基本合意では、U・P 州の経済および観光の成長計画と併せて、商業的に実現可能なビジネスおよび観光地において、30のチェーン ホテルを開発及び既存の国営ホテル事業の取得を実施いたします。これには、約 1,300億円(10億USドル×130円)の全体的な投資支出と、約 10,000 人の雇用が見込まれております。
2021年7月にU・P 州 ヴァラナシ市において、日本政府の無償資金協力により建設された「ヴァラナシ国際協力・コンベンションセンター」の完成式典が行われ、その完成式典には、モディ首相らが出席、日本側からは菅総理がビデオメッセージを寄せるなど、盛大に完成が祝われました。同コンベンションセンターは、インド国並びにU・P 州との友好の証とされています。
同州は、インドを5兆USドル(630兆円)の経済大国に成長させるという、モディ首相のビジョンに基づき、経済サミットを開催し1兆USドル(130兆円)の経済州とすることを目標に様々な規制緩和策・税金の優遇策を盛り込んだ、世界から同州へのビジネス参入のプラットホームを提供するとしています。
日本はサミットのパートナー国として在日本大使館や日系企業の代表者らが参加し、世界80か国に及ぶ政財界のリーダーや大手投資家が1万人も参加した今回の経済サミットでは、インドの経済力世界5位の地位を3位にするべく、モディ首相が自ら幅広い分野における数々の魅力をアピールし、インド外務省なども国を挙げて20のセクターに区分された投資分野について、情報発信を行いました。
このサミットに先立っては、2022年12月6日、東京において、日本におけるインドへの投資機会に関する商談会が開催されました。これは、CII(インド産業連盟)がインド大使館およびJETRO(日本貿易振興機構)と協力して実施され、2022年3月にニューデリーで行われた岸田首相とインドのナレンドラ・モディ首相との会談後のフォローアップビジネス会議でした。
HMIホテルグループでは、今後、同国の経済発展に伴い、低所得者層から中間層が増加するだけでなく、国内のみならず世界中から、ビジネスや観光を求めて人流が増加するものと考えております。 とりわけUP州はすでに、アグラ、ヴァラナシ、アヨディヤなどの重要な世界的観光地に恵まれており、空港、道路、その他のインフラの成長と、20を超えるセクターにわたる経済開発計画により、 UP州 へのビジネスと観光の流れが大幅に強化される見通しから、これらの場所でラグジュアリーホテルを含むアップスケールホテルを計画することで、ホテルの本質的なニーズをサポートし、同州の成長の一部になる事を企図しております。
【 ウッタル・プラデーシュ(UP)州の概要 】
インド共和国の州の一つ。インド北部に位置し、州の中でもっとも人口が多く、インドで4番目に大きな州です。州都はラクナウで、高等裁判所はイラーハーバードに置かれています。人口は約2億6千万人、日本との時差は▲3.5時間。インドの気候は、乾季(10~3月)、暑季(4~6月)、雨季(6~9月)の3つの季節があります。
同州では、インド最大の鉄道網と世界最大規模マノハル国際空港(利用者数2億5千万人規模)をはじめとする5つの国際空港を含む10の空港を持ち、高速道路を含むインフラの整備が加速しています。
また、多くの仏教遺跡にも恵まれた観光資源を持ち、観光ビジネスへの期待も大きなものとなっています。
-日本でも有名なUP州の主な観光地-
●ガンジス川/インドを象徴する聖なる河
●タージ・マハル/白い大理石でできた霊廟(世界遺産)
●ファテーブル・シークリー/14年で放棄された幻の都(世界遺産)
●アーグラ城塞/ムガル帝国時代の城塞(世界遺産)など
【 HMIホテルグループの概要 】
HMIホテルグループは、日本の26都道府県で60のホテルを所有および管理しています。 HMI ホテル グループは、フルサービスからビジネス ホテルに至るまでのホテルとリゾートを擁し、年間1,370 万人以上のお客様にサービスを提供しており、そのブランドには、ホテルクラウンパレス、リザンシーパークホテル、グリーンパークホテル、つま恋リゾート彩の郷、ホテルパールシティ、クレストンホテル、旅館、ホテルウェルネスのブランド展開を進めています。
ホテルマネージメントインターナショナル株式会社
住所 東京都中央区日本橋小網町6-1山万ビル10階
設立1998年(平成10年)10月1日(創業1966年12月)
資本金 1億円
従業員 3,326名(2021年4月現在)
https://www.hmi.co.jp/