令和4年度文化庁事業「博物館における新たな資金調達手法、ファンドレイジング実証現場からの学び」

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寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指す、認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会(以下、「当協会」)は、令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」について、事業成果報告会を開催いたします。
報告会では、本事業のテーマである「寄付や遺贈等による博物館の経営に資する資源の調達」の促進、強化に向け、実証事業にご協力いただいた2館に、「自館初のクラウドファンディング実施」、また今後の本格的な遺贈寄附の受け入れを見据えた「遺贈寄附の受け入れ体制の整備」など、自館にとって初めての取り組みから見えてきた課題や得られた成果、今後に向けた展望などを発表いただき、調査研究の結果報告と併せて、国内の博物館や設置主体・運営主体のご担当者様と共有いたします。

事業の背景と内容について
令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」は、当協会が、文化庁からの委託を受け、博物館経営に資する資源の調達に係る実証事業等を調査研究することで、我が国の博物館における持続的な経営基盤強化を図るための事業モデルについて検討するとともに、「寄付や遺贈等による博物館の経営に資する資源の調達」への取り組みを促進、強化し、広く展開することで社会実装化を進めるための施策の提案を行う事業です。

昨年8月18日、19日の2日間に渡り、研修会「博物館向けファンドレイジング連続セミナー」と「実証事業説明会」を開催し、実証事業にご協力してくださる博物館を募集いたしました。
その結果、多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)、博物館 明治村の2館にご協力をいただけることとなりました。また、調査研究者兼アドバイザーとして、パルテノン多摩には鎌倉 幸子氏(かまくらさちこ株式会社/認定ファンドレイザー)、青山 織衣氏(認定ファンドレイザー)、博物館 明治村には齋藤 弘道氏(遺贈寄附推進機構株式会社/認定ファンドレイザー)の参画の下、9月から3月にかけて両館において各々、「寄付や遺贈等による博物館の経営に資する資源の調達」の促進、強化をテーマに、実証事業および調査研究を行なってまいりました。

成果報告会
日時:2023年3月27日(月)15:00~17:00(14:55入室開始)    
開催方法:オンライン配信(Zoomウェビナー形式)
言語:日本語
参加費:無料(要事前申し込み)
定員:200名(先着順として、定員になり次第、締め切ります)
申込サイト:https://business.form-mailer.jp/fms/94525566195693
申込期限:3月26日(日)18:00
対象:
・博物館職員及び関係者、博物館の設置主体・運営主体の職員及び関係者
・上記のほか、博物館におけるファンドレイジングにご関心のある方
※後日、文化庁YouTubeチャンネル上で、アーカイブ動画をご視聴いただけます。

プログラム
実証事業成果報告(1)【多摩市立複合文化施設(パルテノン多摩)】
自館初のクラウドファンディング実施について
橋場 万里子(パルテノン多摩共同事業体(公益財団法人多摩市文化振興財団)学芸員)

 

実証事業成果報告(2)【博物館 明治村】
遺贈寄附の受け入れ体制の整備について
三好 学(名古屋鉄道 文化事業担当課長/公益財団法人明治村 事務局長)

パネルトーク

橋場 万里子(パルテノン多摩共同事業体(公益財団法人多摩市文化振興財団)学芸員)
三好 学(名古屋鉄道 文化事業担当課長/公益財団法人明治村 事務局長)
青山 織衣(認定ファンドレイザー)
齋藤 弘道(遺贈寄附推進機構株式会社 代表取締役/認定ファンドレイザー)
ファシリテーター:浅井 美絵(日本ファンドレイジング協会 プロジェクトリーダー)

全体司会進行:鎌倉 幸子(かまくらさちこ株式会社 代表取締役/認定ファンドレイザー)

※プログラムは予告なく変更することがあります。

【本件に関するお問合せ先】
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
担当:浅井 美絵(プロジェクトリーダー)・千田 領一郎(ディレクター)
電話:03-6809-2590   メールアドレス:jfra@jfra.jp

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