(※ B1Fの13店舗は2022年9月オープン済み)
01 interview <1F> New Craftsmanship 【東京初】【SC初】
- HOSOO
圧倒的な歴史と技が生み出すHOSOOのアートテキスタイル
1688年 京都・西陣に織屋として創業以来、伝統工芸を守り続けている「細尾」。
2010年からは、海外プロモーションを展開し「細尾」から「HOSOO」として、京都にフラッグシップストアとショールームを展開。日本の伝統染織のすばらしさや、職人たちのものづくりのこころを人々に届けることを目指しています。
「HOSOO TOKYO」の出店に際し、「細尾」12代目である、細尾真孝さんは、「工芸品の魅力は、手間ひまをかけているため、経年劣化することなく、よい味がでてくることだと思います。今、世の中の流れは自然との共存やサスティナブルな世界へと進んでいます。バッグやインテリアなど、いいものを長く、お直ししながら使い続けていく体験から、たくさんの方にインスピレーションを与えたいですね」と話します。
京都・丹波の自社畑にて2022年12月4日に初収穫した「二ホンムラサキ二〇二二」にて、染め上げたシルクのパジャマもオープンに合わせて販売します。
また、オフィスビルから商業施設へ入る際の巨大なエントランスゲートには、「HOSOO」が独自開発した新素材「Nishijin Reflected」を用いた西陣織のアートピースが飾られ、デジタルアートと融合することで、繊細な織模様や色彩の変化でお客様を出迎えます。
細尾 真孝 ほそお まさたか
株式会社細尾 代表取締役社長
1688 年から続く西陣織老舗、細尾12 代目。
西陣織の技術を活用した革新的なテキスタイルを海外に向けて発信し、唯一無二のアートテキスタイルとして、世界のトップメゾンから高い支持を受けている。
02 interview <1F> Luxury Fashion
- CFCL
グローバルビジネスを念頭に八重洲から世界へ日本のニットを発信
2020年クリエイティブディレクターの高橋悠介氏が立ち上げた「CFCL」。ブランド名は「Clothing For Contemporary Life(現代生活のための衣服)」の頭文字が由来で、今を生きる人々の道具としての衣服という視点から、すべてニットでデザインされています。日常生活からハレの日まで対応し、簡単にホームケアができるうえ、ファッション業界の課題として話題に上ることが多い大量廃棄などの問題にも配慮した、今の時代に即したブランドです。
そのコンセプトストア「CFCL YAESU 」が「東京ミッドタウン八重洲」にオープン。八重洲というロケーションを踏まえ「CFCL」らしいアイコニックなアイテムを中心にラインナップして既存店との差別化を図ります「お客様をきちんとおもてなしできる場所が直営店。直営店でなければ表現できない世界観があり、顧客体験というものが確実に存在しています。
『CFCL YAESU』の存在は私たちのブランドにとって大きな意味があると思っています」と高橋さん。前職でパリコレクションに参加したときから日本のファッションのポテンシャルを感じていたと語り、「東京ミッドタウン八重洲」は「ブランドを立ち上げたときからグローバルに向けた展開をしていきたいという思いがあり、それに適した場所だと直感的に感じています」と続けます。
「CFCL」のプロダクトは、ニットの産地である新潟や福島、都内でつくっていて、すべてMade in Japan。さらに、コンピュータープログラミングニットの編み機は島精機製作所のもの、使用する糸は国内の化合繊メーカーのものが中心です。これらからも海外でも高く評価されている日本の優れたテクノロジーや品質を改めて感じることができます。
サイズは身長や好みに合わせて選べる3展開。これまでのようにカテゴリー分けしたターゲットに向けた商品ではないため、メンズ・レディース問わず、10代から80代、90代まで、世代を超えて同じニットを着ていただくことができます。「実際、キッズと合わせて、ご家族3世代で愛用してくださっているお客様もいらっしゃいます」と高橋さん。
今回は「CFCL YAESU」のオープンに合わせ、春らしいニットの装いが楽しめる、八重洲限定の桜色と若葉色のアイテムも登場します。
高橋 悠介 たかはし ゆうすけ
株式会社CFCL
CFCL 代表兼クリエイティブディレクター
2010年に株式会社三宅デザイン事務所に入社。
2013年から「ISSEY MIYAKE MEN」のデザイナーを務める。
2020年に株式会社CFCL を設立する。
【受賞歴】
