設や店舗は独自のクーポン発行や割引キャンペーンを集客施策の一つとしていましたが、今般の実証実験にて鉄道切符をQRコードを利用した乗車券(以下「デジタルきっぷ」)に代替し、観光地での消費額次第で、観光客の移動料金を負担する新たな集客施策を生み出す取り組みを進めることといたしました。
 観光地での消費に焦点を当てたこの取り組みにより、今後は国内観光客のみならず、地元スーパーや家電量販店など日常の生活シーンにおける地域住民やインバウンド向けへの貢献も視野に活動してまいります。
 

  • 実証実験内容

■内容:
1.WEDのレシート買取アプリ「ONEアプリ」と連携し、なんば駅・新今宮駅・天下茶屋駅のいずれかの駅から高野山駅までの往路のデジタルきっぷが実質無料になるキャンペーンを実施(キャンペーンの参加者募集は終了しております)。
3.本実証実験の体験者を先着で募集し、体験者はONEアプリ上の往路のデジタルきっぷを利用して高野山駅に向かいます。
3.高野山エリア内での拝観・飲食・お土産購入等の目標利用金額/人を設定し、レシートをONEアプリにて読み取り実施。
4.目標利用金額以上の消費をした体験者には、復路のデジタルきっぷが実質無料で提供される仕組みを構築し、体験者の方は観光客の移動料金負担無しで観光を楽しむことができます。
※目標利用金額未達の場合は、復路のデジタルきっぷは提供されません。
■日程:2023年3月21日~4月20日
■実証実験イメージ図

 3社は今般の実証実験での取り組みによって、観光客にとって鉄道切符が実質無料になることが観光施設・店舗のクーポンなどと比較してインパクトが大きいのか検証し、観光地への新たな集客施策に繋げていくとともに、デジタルと融合した観光施策とのシナジー効果も模索してまいります。
※「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。

 

  • ご参考:各社概要

【WEDについて】
会社名:WED株式会社
代表者:山内 奏人(やまうち そうと)
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目12番8号 SSUビル101
設立:2016年5月
URL:https://wed.company/

【南海電鉄について】
会社名:南海電気鉄道株式会社
代表者:遠北 光彦(あちきた てるひこ)
所在地:大阪市浪速区敷津東二丁目1番41号
設立:1925年3月
URL:https://www.nankai.co.jp/company.html

【関西イノベーションセンターについて】
会社名:一般社団法人関西イノベーションセンター
代表者:林 安秀(はやし やすひで)
所在地:大阪府大阪市中央区伏見町3丁目6番3号
設立:2020年3月
URL:https://www.muic-kansai.jp/

(本件に関するお問い合わせ)
MUIC Kansai 問い合わせフォームよりお願いいたします
URL:https://www.muic-kansai.jp/contact/

タイトルとURLをコピーしました