新型コロナウイルス感染症の影響で、スクールに通うことが一般的な受講スタイルであった習い事の環境も大きく変化しています。CCCマーケティング総合研究所では、生活者の習い事の経験状況や習い事に対する意識を把握するため、20歳~79歳のT会員男女を対象に調査を行いました。
なお、本調査での「習い事」とは「料金を支払って受講するともの」とし、オンライン講座・アプリでのコンテンツ提供講座・通信教育やセミナーやワークショップなど1回だけ開かれる講座も含むとしています。
- <調査結果概要>
●この1年の習い事の経験率は36.7%
●運動系の習い事が人気。英語・英会話、ビジネス・キャリアアップ講座、料理などが続く
●運動系や音楽系は対面、学習系はオンラインや通信講座で受講
●料理に関わる習い事は、対面式のほか通信講座やオンライン通信講座でも受講
- 大人の習い事は運動系が人気。学習系や料理が続く
この1年(2022年1月~2023年1月頃)の習い事の経験率は36.7%となりました。
この1年で習い事を経験した方を対象に体験した習いごとの種類を見ていくと、「フィットネス、筋トレ」(24.7%)、「スポーツ(ゴルフ、テニス、柔道など)」(23.8%)が高く、「ヨガ・ピラティス」(14.4%)が続き、運動系が上位となりました。次に「英語・英会話」「ビジネス・キャリアアップ講座」といった学習系の習い事、「料理・食べ物・飲み物(調理、栄養学など)」となっています。
- 運動系や音楽系は対面、学習系はオンラインや通信講座で受講
受講形式を習い事別に見ていくと、対面式が多いものは、「フィットネス、筋トレ」「スポーツ(ゴルフ、テニス、柔道など)」「ヨガ・ピラティス」の運動系と「楽器(ピアノ、ギター、和太鼓など)」でした。「英語・英会話」「ビジネス・キャリアアップ講座」「IT系(パソコン・プログラミングなど)」では対面式が比較的低く、オンライン講座、オンライン通信講座、通信講座での受講が多くなっています。「料理・食べ物・飲み物(調理、栄養学など)」については、「対面式」を半数以上が回答しているものの、通信講座が26.3%、オンライン通信講座が19.3%など対面式以外で受講している方も多く見られました。
「大人の学び・習い事に関する調査」では、「スクールや学習サービスを選択する際の重視点」なども聴取しています。詳細は下記のコラムをご覧ください。
- 本調査詳細データのご案内
CCCマーケティング総研では、本調査の詳細をご紹介するコラムをホームページで公開しています。また、集計表を販売しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。
【https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-69】
- 調査データ概要
大人の学び・習い事に関する調査(2023年1月)
調査地域 :全国
調査対象者:男女20~79歳のT会員
有効回答数:2,438サンプル
調査期間 :2023年1月26日(木)~2023年2月1日(水)
実査機関 :CCCMKホールディングス株式会社
調査方法:インターネット調査(Tリサーチ)
- CCCマーケティング総合研究所の概要
名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、インサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、2020年に発足しました。
我々は『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。