2021年第39回毎日ファッション大賞 新人賞・資生堂奨励賞
2022年 FASHION PRIZE OF TOKYO 2022 受賞
03 interview <1F> Patisserie&Cafe 【新業態】
- EN VEDETTE
職人によるライブ感あるスイーツと一流のコラボが実現する贅沢な体験
清澄白河の人気パティスリー「EN VEDETTE(アンヴデット)」の新業態は、イートイン併設のカフェ・スイーツ店「EN VEDETTE LUXE」です。オーナーである森大祐シェフと、ショコラティエでもある柏原貴子シェフ、2人のパティシエがタッグを組み、食材はもちろん空間やパッケージにいたるまで、すべてに上質を追求します。「パティスリーの“ケーキ” とレストランで提供する“デザート” には違いがあります。お客様の目の前で、仕上げに柚子の皮をサッと削ってフレッシュな香り付けもできますし、自家製アイスを使ったパフェも提供できます」と森シェフ。しかも、店頭にパティシエが常駐することからパフェのカスタマイズが可能で、ライブ感のあるアレンジまで堪能できます。
新しい場所での挑戦に際し、「得意とするチョコレートは、味はもちろん、食感、口溶け、香りなど口にしたときにインパクトがあるものをつくり、世界中のお客様に届けたい」と柏原シェフ。ほかにも、カウンター横にはティータイムにぴったりなカヌレやスコーンなど本格焼き菓子が並びます。
コーヒーは「オールプレス・エスプレッソ」、紅茶は「TEA POND」、チョコレートは「ミニマル」との贅沢なコラボが実現。10席あるカフェスペースで、それぞれの職人が丹精込めてつくったものの良さをじっくりと味わうことができます。
森 大祐 もり だいすけ
オーナーシェフ
東京「ロイスダール」、「グランド ハイアット東京」に勤務後、28 歳で渡仏。
2016 年「EN VEDETTE」をオープン。
柏原 貴子 かしわばら たかこ
ショコラティエ、パティシエ
エコール・キュリネール国立卒業。
2016 年10 月に「EN VEDETTE」入社。
04 interview <3F> High Quality Restaurant 【東京発】【SC初】
- 千葉 たかおか
千葉食材の魅力を東京・八重洲から多くの方へ伝えたい
「東京ミッドタウン八重洲」の3F に移転オープンする「千葉たかおか」は、オーナーであり、寿司職人でもある高岡千春さんの千葉の食材への愛情が、真っすぐすぎてまぶしいほど。シャリにこだわるため、千葉県内に自ら水田を契約し、オリジナルで米の栽培を行っているほか、米を炊くための水は、千葉の湧き水を汲み上げにいくスタイルです。もちろん、調味料も日本酒も千葉県産です。
「生まれ育った地元千葉で、一人で独立し12年の間、店を構えさせていただいたうちにスタッフも増えました。そんな状況で、これから自分の元についてくれているスタッフが独立する際、東京で働く経験は大きいのかなという考えも生まれ、ゆくゆくは千葉に戻るという選択肢を念頭におきながら出店を決めたという感じですね」と出店経緯を話す高岡さん。
「自然豊かな千葉で育まれた食材はとても良質なものが多いのですが、あまり知られていないんですね。千葉の食材の魅力を、東京・八重洲からひとりでも多くの方に伝えられればいいなと思います」
「鮨たかおか」同様に「千葉たかおか」でも、素材から調味料に至るまで、とことん千葉県産にこだわります。
メニューはおまかせのみ(要予約)、6席のカウンターでお客様をお迎えします。
※完全予約制です。
高岡 千春 たかおか ちはる
千葉県出身。銀座の寿司店で8 年の修業ののち、2012 年に「鮨たかおか」として独立を果たす。
千葉の豊かさを千葉の食材を通じて発信し続けている。2023 年3 月10 日、「千葉たかおか」として、東京ミッドタウン八重洲に移転オープン。
施設情報
東京ミッドタウン八重洲
●東京ミッドタウン八重洲オフィシャルサイト
https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/
「東京ミッドタウン八重洲」(所在:東京都中央区)は、三井不動産株式会社( 本社:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信) が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発を推進している大規模複合開発。商業施設57店舗のうち、地下1階の13店舗(2022年9月17 日先行オープン)に加えて、2023年3月10日に1 ~ 3 階の44 店舗がグランドオープン予定。